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私にはこの工事現場が何であるかはわかりません。あくまで空撮写真から判断可能な点だけでお話しします。このエリアは周囲約1500m、中央の土が露出した部分は、幅30m・長さ200mあります。
そして周りを森に囲まれています。実際、基地の敷地内なのですから、堂々と大っぴらにやればいいのに、何か見られたくない現場なのでしょう。右側Aのあたりは周囲よりも数段低くなっており、影がくっきりと出ております。
Bの付近にはちょっとしたプレハブの建物のようなものがあり、その前には自動車が何回も旋回したような轍のあとがついています。そして画像左のほうに、現場から出て行こうとしているダンプカーが写っています。
車輌の影の形でダンプであることがわかりますね。荷台は空なのか、あるいは幌をかけているのか、そんな風にも見えます。そして一番大事なのは、たぶん何かの掘削を行っているであろう現場が、間違いなく今回の厚真町方向の震源を向いているということです。
早来分屯地の掘削現場から震源地までの直線距離を測ってみると、約16km。そんなに遠くはないですね。熊本地震の時も、被害が酷かった益城町には、陸上自衛隊の高遊原(たかゆうばる)分屯地がありました。
北海道地震と熊本地震。
近くに必ずある陸上自衛隊の基地。
この不思議なシンクロは一体何なんでしょうね?