息子が暗い顔で、学校から帰ってくるのがつづいている。
交流級で過ごす息子、
息子のほかにも、支援が必要(と思われる)子が数名。
学力が追いつかなくて、授業にまったく参加せず、騒ぐ子。
ちょっとしたことでパニックを起こす子。
特に息子がストレスなのが、この、パニックの子。
かんしゃくがひどく、毎日のようにギャーギャー騒ぐ。
息子のつたない話が本当なら、かなり大変そう。
息子;
「先生が、あやしいんだ。(←「あやしい」=「ヘンだな」くらいの意味?)
○○くんだけは、怒らないんだ。
ただ、廊下で話して、なだめるだけなんだ。
みんなも、絶対に○○くんに文句を言わないんだ。
静かに、じーっと見ているだけなんだ。」
かんしゃくがひどくて、先生も持て余しているのかな。
○○くんが叫ぶとき、
それは、小さい子が泣き叫ぶような、キーンとした高い声。
息子がとても苦手な種類の声。
この子は支援級の子じゃないけど、支援員の先生に入ってもらうとか、何らかの支援が必要な状況かも。
息子;
「○○くんが暴れ出すと、ぼくが、叫びそうになる。つらい。」
そうだよね、息子は大きい音、
特に、突発的な音や声が、とてもとても苦手。
あまりに毎日つらそうなので、
○○くんがかんしゃくを起こしたら、「ぼく、ちょっと支援級に行きます」って、息子が支援級に避難してもいいよ~
というふうにできるよう、先生に伝えておくことにした。
・・・
息子じゃなくて、パニックを起こした○○くんが支援級に行って、心を落ち着けたらいいのに、なんてちょっと思う。
けど、どこで授業を受けるか決めるのは、親。
○○くんちのことは分からないけど、「支援級だけはイヤ!」という親もいるのだと思う。
これも分かるんだよね~(入学前、私もそう思っていた時期があったので)
実際には、いつでも支援級に出入りできるようにしてあげたほうが、子どもが守られる場合も多いように思う・・
特に、息子が通う小学校は、かなりフレキシブルに支援級を利用できる。(利用のしかたは学校によるみたいです)
実際、もう卒業した子だけど、一時的に支援級に在籍した子もいた。
ちょっと暴力性が強い子で、心配だからと3年生から支援級に在籍。
だんだん落ち着いてきて、5年生からは、また通常クラスに移籍。
どこに在籍させるかは、親次第なんだけど、
支援級を活用するのが、気軽にできる雰囲気になっていくと、ラクになる子が増えるんじゃないかと思う・・