バンコクとソウルに行ってきた・・・ | 海外と仕事の感動の館

バンコクとソウルに行ってきた・・・

最近バンコクとソウルに行ってきた。
バンコクに到着した日はBike For Dad というイベントがあった。
検索すると情報はヒットするが国王生誕を祝うイベントとして
Bike For Momに引き続き行われた皇族を祝うイベント。
自転車で10万人(?)がバンコクでは走ったそうですが
世界中・タイ国内中で走って祝うイベントでした。
ちなみに東京でも葛西臨海公園、大阪では大川河川敷で行われたとの情報があるが
交通規制は行われなかったようだ。
バンコク中心部では29kmの走路圏内では大規模な交通規制と公共交通機関が止まり
午前9時から実質的に午後9時過ぎまで中心部は車の出入り、
公共交通機関での移動ができない状況だった。
私のような旅行者にとっては死活問題ではあるが旅行者に対しても
同じ措置が取られていた(事前アナウンスがされているので世界中で
知っているべきこととされているようだ・・・)。
バンコクだけではなくてその他の国でも交通規制がされた国があったようだが
日本の都心では交通規制が行われることはなかった。
バンコクではこの平日に行われるイベントではあったがビジネスは休むよう指示も出ていた。
ときどきバンコクには訪れるが初めて訪れたのは2003年。
12年で大きく変わったと思う。スワナプーム空港は当時無かったし、
今や地下鉄が開業しBTS(高架電車)が延長しBRTが走っている。
移動手段が限られていてタクシーに乗るのも危なくて一苦労・・・
ショッピングセンターも大きく変わって昔は今やだれでも知っている
Siam Paragon、Terminal 21、Emporiumなどもなかった。
タイ人は日本にビザ無し入国できるようになったが、所得増加が著しい。
バンコクの最低賃金を見ても2003年には1日169バーツ(600円弱)だったものから
徐々に上がってきて2011年1月には215バーツまで上がってきており、
2012年4月が大きな節目でバンコク都心は300バーツに一気に引き上げられた。
2013年1月にはタイ全土が300バーツになった。
大卒などの給与水準も倍程度に上がっている。
私は昔タイで仕事を探していたことがあったのだが(現地法人採用含め)、
昔は給与が低すぎてとても働く気にはならなかったのだが、
今の給与水準を見ると当時の倍近くになっていることに驚くことが度々ある。
・・・・・
そしてソウルを久しぶりに訪れた。
次々と開業した鉄道・・・
網の目のような鉄道路線は東京に近いものになり
今回は正直私もかなり困った・・・
街中を歩いていると日本以上に少子高齢化が進んでいることをかなり感じた。
若者が集う場所を除くととにかく高齢者だらけ。
経済も疲弊しているようで前と違っていたのはホームレスの多さ。
ソウル中心部の各駅構内は夕方を過ぎると至るところに
段ボールなどで寝泊まりする人が増える。
前にはなかなか見なかった物乞いもかなりいて10年で大きく変わったと感じた。
店先は以前は日本語のサインをよく見かけたものだが今や中国語のサインの方が多い。
10年前と比較すると安価な宿泊所が大量に増えたのも顕著・・・日本と同じような状況。
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一度訪れた場所をまた訪れると変化に驚く。
日本でも変わっていることは変わっている。
ただテンポは遅い気がするのと社会全体が大きく変わっているとはあまり思えない。
実は中国の上海なんかにいくと日本に近づいていると思う。
10年前は行くたびに違うことばっかりだったけど
ここ最近2~3年は何の変化もないというか。。。
ということもあって、中国経済の停滞というか景気が良くないというニュースを聞くと
妙に納得してしまう。