3月15日(日)に近所の公園で観察した樹木の冬芽や葉痕のつづきです。
レンギョウ
モクセイ科レンギョウ属の落葉低木
2月29日に、開花を確認していますが、まだつぼみを残し開花は進行中。
頂芽と対生する側芽
冬芽は鱗芽、卵形で先端が尖ります。
葉痕は半円形または三角形で、維管束痕は1個あります。
ヒュウガミズキ
マンサク科トサミズキ属の落葉低木
レンギョウより少し遅れての開花でした。
冬芽(花芽)は互生してつき、球形で先端が尖ります。
葉痕は半円形~三角形で維管束痕は1個~3個あります。
うつむきかげんに咲く花
エゴノキ
エゴノキ科エゴノキ属の落葉小高木
芽吹きが始まっています。
下の写真は、まだ冬芽の段階のもの。
冬芽は長卵形の裸芽で、主芽の下に小さい予備芽(副芽)がつきます。
葉痕は半円形で、維管束痕は弧状に1個あります。
主芽がふくらみ、軟毛をまとったまま黄緑色の幼葉が現れました。
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