国立文楽劇場 本朝廿四孝 義経千本桜 鑑賞六年
平成三十年(2018年)四月三十日、国立文楽劇
場において、四月文楽公演千秋楽第一部『本朝廿
四孝』「桔梗原の段」『五代目吉田玉助襲名披露
口上』『本朝廿四孝』「景勝下段の段」「勘助住
家の段」『義経千本桜』「道行初音の旅」を鑑賞
しました。
横蔵と慈悲蔵の兄弟が葛藤しつつ相手への敬意
を抱くという複雑な物語です。雪の筍堀が見せ場に
なります。
五代目吉田玉助さんが横蔵後に山本勘助を重厚
に遣いました。
『本朝廿四考』は岩波文庫版を読んだが、人物
関係の学びは難しい。読み直さねば。
「道行初音の旅」は桐竹勘十郎師匠が源九郎狐を華麗に
遣われました。舞台において人形の狐が生き生きと走ってい
ると思ってしまう程リズミカル・快活な動きでした。
華やかで綺麗な演目です。
聞き逃した。
残念。再上演を希望します。
玉男師匠の武智光秀に圧倒されました。
竹本千歳太夫師匠。
紫綬褒章受章
おめでとうございます。
合掌
セブン