バイク三昧の週末 | バイクと自転車と本と

バイク三昧の週末

2016年から乗っているこのロードスター、

通勤で使わなくなったここ3年ちょっとの用途として気に入っているのが、

金曜夜のちょこっとドライブ。

 

最近、3速5000rpm台のエンジンフィーリングが気持ち良いことに気付いた。

200psクラスのバイクと比較して絶対的に速さはないはずのこのロードスターだが、

なぜかスピード感は十分で、不満が出ない。

 

何度か売却を考えたことがあったけど、何だかんだと長い付き合いになっている。

いつまで乗るか分からないけど、たまに乗ると癒される存在。

 

 

土曜。

H2SXで福井の三方五湖方面へツーリング。

ツーリングで観光客や家族連れの多いスポットには近寄らないが、

あまり混んでなさそうな博物館は好きだ。

それもアカデミックに寄るほど、人が少なくなっていく、要するに人気がないので、

今回行った年縞(ねんこう)博物館は良いところだった。

 

朝一でレインボーロードを快走してから、9時台に入ったときは人がほとんどいなくて、

案内の人の解説を自分一人で聞いた。

自分ひとりなのに、わざわざイントロとして概要を解説してくれたので最初は少々恥ずかしかったが、

いくつか気になったことを質問することが出来て良かった。

解説の人はどこかの研究員か元大学教授みたいな人だったので、割と突っ込んだ疑問にも応えてくれた。

この水月湖年縞という世界的に有名な「歴史のものさし」の研究は、

自分の母校である立命館大学の教授が中心らしく、少し親近感がわいた。

 

併設の縄文博物館の方はもう少しビジュアル的に目を惹く展示。

太古の人類の素朴な暮らしに少し憧れを感じたが、

一方で、衣食住は意外と凝ったところがあり、

土器にわざわざ意匠的な工夫をしたり、アクセサリーがあったりすることから、

意外と単に生きる以上の余力があり、文化的な暮らしがあっただろうことを想像すると、

そこには単純な力の優劣以外の複雑なコミュニティも間違いなくあったろうし、

しかも強力に閉鎖的な生活環境を考えると、今よりよっぽど人間関係で面倒くさそう。

やっぱり現代だなぁと、近くのきららの湯という温泉に入りながらぼーっと考えた。

 

 

日曜。

朝からストリートファイターV4Sで鞍掛峠。

モトクロス行こうか悩んだけど、抜釘後の再骨折のリスクを考えて1.5か月程は間を空けることにした。

冬季明け初の鞍掛峠は路面が普通にキレイでかなり走りを楽しめた。

路面状態が悪く、通年で落ち葉などで汚れている鈴鹿スカイラインよりこっちの方が好き。

 

このストリートファイターV4、去年車検を通してもう3年半になるが、

ほんとに走っていて楽しいバイクだ。

何度も書いているが、ここまで公道で楽しめるバイクは絶対レアだと思う。

H2SXも良いバイクだけど、ストリートファイターV4の前ではライディングの楽しさは遠く霞む。

少し尖った面があるから万人に最適とはならないかもだけど、自分にはぴったり嵌った感がある。

 

走行距離は12000kmを越えて、2回目のロッソコルサⅡのスリップサインが残り僅かなので、

新しく出た後発のロッソⅣコルサをディーラーに注文した。

工賃込みの8万円ジャスト。用品店ではなく正規ディーラー価格としてはかなり頑張っているはず。

それでも数年前と比較してほんと高くなった。

 

 

午後はロードバイク(自転車)でトレーニングして、あとはゆっくり休んで休日は終了。

 

週末が晴れのおかげで、

モトクロス出来てないけど、それ以外でやりたいことが全部出来てけっこう満足。