生命のタネ? ソマチットの奇妙なふるまい

 

このテーマ、あべ辞任などでちょっとごぶさたしてましたが、とても興味深い話なので、続きを記してみたいと思います。

 

ガストン・ネサンという天才学者が、ヒトの血液中に発見した超微小生命体ソマチットが驚異的な免疫賦活能力を持ち、末期ガン患者の七割を完治させた。そこでいま流行中の新型コロナにも効くのではないかという話を前回は致しました。

 

ソマチットの特徴はその不死性にあります。高温、低温、高圧、放射線、あらゆる薬品にさらされても生き延びる。どうやって生き延びるか。その秘密はソマチットの奇妙なふるまいにあるようなのです。どんなふるまいなのか。

 

厳しい環境になると変身する。およそ16の変身形態を持っていて自分の身を守るのです。この変身形態は詳しく公表されていて、Wikipediaなどで分かるので、ぜひ検索してみてください。結構難解ですけど。つづめて言えば、我々人間を含めてあらゆる生命体が生きやすい環境(常温、常圧)がお気に入りのようなのです。

 

われわれ人間の生命活動は、すべて常温、常圧下で行われますが、それを可能にしているのは、どうやらソマチットのようなのですね。細胞内には遺伝子があって、その働きで我々は生きている。また細胞内にはミトコンドリアという細胞内細胞のような存在があって、ここでエネルギーが作られている。だがこれらの働きもソマチットの存在なしにはかなわない。こういう話は今の医学界では認められてませんが、たぶんこっちのほうが真実だと私には思えます。

 

なぜそんな突拍子もない考えに至ったかというと、ソマチットには意思があることを知ったからです。意思か意志かはわからないけれど、そのふるまいから察するに、ソマチットが最もよくその免疫賦活能力を発揮するには、私たちが健全な思考をしている時だからです。生きてればストレスから逃れられないが、受け止め方が肯定的か否定的かでソマチットのふるまいは違ってくるみたい。もし免疫力を高めたければ、何事もすべからく肯定的に受け止めることです。

 

いろんな自己啓発本が「プラス思考」をすすめています。宗教が「信じなさい」というのも同じですね。さもなくばのんきにしていて余計な心配はしない、あるいは「どうでもいいや」と明るく開き直る、あるいは好きなことに熱中する、寛容になって怒るのやめて笑って過ごす。まあ何でもいいけど、常に自分の心を心地よい状態に置くように努める。そうすると免疫力が驚異的に高まる。ソマチットはひょっとすると、この地球上のあらゆる生命体のタネのようなものではないか。そんな気がしてなりません(この項続く)