ときどき学校に教科書類を置き忘れて帰宅する息子。
今回、なんとランドセルの中身のかなりの部分を、机に入れたまま帰宅。
宿題が3つ出ているのに、何もできないし、学校に取りに行かせたいな~
実は、子どもたちは、放課後学校に戻ってはいけないことになっている。(最近知った!)
これは安全面からのルールだそう。
親が付き添えば問題ないので、私も一緒に学校へ。
徒歩5分なので、ちょこっと取りにいこ~
息子は、こういう「ちょこっと取りに行く」なんていうのが、とても辛い。
もともとのルールが気になってしかたない。
「学校に忘れ物を取りに戻ってはいけないのに!」
と、ぶーぶー文句を言う。
私;
「ママが一緒なら問題ないんだよ。」
息子;
「でも、先生に怒られる!どうしよう!」
「ぼく、先生に怒られたら、嫌なんだ!」
「どうしよう、先生が教室にいたら」
「ぼく、見つかってしまう!」
私;
「だから~!ママから先生に説明するってば~」
私が何を言っても、全然耳に入らず、
息子はギャーギャー大騒ぎ。
学校に到着、
「どうしよう!怒られる!」
「見つかったらどうしよう!」
などと言いながら、おじいさんみたいに前かがみになって廊下を歩く息子。
大変そうだねぇ。。
・・・
教室につくと、案の定、3年○組の担任の先生がいた。
私が事情を伝える。
「本来、放課後に学校に戻ってはいけないですが、宿題が何もできないので、私の責任で、息子を連れて教科書を取りに戻りました」
担任の先生は、ニコニコ。
「もちろん、どーぞ!
今日はバタバタして、子どもたちに、机を確認するよう伝え忘れてしまいました。
私がちゃんと確認させていればよかったのに、ごめんなさいね・・」
私;
「先生は怒らなかったじゃない?^^」
息子、うわ~と大泣き。
安心して、後から後から涙があふれて止まらない。
先生;
「息子くん、ここだけの話、他のみんなも、けっこう教科書を取りに戻って来るんですよ^^」
息子、涙でぐしゃぐしゃの顔で驚く。
「そうなのか!知らなかった!」
・・・
「ここだけの話」という表現が気になった息子。
「ここだけの話」=「ここにいる人だけの秘密」という意味だと説明。
「なるほど!面白い言い方だな」と納得、この表現が気に入った。
後から何度も使ってみる息子。
「ここだけの、こと~!」
「みんな、教科書を取りに戻ってるのは、ここだけのこと~!」
「○○ちゃんが、イタリアに旅行するのは、ここだけのこと~!」
「ここだけのこと」じゃなく、「ここだけの話」ね。
・・・
で、大泣きする息子に先生が言った、意外なことがあって、
つづきます。