来年から非課税枠が拡大される新NISA制度が始まるのに伴い、いよいよ本格的な株式投資を始めようかと思って準備を進めている。


株式投資自体は、9年ぐらい前から既に始めていたんだけど、これまでは主に映画が無料で観られる株主優待券を目当てに、映画会社の株を買って保有していたのがメインだった。


初めは200万円ぐらいしかなかったなけなしの貯金を叩いて、東急レクリエーションと松竹の株を買ったものだったけど、映画代が節約できるようになると金も貯まるようになってきたので、その後もちょくちょく株を買い増して、気づいてみたら資産総額は1000万円を楽に超えていました。


ちなみに、これまでのトータルの損益を計算してみたら、主に保有株式を特定口座からNISA口座に移し変えるために売り買いした売買益が58万円余り、受け取った配当金の総額が52万円余り、株主優待で無料で観た映画の本数が460本余り。さらに保有株式の含み益は日々変動するんだけど、今のところ200数十万円のプラスになっていて、ほとんど何も考えずに投資していただけでも、これだけの利益が出てしまいましたね。


いずれにしても、そんなわけで軍資金はたっぷりあるし、これを元手に本格的な売買を始めれば、まだ3000万円ぐらいは残っているローンを、一括返済出来るぐらいは稼げるんじゃないかと思って期待しています。


株に関しては30年ぐらい前に結構勉強したことがあってシミュレーションもしてみたんだけど、株価の上下動というのはパチンコの出玉の増減にそっくりで、ほとんどパチンコをやるような感覚で出来る。さらに、1台でしか打つことの出来ないパチンコと違って複数の銘柄を同時に保有出来るし、それに持ち玉がなくなることもないから、むしろパチンコよりも簡単で、元パチプロの私としてはよほどのことがない限り負ける気はしませんね。よほどのことというのは、たとえば戦争に巻き込まれるとか、首都圏に大地震が起きるとかした時の大暴落がちょっと心配なぐらいで、そういう突発的な出来事さえなければ、大丈夫じゃないかなという気はしています。


ちなみに、パチンコで稼ぐためには、出そうな台と出そうな時間帯を見計らって、打つ台を選ぶのが肝心なんだけど、株も値上がりしそうな銘柄と上がりそうな時期を見計らって買うのが重要。上がりそうな時期という点では、おそらく来年から始まる新NISA制度に合わせて株を買い始める人も増えると思うので、今のうちに買っておけば多くの銘柄は値上がりするんじゃないかと思う。


それで、このところ4000社近くある全銘柄のデータを調べて、その中から値上がりしそうな銘柄を物色して、ちょこちょこ買い漁っているんだけど、今のところのかぶかは順調に伸びている感じ。中にはまだくすぶっている銘柄もあるけど、そこはパチンコと同じ粘りと頑張りで、いずれは上昇気流に乗ってくれるんじゃないかと思って期待しています。