自画自賛の「最高のおもてなし」の行方 | 海外と仕事の感動の館

自画自賛の「最高のおもてなし」の行方

最近、とある誰もが知っている大手系列のホテル(場所は北海道)に宿泊したのだが、「最高のおもてなし」という垂れ幕や案内が客室にあるホテルだったのですが、非常灯は割れて壊れており、アイロンの貸出は無いと拒否され、ポットに入れるお湯は別の階にいかないと無い、電話は約30年前の機種、ラジオは1局しか入らず、Do Not Disturb/起こさないでくださいサインも客室に無い。盗難には気をつけてくださいというサインはあるのに金庫が客室に無い。本当にこれで大丈夫なのかと思うが、誰もが知っているホテルなんです。外国人も多くとまりに来る。最高のおもてなしと主張されても???な感じでした。
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おもてなしってサービスを提供する側が定義するものなの?っていつも思います。
それでもって「あなたのためにおもてなしがいいですとかおもてなしをしています」と言われても、
非常に押し付けがましく聞こえる。日本や自社がすばらしいというような本も客室で見かけたが、
例えば外資系でリッツ・カールトン・ホテルが自分達のおもてなしはすごいとか
自分達のホテルはすごいんだとか賞賛している本を客室に置くかと言うと
ほぼ100%置かないだろうと私は認識している。
それが私の価値観としても合う。
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いいかげんに日本の物・サービスの提供者側が「おもてなし」を主張するのは止めてもらいたい。
たいしたことしていれば別だけど、本当にそんなんで大丈夫?というのはよくある。