脱原発の日のブログ

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12月8日は1995年、もんじゅが事故を起こして止まった日。この時、核燃料サイクルと全ての原発を白紙から見直すべきだった。そんな想いでつながる市民の情報共有ブログです。内部被ばくを最低限に抑え原発のない未来をつくろう。(脱原発の日実行委員会 Since 2010年10月)

みなさまへ

長文ご容赦ください。昨日行われた むつ核燃料貯蔵施設・柏崎刈羽原発の稼働中止を求める院内集会&政府交渉 について報告させていただきます。(誤認等があればお知らせください)

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むつ核燃料貯蔵施設・柏崎刈羽原発の稼働中止を求める院内集会&政府交渉
5月1日(水)13:30~16:30 参議院議員会館B105にて
<報告> http://kiseikanshi.main.jp/2024/05/02/2222009/
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ゴールデンウィーク中でしたが、会場に30名ほど、Zoomで80名ほどの方にご参加いただきました(不手際によりZoomからの発言ができない状況でした申し訳ありませんでした)。設定をお願いした福島みずほ議員にもご参加いただきました。交渉は原子力規制庁の地震津波の審査担当者が3名出席しました。

署名「青森県むつ市の使用済み核燃料中間貯蔵施設の操業反対を求めます」
https://chng.it/N9KCzq8Y4n

◆むつ中間貯蔵施設の操業を止めるために(核の中間貯蔵をとめよう!下北の会 栗橋伸夫さん)

青森県むつ市在住で、むつ中間貯蔵施設の反対運動に長年取り組まれた栗橋伸夫さんにお話しいただきました。

使用済み燃料は全国で2万トン。全国の原発の核燃料プールの80%を占めており、全国的な問題になっている。むつ中間貯蔵施設は、今年3月末に事業者(リサイクル燃料貯蔵)が向こう3年間に、柏崎刈羽原発から8基の使用済み燃料輸送容器(キャスク)を受け入れる計画を発表。最初は今年7月~9月に1基が搬入される予定になっている。安全協定締結と住民説明会が焦点となっている。

 



一番の問題は搬出先がないこと。50年以内に再処理工場に搬出することになっているが、むつからの搬出先として説明されてきた「第二再処理工場」については公文書から消え、存在しなくなった。六ヶ所再処理工場についても、稼働延期を繰返しており、再処理事業そのものが続くのかどうか不透明な状況。青森県宮下知事は「50年の間になんとかなるだろう」、3月県議会では「海外再処理もありうる」といった発言も。50年後の搬出先がなく、むつが核のゴミ捨て場となることが懸念される。安全協定について、搬出先を具体的に明記することが必要だと要請した。

能登半島地震を受けて、海底活断層の問題に加えて避難の問題がある。能登半島と同様に避難が困難とされた全国109市町村の中に下北の6市町村が含まれていた。重要な避難道路となる国道279号線は、降雪によりできないことがある。大間~むつ間では水害で一時通行できなくなった。

むつ中間貯蔵施設の周辺には六ヶ所再処理工場や東通原発、大間原発など原子力施設が林立するだけでなく、軍事施設もある。釜伏山レーダー基地、自衛隊大湊基地には大型弾薬庫がつくられようとしている。米軍三沢基地もある。原子力と軍事の両方のリスクを抱えている。

ネット署名について協力の要請がありました。
署名「青森県むつ市の使用済み核燃料中間貯蔵施設の操業反対を求めます」
https://chng.it/N9KCzq8Y4n

◆柏崎刈羽原発をめぐる3つの問題(規制庁・規制委員会を監視する新潟の会 桑原三恵さん)

新潟市(旧巻町)にお住まいで、巻原発の建設阻止そして柏崎刈羽原発の再稼働阻止の運動に取り組まれてきた桑原三恵さんにお話しいただきました。再稼働にむけての動きが進む中で、何が問題なのか、再稼働を止めるために何に注目すべきなのか具体的に指摘されました。

〇7号機は再稼働にまっしぐら
〇究極の問題は使用済み燃料
〇複合災害では避難も屋内退避もできない
〇地元同意の問題
〇基準地震動の過小評価

東電は地元同意なしに燃料装荷を強行。2度のトラブルが発生したが、2度目の制御棒駆動(7号機は電動)用のブレーカーが落ちたトラブルは、原因不明なままブレーカーを交換しただけで作業を再開した。再稼働にまっしぐらだ。

使用済み燃料プールは貯蔵率(7号機は97%でほぼ満杯状態)。3号機の燃料プールには28体のMOXがある。むつ中間貯蔵施設に搬入する計画。説明会で東電に「使用済み燃料の処分方法も決っていないのに再稼働するのか?」と質すと、高レベル放射性廃棄物の処分に話をすり替えてまともに回答しない。東電が国民に約束した基本姿勢7項目にも反する。「再稼働の究極の問題は使用済み燃料」であると強調されました。

