トンデモ経済学 その1
・日本の国債は破綻しない
なぜなら、日本は、国債やお札を自由に刷れるからだそうだ。
財政ファイナンスは、財政法第五条で禁止されている違法行為なのだ。
そんなことも知らないらしい。
トンデモ経済学 その2
・実質賃金を上げなければ景気は良くならない
実質賃金というのは、名目賃金を消費者物価指数で割ったものだ。
だから、デフレのときに高くなり、インフレのときは低くなる。
そして、実質賃金が下がると、雇用が増える。
雇用が増えると消費が増えて、景気が良くなる。
そうして、名目賃金が上がり、実質賃金が少し高くなるのだ。
景気が良くなるときは、このサイクルを繰り返すことになる。
実質賃金が上がるということは、雇用が減り景気が悪くなるのだ。
こんなことは経済の基礎なのだが、知らないらしい。
三橋貴明というのは、経済に無知ゆえに、トンデモない思い付きを主張している。
あまりにも基本的なことなので、言われた方は、しばし考えないと間違いに気づかないのだ。
批判を強めなければならない。