冬の夜ツーリングに思うこと | バイクと自転車と本と

冬の夜ツーリングに思うこと

土日が雨予報となっている金曜は気分が上がらない。

ただ、

金曜は夜まで晴れている。

なら、夜走ってみるかと19時に家を出た。

 

夜に爆音のストリートファイターV4は迷惑なので、静かなH2SXで。

 

操作性の悪い冬用グローブが嫌いで、

普通のレーシングレザーグローブを通年使っていて、冬はグリップヒーターで凌いでいる。

 

気温が5℃前後ならそれほど寒くないんだけど、

やっぱり0~2℃くらいになると手が痛い。グリップヒーターが追い付かない。

 

峠を何個か経由して走ろうと思って家を出たが、

山に入る以前に0℃の電光表示板を見て、リスクもあるし、ちょっと萎えたので町の方へ。

 

ローカルな道は2℃ないのに、町中に入ると5℃くらいまで気温が上がっていて、

寒くなったり、暖かくなったりを繰り返した。

 

 

クルマのいない真っ暗なローカル道でフロント上げようとすると、

寒すぎるせいもあってリアスリップしてあまり巧くいかない。

そもそも、やっぱりトラクションをコントロール出来てなくて、

何となくフィーリングで操作していて、リアグリップを感じて操作できていない。

これぐらいで上がるだろみたいな、なりゆき任せの操作。

 

オフロードと違ってリアグリップを探るのが難しい。

 

バイク巧くなりたいなぁと、帰ってきてガレージで考える。

 

 

早くモトクロス復帰したいけど、

鎖骨の抜釘後はどれぐらい期間空けたらいいのか分からない。

確実なのは3か月だけど、そんなに必要ないと思ってる。

かといって、1か月でいいんだろうかと。

軽くスリップダウンで転んで、ちょっと上体を打ち付けて、それだけでピキっと折れたら嫌だ。

 

プレートを固定していたスクリューホールが8か所、穴の径は約2mmでけっこう太い。

仕事で構造解析をやったりするので、

こういう穴が8か所空いてたら、応力分布どうなるんだろうと会社のPCで解析してみたいと思ってた。

実際はやらないけど、

穴の周囲に赤く応力集中する画が想像できる。

 

再骨折はやったらダメだ。

 

 

バイク巧くなりたいなぁと、あれこれ楽しく考えるときと、

ただの趣味でなんでそんな深刻そうに悩むの?みたいなときと2種類あって、

なぜか今は後者の気分。

 

別に若いから無理できる、歳取ったら無理ができないってわけでもないと思うし、

いつだってやる意志次第なんだけど、

やる気と自分の体力とか技術が嚙み合わなくて大惨事にならないかと不安になる感覚。

これはモトクロスを始めた25歳から今に至るまで、

たまにだけど確実に定期的に襲ってくる。

 

バイク続けるのが何となく怖くて、限界を感じて挫折する将来のイメージ。

これ以上自分は何も向上しないと、勝手に思い知ってしまわないか不安。

自分でうまく整理できない感情だけど、

もしかしたら、

ライディングに興味を失った後の生活を思うと、やっていけるのかっていう不安かもしれない。

他にそこそこ楽しめることはあるけど、そこそこなので。

 

色々ストレスたまる仕事生活の中で

支えになるものは複数持っておかないと危ないなと思う。