能登半島地震は、複合災害では避難も屋内退避もできないことが明らかになった。雪深い新潟ではさらに大きな問題となる。

「地元同意」については、県議会が複合災害についての意見書を採択、知事は災害対応の在り方を検討する有識者検討会を5月に設置するとした。知事は「県民の信を問う」としているが、その方法を示していない。自治体議員有志がUPZ圏内自治体にも地元同意を求めるよう運動を展開している。

基準地震動の過小評価について、能登半島地震で「連動」が問題になっている、柏崎刈羽原発の審査においても連動の想定がなされているが、もっとも影響が大きいF-B断層についてはどことも連動しないことになっている。また、渡辺満久さんら地形学者が指摘する佐渡海盆東縁断層については、新潟県の技術委員会で存在するか否かが論争になり、報告書では両論併記となったが、国の審査では「存在しない」とされた。能登半島地震を受けて再検討が必要。

◆原子力規制庁との交渉

1.能登半島地震の教訓について

〇必要なのは新知見を待つことではなく、各原発の審査を、知見と審査ガイドに照らして再検証すること

能登半島地震の教訓について規制庁側は「新知見が出るのを待つ」姿勢でした。活断層学会会長は、能登半島地震を受けて、音波探査を過度に重視するやり方が過小評価につながると指摘しましたが、これは従来から指摘されていたことで、音波探査だけで活断層ではないと安易に否定するなと審査ガイドにもわかりやすく書かれています。必要なのは、各原発の審査を、知見と審査ガイドに照らして再検証すること、それは再稼働を止めて今すぐ実施すべきものです。

2.下北半島北部の海底活断層

〇むつ中間貯蔵の審査で、隆起を説明する海底活断層を想定しないのは審査ガイドに反する
〇大間原発の審査では想定を要求し、むつ中間貯蔵では何も言わないのはダブルスタンダード
〇大間原発で電源開発が想定した「隆起再現断層」による地震がむつ中間貯蔵における地震動評価に影響する可能性については「わからない」(規制庁)
→ 基準地震動が変更される可能性がある以上、操業を止めて再審査を実施すべき

<質問の意図>

・渡辺満久さんらは論文で、下北半島北方に海底活断層を想定すれば、下北半島の隆起が説明でき、海底の急崖地形の連続性から長さは40キロ以上に達すると指摘。その断層の北西部近くに大間原発の敷地、南東部近くにむつ中間貯蔵施設の敷地がある。
・大間原発は現在審査中。事業者の電源開発は、音波探査記録をもとに活断層の存在を否定するが、規制委側は、審査ガイドにある「顕著な海岸隆起によって累積的な変位が認められる地域では、弾性波探査(引用者注:音波探査のこと)によって断層が確認されない場合でも、これをもって直ちに活断層の存在を比定せず、累積的な変位を説明する適切な地殻変動を検討する必要がある」との記載に従い、活断層を想定するようコメントした。
・事業者は規制庁に従い、渡辺さんらが指摘する40キロのうち、北西側20キロだけを「隆起再現断層」と認定。不確かさの考慮で最大28キロとなっている。
・むつ中間貯蔵施設については審査が終わり許可がでているが、渡辺さんらが指摘する海底活断層については、検討のはじめから除外されている。
・否定する事業者に対し、大間では規制委側から断層を想定するよう迫った。しかし同じ時期に審査があったむつ中間貯蔵では何も言わず、活断層による基準地震動は陸域の横浜断層によるものとされた。
・むつ中間貯蔵においても隆起を説明する断層を想定すれば、横浜断層よりも揺れが大きくなり、基準地震動を変更しなければならない恐れがある。操業を止めて再審査すべきである。

<回答>

・むつ中間貯蔵の審査では、本審査の前ののヒアリング(議事概要のみ公開)の場で確認した。音波探査記録により海底活断層であることを否定した。
・大間原発で電源開発が想定している「隆起再現断層」について、これによる地震が横浜断層による地震を超え、むつ中間貯蔵の地震動評価に影響する可能性については「わからない」と回答
→ 「隆起再現断層」を検討しない根拠は失われた。操業を止めて再審査すべき!

3.柏崎刈羽原発周辺の海底活断層(佐渡海盆東縁断層)の評価について

〇連続した急崖地形…明確な理由なしに活断層を否定するのはガイド違反
〇「総合的判断」(規制庁)→ 活断層を否定する明確な理由が示されていない
〇能登半島地震でも音波探査による過小評価が問題に 再稼働止めて再審査を!

