明日に備えて、原田郁子さんの『ピアノ』を久々に聴きなおしているのです。
これはとてもとてもよいアルバム。
アルバムジャケットもすごくスキでかわいらしい。
「たのしそう かなしそう」の出だしからの軽やかで、音を楽しんでいる感じに引き込まれてしまいます。詩も最高。ドキドキしてしまう曲。
この時期のこの曲はたまりません。
「かじき釣り」なんかの微笑ましさもよい。
釣ったのか釣られたのか、どっちでもよいのです。
楽しいかどうか、ですから。とか思います。
さらに「なみだとほほえむ」。
これは会場で聴いたら泣く。YOUTUBEでもやばい。
まさにその詩のように。
「なみだ あふれでた
ふいに あふれでた
なにに ないたのか わからず あふれでた
そとへ こぼれでた
つるるるるるるる こぼれでた
どんな きもちかは いえずに こぼれでた
あぁ きみが ほほえむ
あぁ ぼくも ほほえむ
こえは ひびく こころに ひびく
みみを かたむけて
ただ みみを かたむけて」
「流れ星」も詩の世界がステキすぎます。
「おだやかな暮らし」に通ずる圧倒的にピースフルな世界。ニュースは見すぎちゃいけません。世界に思いをはせるのと同じように目の前に思いを注ぐことも大切だと感じさせられます。
昔のアルバムなのに新鮮。
「ケモノと魔法」はどこにいったのか、見つかりません。昔、見た気がするのだけれど。
そうそう、とくに理由はないのですが、しいて言うなら開拓するモチベーションがわいてないってことかなぁ、そんなこんなでここ最近は新しい音楽を探しには行けてません。
なので、これまでの音楽をていねいに聴いて、懐かしい思いやいまだから気づけた発見を楽しんでます。
その発見の先が新たな音楽にもつながっていけたらと思うのです。
ちなみにトリを務める原田郁子さんは18:50～。
日没は19:15。
想像してみただけでたまらなくなります。
「なみだとほほえむ」→「流れ星」のsunsetって、ねぇ。
あの音が夕暮れにとけるとかずるい。
さ、妄想世界を抜け出て、現実の企画書しあげよう。
この企画は実現させたいなぁ。よい形にまとめあげねば。