【自衛隊は戦闘継続能力がほとんどないという問題点】 | キラキラ星のブログ(【月夜のぴよこ】)

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【自衛隊は戦闘継続能力がほとんどないという問題点】


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国会議員もふくめて多くの人は自衛隊は十分に強いと思い込んでいます。

 

さらに相手になる国家、北朝鮮や中国が弱いと思っている人も多いようです。

20年前ならいざ知らず、今の中国や北朝鮮は技術力も高く、日本とちがって実際の戦闘経験も積んでいる。そんなに簡単な話ではないのですというよりも、日本なんかより圧倒的に練度がすぐれ準備もしていると考えたほうがいい。

米国が北朝鮮を責めたら圧倒間に戦争が終わるということをいう人も見ましたが、そんなことはありません。北朝鮮の核貯蔵基地は強固でかなり地下深く掘られている。バンカーバスターなどをつかったところで1発や2発命中したところで深部には到達できるとは思えません。

 

すると長く制空権をとってその位置を確認し、繰り返し攻撃を咥えなければ核兵器貯蔵施設や、ICBM発射装置などを完全に沈黙させることはできない。斬首作戦にしても同じことで、そう簡単に見つけられるものではないと想像できます。

 


ここでどちらにしても、北朝鮮のICBMに全土どこでも攻撃可能な範囲にある我が国は自国の自衛隊について考えておかないといけません。また中国が離島のみならず、日本国を脅かす可能性だってあるのです。最近の中国軍は千葉の房総沖など太平洋側にもよくやってきます。狭い範囲内だけで、満足するとは思えないのです。
 

正面装備だけみれば自衛隊はいいものをたくさん持っていて優秀で強いのですが、それは十分に武器弾薬燃料と人員の補給ができてそれを輸送できてのことです。もっといえば、迎撃能力は高くても攻撃能力がまるでないので、自衛隊は攻撃を受け応える力が強いだけなので、相手の兵力をそぐ力はほとんどない。相手は無傷でこちらは攻撃され放題という能力なのです。

 


攻撃能力は完全に米軍に依存していますから、米軍が攻撃してくれないと相手の兵力をそぐことはできませんから、耐えしのぐだけになります。
 

 

しかも、長期戦になることは全く想定してないのです。短期間で済む紛争しかこれまで考えられていなかったので、長期を戦うための兵站は全くかんがえてないんですよね。自衛隊の訓練も短期の数週間単位の訓練で予算をつかいはたします。目的がなければ予算は尽きませんから戦争のための予算を経年で余分に積み立てておくことはできません。自衛隊の発想は数週間耐えればその間にアメリカ軍が来る。日米同盟日米安保で米軍が戦ってくれる。そこまでしのげばいいという発想ですが、来なかったらどうするということを一切考えてないのです。
 

 

来なかったらもちろん武器弾薬燃料、人員、その輸送能力はありませんから、終わりです。それではいけない。経年での在庫が持てる予算がないと話にならない。それにはせめて今の2~3倍は予算がないと話にならないとずーっと言い続けています。

 

 

与党が憲法改正動議が出せるほど議席数があることはいいことですが、これまでの国会も同じ勢力でした。それでも加計・森友といった今緊急の問題でもない事ばかり野党からとりあげられて、国会が空転してしまっていました。

与党は今やるべきことをやるべきです。国会も優先順位を考え、バラエティーショーネタのような雑事ばかりにかかるのではなく、きちんと安全保障、経済について徹底的にやらないと間に合いません。難民問題にしても、核兵器着弾時の避難のための民間地下施設の利用にしても、国や地方が本気で対処しないと間に合いません。消費税増税をしなければならないというのなら、それで産業が被る景気の冷え込みをおさえ経済を引っ張れるだけの強い財政出動を同時に行わなければなりません。

 

正論で取り上げた難民対処のための警察、海保等の増強と増員、そして入管の収容施設をどうするのか?とう問題も考えてほしいものです。

本気で今やらねばならないことをやってください。

(誹謗中傷対策などどうでもいいのです。)

 

圧倒的勝利をかなえた政権与党と安倍総理に望むことはそれだけです。圧倒的な大勝利で国民から信任された以上はその責任を果たしてほしいです。

 

中国の共産党大会が今日終わります。http://www.sankei.com/world/news/171024/wor1710240002-n1.html

中国は世界の中心に立つといっています。今よりもさらに次の5年間覇権主義をかかげ、あちこちに数による面での他国領土の侵略と実効支配に乗り出すことでしょう。もう尖閣諸島沖接続水域は連日中国の公船によって面で制圧されかっています。現状のコーストガードのちからでは到底守り切れません。

マスコミが報道しませんが、かろうじてネットのフジテレビ
https://www.houdoukyoku.jp/archives/0032

日刊安全保障だけが、月曜~木曜までの中国公船の動きを教えてくれます。せめてこれを地上波テレビで放送できるようにしてほしいものです。

 

 


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