昨日、私の元にAppleのIDに関する一通のメールが届きました。
なになに?「あなたのApple IDアカウントはロックされています」だと?
「私たちは24時間以内にあなたからの応答を受信しない場合は、アカウントがロックされます。 Appleチーム」
この言葉をみたら、大変だ!とあわてると思います。
しかし、冷静に考えてみたら、「ロックされています」って言われても、今、携帯使えてるじゃん??
そうです。このメールはフィッシングメールだったのです。
本物のApple社からのメールだったら、「親愛な」などという変なフレーズは使わず、ちゃんと名前が入っているはずですが、「親愛な」の次には私のアドレスでした。
さらに、サポートとかプライバシーポリシーとかの青い文字のどこをクリックしても、何処にも飛ばないのです。
一ヶ所だけ「マイアカウント確認」をクリックすると次の画面に行きまして、Apple IDとパスワードを入力すると、個人情報入力画面になるのです。
この画面は、Apple社の公式サイトと同じ画像なのです。
私は、適当な文字を入力してみましたが、それでも情報入力画面に行きました。
その画面で目を疑ったのです。
(一日経つと、もうリンク先には行けなくなっていました)
そこには、住所氏名の他に、クレジット情報のパスワードからカード裏の3桁の数字まで記載するようになっていました。
仮に、Apple社からのメールだと信じてIDとパスワードを入力してしまっても、この画面を見たら「あれ?おかしいぞ?」と思わなければ、あなたの脳はかなりヤバイです。
何も疑わずにクレジット情報を入力してしまう方は、教祖さまから高額な壺を買ってしまうタイプでしょう。
ここで、「何だか怪しいぞ!」と思えるか思えないかで自己防衛本能があるかが分かります。
今、「あの人が勧めているブロガーさんだから」と簡単に人を信じていろんなセッションを受けたり、高い物を買わされている方が多いことを感じています。
私も色んな方をご紹介して来ましたが、以前と人が変わってしまい、お金儲けが前面に出ているように思える方が増えている氣がするのです。
それでも、「もう、あの方のブログを見るのはやめて下さい」とは言えません。
私のブログで、最近全然お名前が出ないという方は、私とは既にご縁がなくなってしまった方とご理解下さい。
みんながやっているから私も。。は、違うと思うのです。
そう、何が言いたいかというと、「これは怪しい!」という正しい判断力を身につけて欲しいということ。
他人の言うことを安易に信じたり流されたり依存したりしないで、自分の軸をしっかりと持つ事が大事です。
それがないと、おれおれ詐欺に引っかかったり、Apple社からのメールだと信じて疑わずに、安易に個人情報を入力してしまう事になります。
誰も信じるな、ではなく、肝心な所ではしっかりと見極められる直感や判断力を養って欲しいのです。
ちなみに、Apple社からのメールと、フィッシングメールとの見分け方をお知らせしておきます。
Appleからの公式メールアドレスには、「○○@○○.apple.com」というドメイン名が入っています。
疑わしいメールが来たら、どこもクリックせずに、まずはアドレスを調べてみて下さい。
この時期、私のところにこんなフィッシングメールが来たということは、沢山の方々の所にも行ってしまうかも知れないと思い、急きょ記事にしてみました。
みなさまはだまされないと思いますが、心にとめておいて下さいね。
ご自身に必要のないものを見抜く直感力を磨いて下さい。