H2SX ←トリックスター | バイクと自転車と本と

H2SX ←トリックスター

 

慣らし1000kmを終えて、マフラーとステップをトリックスターに交換した。

DUCATI乗ってるとマフラー交換しないので(純正で既にうるさ過ぎる)、

久しぶりにマフラー交換をした。

スプリングフックレンチなんてよく持ってたなと、マフラーのスプリング付けるときに地味に途轍もなく便利だった。

純正7.55kgに対して2.8kgくらいなので4.5kg以上の軽量化になった。

 

ステップは替える必要性は薄かったけど、

もう少し上側にセットした方がハングオフで太もも裏を使ったホールドがしやすいので交換した。

 

作業中、センスタは本当に便利だった。

メンテナンススタンドは持ってるけど、片持ち用のは持ってないので。

 

 

マフラーは純正比で音量は何も変わらない。音質もほとんど変わらない。

人によってはマイナスポイントかもしれないけど、

うるさいマフラーは嫌だから丁度よかった。

そうは言っても、社外マフラーにして少しは重低音の直4サウンドを期待する人がいるかもしれないが、

トリックスターのマフラーは誇張無しに純正と音が変わらないので注意。

 

 

 

試走中にウイリーを何度か試したけど、

やっぱりこのバイクは2速ウイリーがきつい。

けっこう高回転使わないと上がらない。

一方でギア比がロング過ぎるのか、1速ウイリーが2速ウイリーのような伸びを見せてやりやすい。

 

難しさがあるとすればスーパーチャージャーのブースト圧が中速域より上らへんでガンガンに上がっていくので、

急激に上がるポイントがあるので少し気を遣う。

8000rpmくらいからは一気にパワーが出てくる。

5000rpm前後にトルクがもっとあれば全然やり易くなるはずなんだけど、

6000rpmくらいまではけっこうパワーがない。

 

試走を終わらせて、

そのままストリートファイターV4Sを2か月ぶりに乗った。

 

当たり前かもしれないけど、こっちの方が圧倒的に速いし、パワーもあって終始ドカドカ蹴っ飛ばされるような勢いがあって笑えてくる。

苦笑い的な、ちょっと引くレベル。これで公道走っていいのかと。

 

 

本気加速するとジェットコースターにように加速Gで脳が持ってかれる感覚がある。

ポジションが起きているのでそれが顕著で、

H2SXくらいの前傾だったらもっと安定して乗れるのにと思った。

一方で、アップライトな姿勢からあの加速をするところこそが魅力なのかもと新発見。

 

H2SXの超スムーズエンジンに慣れた後だったので、

とんでもなく荒々しいエンジンで驚いた。

このデスモV4は1000ccじゃなくて1100ccあるところが、他のSSと比較してアドバンテージになってる。

 

トルクが割と低速から出てるところがとんでもないバイク。

モトクロスやってるうちは体力あるのでぎりぎり楽しめそうだけど、

普通の感覚だと激しすぎるバイク。

 

10年後にH2SXのようなバイクは存続してるかもしれないけど、

ストリートファイターV4S的なバイクは公道NGになってそう。これよく許されてるなと改めて思った。