GW期間中に、結構いろいろ話題が飛び込んできました。「書けるもの」「書けないもの」いろいろありますが、まず、先に、この話題から...。

本日の福井は、「曇り空」です。こんな早くから「梅雨」でもあるまいし...。
でも、北陸では、「弁当忘れても、傘忘れるな」と言われるくらい、「雨」、それも「突然の雨」の多い地域です。冬には「雷」も多いです。しかし、そうは言っても、近年は、全国的に「ゲリラ雷雨」がとても多く、それも、特に「首都圏」で「多発」しますから、毎度のようにニュースにもなります。これも、「温暖化」の影響なのでしょう...多分。

私は、「究極の"雨"男」、または、「究極の"悪天候"男」(「恐怖の」、と言っても良いでしょう...)ですから、私が「外」へ出ると、確実に「降水確率」が「ハネ上がり」ます。晴れていても、「急」に雲が出てきて、陽が「かげ」ったり、今まで、濡れた跡すらないアスファルトが、あっという間に、雨に濡れて「黒く」なったり、と、そんなことは、「日常茶飯事」です。私が、出かけるのを「あきらめた」とき、または、どうしても「出かけられない」ときには、「晴れ」てくれやがります。必ずしも「毎回」ではありませんが、そうなる確率は、非常に「高い」です。実際、ブリュッセルの「グランプラス」にも、突然の雨を降らせて、みなさんに「迷惑」(?)をかけてしまいました。
「砂漠にだって降らせられるぞ!」と「豪語」しますが、「本当にできるかどうか」、は、やってみないと分かりません...。

まあ、そんな話はさておき、先週木曜日、4月28日に、「福井市民」、いや、「県民」待望の、と言っても良いかもしれません...。JR福井駅西口再開発ビル、「ハピリン」が、グランドオープンとなったのです....。(テンション低い?)

当日「行かなかった」ことは、すでにお話ししました。ここに挙げた映像は、私のものではありません。ですが、私が実際に行った2日月曜日(晴れでした)と、「足取り」が、「極めて」似ていますので、私に代わって、この方に案内していただきましょう。

この方は、先だって延伸開業した、福井鉄道の、いわゆる「ヒゲ線」の終点で降りられています(私は「未乗」です)。この奥の、JR福井駅方には、従来の、いわゆる「中央大通り」にあった、バスの「始発停留所」が、基本的に、ここへ「集約」されました(もっと昔には、「郊外線」「空港線他長距離バス」は、大名町の「繊協ビル」始発でした)。
その「後方」に見えるのが「ハピリン」です。
私自身は、「東横イン」の脇にある「駐輪場」に自転車を停めてきますので、「恐竜」の「動く模型」を見ながら、「ハピリン」へアクセスします。

東村市長がインタヴューを受けていますね。奥には、新しいファミリーマート「福井駅前店」が映っています。

3階は「ハピリンホール」で、ここより上は、「公共施設」です。5階にある、プラネタリウム(「セーレンプラネット」)は、地元企業「セーレン」によるもので、市の「自然史博物館」の「分館」の扱いです。このフロアは、「展望台」も兼ねますが、ご覧の通り、「駅の屋根」、もしくは、近くのホテルの最上階が見える程度です(ビルの高さは規制されています)。
駅を挟んだ向こう側には、先行して2007年に開業した、「東口」の再開発ビル「AOSSA(アオッサ)」が見えます。

2階に戻ると、福井市の観光物産館「福福館」です。福井市以外の「物産」に乏しいのはある程度は「やむを得ない」かもしれません...。
このフロアの「レストラン街」では、「バーガーキング」が人気のようです。駅前エリアでは、「マクドナルド」が撤退したので、「当然」と言えば「当然」かもしれません。

1階に降りると、老舗の土産物店「かがみや」や、コンビニ「ファミリーマート」があります。
「かがみや」さんは、先代(で良かったんでしたっけ?)の社長さん出演のテレビCMも「話題」となりましたが、「全国区」となった、「ピップエレキバン」の社長さんほどではありませんでした。
私は、過去に、「駅前エリア」に勤めていたことがあります。そのころの「知り合い」に聞いた話によると、新しい「ファミリーマート」は、駅弁屋の「番匠」さん(「かにめし」、有名ですね...)が経営しているそうです。

まあ、「地元企業」が「テナント」として入っている限り、「大丈夫かな」と思わなくもないですが、「アパレル」関連の出店が「立ち消え」となったり(先述の「知り合い」の話によります)、元々、「NHK福井放送局」が「移転」してくるという話も、過去にはありましたが、これも、実現せずに終わりました。現状では、店舗は、「土産物」関連しか「目立たない」という有様です。

私が、「駅前」に勤めていたのは、もう25年(!!)くらいも「前」の話となってしまいました。
当時の、あの「懐かしい」風景は、もうどこにもありません。
これだけの「資金」、そして、「犠牲」を払ったのですから、「失敗」だけはしてほしくありません。とは言うものの、「市民」の眼から見れば、これまでの「施策」に「100%満足」か、と問われれば、「YES」というわけにはいきません。

駅前の「特等地」なのに、高くそびえる、「高層階」は、「マンション」なのです...。
仮に、「イオンモール」みたいな「大店」が開業すれば、「西武」は「撤退」です。
「ホテル」も、「駅高架化」のときの「再開発」で、「乱立」気味です。
「紆余曲折」があったことは認めますが、「旅行者」としての「視点」から見ても、やっぱり、「大満足」というわけにはいきませんね...。
(daniel-b=フランス専門)