乳児が母乳や人工乳を摂取するときの動作を吸啜という。

吸啜の際には口蓋中央部にある窪みに乳首を固定し、乳汁を吸いやすくしている。

この窪みを吸啜窩と呼ぶ。

その後、咀嚼や嚥下が身に付く段階で、舌の圧力が口蓋を押し広げる働きをする。

吸啜窩は歯列の拡大とともに変化し、その変化により顎の発育状況を知ることができる。

 

 

 

 

 

普通は成長と共に、このへこみはなくなってくる

 

小学生の頃には なくなっているはず

 

幼児の頃、小食だと咀嚼や嚥下が能力が育たず、

また刺激もされず、口腔が育たないのかもしれない

栄養状態も悪いだろうし

自身がそうだった

 

 

うちの子も、小学生で、

まだまだ残っていた

 

このまま成長すれば、吸啜窩の上にある

鼻中隔を圧迫することになる

そうすれば、鼻中隔が湾曲していくしかない

おのずと 呼吸に影響が出る

自分のように

 

 

子供にはそうなって欲しくなかった

だから、

まず、上顎を拡大することにした

歯列矯正の一環として

image

約1年、この装置を付けて徐々に横に、

 

あと 寝ている間はマスクも付けて、前に、

顎を広げた

 

 

 

1年経って、

確かに上顎は、広がったimage

 

 

しかし、吸啜窩はなくなりきってはいなかった

たぶん、付けていた装置が邪魔になっていたのだと思う

 

 

でも、顎が広がっているのなら、

下げられるだろうと思った

 

 

そもそも吸啜窩、

なぜ下がってくるのか??

舌の圧力!

 

 

1年くらに前に書いた記事にある

トレーニング

 

<ホッピング(舌打ち)>
舌の先をスポットにつけて
舌全体を上の顎に吸い上げて
舌を鍛えるトレーニング方法

 



①舌全体を上顎に吸い付け、
口を大きく開けて舌小帯
(舌の裏側についているヒダ)
を伸す

☆舌の先がスポットにあること
☆舌の前の方だけでなく、
後ろの方まで上顎に吸い付けていること
☆舌が上の歯を覆わず上の歯列の内側に納まること
舌の淵を左右対称に吸い付けること
 

②吸い付けた舌を弾くように離しながら
「ポン」と音を立てる


舌全体がしっかりと吸い付いていないと、
小さく抜けた音がする


舌全体を吸い付けることを意識して、
大きく「ポン」と音が出るようにする


※①と②を繰り返し練習する

 

これを朝晩20回くらい

その他適当に追加で

 

毎日、一緒にやってた

下手すれば、自分の吸啜窩も下がってこないか、期待して

 

 

1か月、続けてみて、

ちょっと下がってきたimage

子供はね、

 

おっさんの顎は別に変わらず、

まあ、顎がせまいんだから、下がりようがないのか

 

 

 

こんなの以外にも、

 

鳥取県歯科医師会が

色んな口腔機能の向上法を紹介している、

 

・こどもの口腔機能の向上について ~ 食べる機能(摂食・嚥下)を中心に ~
https://ttrda.jp/wp-content/uploads/2016/10/6194ca0d09b6a824f1c2749498c3e11c.pdf

 

参考に

 

 

 

 

なんか、ちょっと調べてたら、

上でやってるようなこと、

MFT(口腔筋機能療法)

っていう 治療法としてあるみたい

大人でも効果があるみたい

 

もっと続けてみるかな

 

 

しかも、この療法

今 根管治療で通ってる歯科医院

吉川のところでもやってるみたい

次行った時、聞いてみよう

 

次でようやく奥歯の根管治療終わり

1本だけで、2か月くらいかかったな

ほんとに丁寧にやってくれている

詳細は後日