冬ツーリングと今年気になるバイク | バイクと自転車と本と

冬ツーリングと今年気になるバイク

鎖骨抜釘手術後の抜糸は今週の木曜なので、

まだ温泉には入れない。

 

この日曜がもしかしたら冬らしい冬の最後っぽいので、

できれば温泉ツーリングしたかった。

 

一年を通して、冬にバイク乗るのが好きだ。

 

冬の一番いいところは、

クルマが少ないこと。

 

春は桜、夏はキャンプやレジャー、秋は紅葉、

他に重要文化財系のスポットへのルートや、

登山客など、

バイク乗りが走って楽しい道は彼らと被ることが多い。

 

冬はそうしたクルマが激減するので、自分のペースで走れる。

寒い中で入る温泉も勿論良いんだけど、

行楽シーズンより客数自体が温泉も減るので、

いつもより静かに入ることが出来る。

 

街から近い有名な温泉は、むしろ行くところがなくて冬も客数は多いイメージ。

一方で、

寒い山地の中にあるような温泉は、この季節かなりゆっくり入れるので好き。

 

道路上は溶けてるけど、それ以外は残雪で白い景色になった閑散とした山道を淡々と走る。

冬はツーリングに良い季節だと思う。

 

空が澄んでて山がくっきり。

手術後の初バイクは軽くて乗り慣れたストリートファイターV4Sで。

 

 

JSB1000でDUCATI水野選手が今シーズンを期待させる走りで2位を獲得、

これを見届けて昼から走りはじめたので、短時間のツーリングとなったが、

今回はいつもと違うルートを開拓できた。

 

最近乗り始めたH2SXがスムーズな直4エンジンなので、

このV4エンジンはメリットデメリット含め性格が大きく異なるため、

3年半経っても、今また新鮮な気持ちでライディング出来ている。

 

本当に素晴らしいエンジンだし、このバイク好きだなぁと心から思った。

 

今年のDUCATIはモタード698が少し気になってるけど、

このストリートファイターV4以上の楽しさはないんじゃないかなぁと予想。

 

ただ、デスモドロミックのシングルエンジンというのが気になっている。

同じV4でも、

通常バルブスプリングのムルティストラーダV4のグランツーリスモエンジンと、

パニガーレやストリートファイターV4のデスモドロミックエンジンは大きくキャラクターが違う。

グランツーリスモエンジンは名機とはとても呼べないと元ムルチ乗りとして思う。

 

デスモドロミックで出し切ってるエンジンパワーの楽しさが、

シングルエンジンでも発揮されているなら、それはすごく楽しいバイクになってそう。

ピークパワーが9750rpmでレッドは1万超え。

 

250モトクロッサーがだいたい13000rpm以上回ってることを考えると、なかなかの高回転。

シングルエンジンは上までキレイに回ってると楽しさが全然違う。

トコトコ系も良いんだけど、モタードとしてはどこまで伸びやかなエンジンなのかが肝だと思ってる。


 

あとは値段。

150万円くらいで出ていれば、日本でもけっこう流行りそうだけど、

上記写真のデザインモデルで182万円。

ここが最大のネックだろう。

DUCATIとしては安価だけど、気軽に乗りたいモタードでコミコミ200万円はやはり人を選ぶ。

 

自分史上で最高のバイクであるストリートファイターV4乗りとして思うのは、

そのエンジン技術系譜に連なる698モタードにはどうしても期待してしまう。

 

多分いつか出るだろうSバージョンが出るころに乗りたい。