ジェフの金言 | A skater's soul ~髙橋大輔応援ブログ~

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フィギュアスケーターを愛してます。
中でも、別格なのは ”高橋大輔”

訳あってやっと「髙橋大輔独占密着inトロント&NY 完全版」見ることができました。

(って、実は契約変更で支払い自振→コンビニ払いに変わった・・に気付かず放置で通信止まってたってあーた顔に縦線


噂通りの素晴らしさ。

やっぱりそう思ってたんだね、というソフトぶっちゃけあり、

ほんとに正直でウソが付けないおとこ青首大根

カッコつけずに柔らかく話してくれる本音は、心に沁みました。


好きな英語のフレーズは??に

「Who cares?」(誰が気にするの?)

が出てくるようになっただけで、行った甲斐があったじゃん、と

後ろからぺしっっとしたい気分でした。

そもそも、NYが好き!と言える時点で、あたしのような保守的な人間からすると凄いですよ。

あそこは憧れて見学するところであって、刺激受けながら暮らすところじゃないです。


一見受け身(?)で穏やかな大ちゃんだけど、

芯の部分にはアスリート気質がちゃんとあって

実力主義で常識の枠なんて整ってない街は、実は水が合うんじゃないですかね。


アスリートとしてずっとスケートしてきたのにアスリートでなくなったから

どうスケートと向き合えばいいのか分からなくなった。

これは競技者人生を送った人間にしか分からないことなんですね、きっと。


輝ける場所があるのに輝こうとしないことに(ちょっと説教したくなったりしましたが苦笑

それも贅沢な悩みなんだと

皆そんな場所を求めてもがいているんだと

気付かせてくれたのがNYなら

あたしは、東の空に向かって大声で叫びたい。

「Thank You にゅーよーっ !!」


トロントでの振付シーンは、口を開けたまましばし画面の前で硬直していたのをうっすら思い出す程でした。

あぁ、自分はこんなシーンを観たかった。

夢を見るように望んだ映像です。

大ちゃん自身がずっと好きなスケーターだと言い続けてきたジェフリーとステファン。

(テッスコのスコットも好きだと言ってましたが)

共通項はスケート巧者でありその所作・表現が美しいこと。


その憧れのジェフにそれは美しくも難しい曲で、美しくも難儀な振付を頂きました。

あれは、キープ力、エッジ使いの巧さ、体幹のバランスを全て高いレベルで備えていないと

滑りこなせないプログラムです。

そこを整えた上で、優れたスケーターにしか出せない感情表現で魅せる、と。


「振付師の夢」は、振付師を発奮させるんだなぁ、とつくづく思う(笑)

皆Daisukeの体を以て、自分のやりたいことを具現化したいんだなぁ。


振付映像では明らかにジェフリーの方がこのプロを表現するのに優れているけど

東京公演で見るときには、どこまで進化してるんでしょうね。


楽しみです。

死にそうです。



そして、最後のインタビュー。

大ちゃんへ向けたジェフリーのアドバイスが、正に金言だった。


大ちゃん自身が大好きでとても尊敬している誰かがこんなことを言ってくれないだろうか・・・と

胸の奥に抱いていたセリフを

実に爽やかに、且つ現実味を込めて、語ってくれました。


まずプログラムと振付について


DAI個人に振り付けるなんてすごいことだ。

彼ほどのスケーターに依頼されるなんて本当に光栄なことだよ。

嬉しいのと同時に緊張もしたよ。

彼のためにとてもユニークな曲を選んだんだ。

こういう曲は誰もができるわけじゃない。

感情表現に優れたスケーターにしかできない。

あまりの出来栄えに満足している。

優れたスケーターでありユニークな存在だから

他の人には出来ない曲を探したくて。

特別なプログラムとなって人々の記憶に残ると思う。

僕はきっと他のスケーターにこの曲は選ばない。

簡単そうに見えるけど実はとてもチャレンジングだ。


そして、この後。将来についてアドバイス。


自分がいた場所から一度離れたのは良い選択だったと思う。

自分の人生に何が大切か別の角度から考えることができる。

新しい方向に進んだり、新しい機会を試すのは得られる満足感も大きいだろう。

僕がプロになった時決めたのは”YES"という選択肢を常にもっておくこと。

新しい機会に対してね。

人から「馬鹿げてる」って言われてもボクは”YES”って答えようって

どうなるか見てみるためにね。

世の中にはたくさんのチャンスが溢れてる。

どれが自分にとって情熱を注げるものか見つけ出すために

大会で戦ったりスケートをする時のように自分を奮い立たせるものをね

情熱をもってやってみたいとい思う気持ちだ。

自分に向いてる?分からないよそんなこと でもやってみないとね。

僕は振付に対して情熱を持っていた。

だから努力して出来るようになったんだ とても自然にね。


パッションね・・・

せんきゅぅ(小声)    と大ちゃん(笑)


そして

「ショーの中で一番になる

記憶に残る中で一番になるっていう

勝ち方もあると思う」 と。ううっ...


負けず嫌いの帰還(笑)

おめ!



素晴らしいアドバイスでしたよ。

「Thank You じぇふり~~!!」






あ、ジェフ振付のシーンで歌上手かったな~