<質問の意図>

・渡辺満久氏らは音波探査と海底地形から中越沖地震の震源断層を特定し、佐渡海盆東縁断層とした。崖の連続性から長さ50キロ以上
・東電と国は、音波探査の記録により、佐渡海盆東縁断層を否定した。しかし、音波探査で活断層がないといってそこに活断層がないことにはならない、このことは、音波探査によっては中越沖地震の震源断層を見出すことはできなかった事実からも明らか
・東電と国は、北側の崖については音波探査から堆積構造であり断層の地震活動によるものではないとするが、それでは崖の連続性について説明できない。断層を否定する明確な理由はない
・能登半島地震を受けて、活断層学会会長の鈴木康弘氏は、音波探査を過度に重視するやり方では割断層を短く評価するおそれがあること、海底についても地形から活断層を認定する技術はあると問題提起をしている。これに照らしても、佐渡海盆東縁断層について、再稼働を止めて再審査すべき。
・審査ガイドの「地層が局所的に急傾斜している場所については、その地下の比較的浅いところに活断層が存在する可能性を検討する必要がある。また、広域的な隆起等の変動についての要因を活断層によらないものと判断する際にはその理由を明確にする必要がある」との記載に従っても、再審査すべき

<回答>

・佐渡海盆東縁断層については「総合的な判断」で否定したと回答。活断層によらない理由については、音波探査でみつからない、北側も活断層はみつからず、堆積構造にみえるというだけ
→ 活断層によらない明確な理由がない以上は、活断層とすべき。再稼働を止めて再審査すべき。

 

 

 

たんぽぽ舎です。【TMM:No5017】

2024年5月1日(水)地震と原発事故情報−

              5つの情報をお知らせします

                    転載・転送歓迎

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★1.ドイツは脱原発を実現させた!

  今の自民党政権は脱原発どころか原発推進にまっしぐら

  自分達を守るためには行動するしかない

                  加藤浩道(札幌市在住)

★2.「読者からのつぶやき」(仮)

  新「コーナー」のご案内         事故情報編集部

★3.衆院3補選、自民全敗で自民党は解党解散を

  岸田首相に「処分」下した有権者

  自民党の解党・解散に追い込み新政権を

  脱原発・大学無償化・消費税ゼロの実現を

  「メディア改革」連載第150回

              浅野健一(アカデミックジャーナリスト)

★4.メルマガ読者からのイベント案内(お問い合わせは主催者へ)

  ◆5/6より小林美香さん ベーシック講座第1弾

   ジェンダーに関わる「らしさ」はどこからきたの?

  ◆5/19(日)「いざ最高裁へ!子ども脱被ばく裁判決起集会」

   原発を止めた2人の元裁判長が《司法権の独立と裁判官の責任》に

   ついて語る 会場:みなとパーク芝浦一階 リーブラホール

★5.新聞より3つ

  ◆「丁寧な説明を」周辺自治体、万全対策求める

   島根2号機再稼働延期    (5月1日「日本海新聞」より)

  ◆毒を食らわば皿までも

   原発推進も核ごみ受け入れ先探しも、カネ、カネ、カネ。

                    鎌田 慧(ルポライター)

          (4月30日「東京新聞」朝刊19面「本音のコラム」)

  ◆【近事片々】より

   ・岸田流「現実主義」の正体−−。ほか

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※5/8(水)2つの申し入れ・抗議行動にご参加を!

              連休のため、1週遅らせて開催します。

                         2つの行動=定例は第1水曜です。

 

1.第70回日本原電本店抗議行動

  東海第二原発の防潮堤欠陥工事発覚!

  日本原電の「欠陥工事隠蔽」をゆるさない!再稼働やめろ!

 

 日 時:5月8日(水)17:00より18:00

 場 所:日本原電本店前(住友不動産秋葉原北ビル 台東区上野5-2-1) 

     JR秋葉原駅より5分、銀座線末広町駅4番出口より4分

      ※北ビルです!南ビルではありません!

 主 催:「とめよう!東海第二原発首都圏連絡会」TEL 070-6650-5549

 協 力:「再稼働阻止全国ネットワーク」

   ☆第71回は、6月5日(水)17:00より18:00です。

 

2.「第128回東電本店合同抗議」

  放射能汚染水海洋投棄を中止せよ! 柏崎刈羽原発を再稼働するな!

  東電は2200億円の原電支援するな!

  東電は福島第一原発事故の責任をとれ!

 

 日 時:5月8日(水)18:45より19:45

 場 所:東京電力本店前(千代田区内幸町1-1-3)

 呼びかけ:「経産省前テントひろば」070-6473-1947

      「たんぽぽ舎」 03-3238-9035

 賛 同:東電株主代表訴訟など141団体

   ☆第129回は、6月5日(水)18:45より19:45です。

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※5/11(土)岡口基一元裁判官の講演会「白を黒にしてしまう大きな力。

     そして、無邪気に権力を行使してしまう弾劾裁判員たち」

     浅野健一が選ぶ講師による「人権とメディア」連続講座

 

 お 話:岡口基一元裁判官

     浅野健一(ジャーナリスト)

 日 時:5月11日(土)14時より16時

 会 場:「スペースたんぽぽ」

 参加費:800円  ◇予約受付中 たんぽぽ舎・電話 03-3238-9035 か

  「ヤフーメール」 <tanpopo3238@yahoo.co.jp> 宛てに、

 ご氏名と電話番号をお知らせ下さい。受付番号をお伝えいたします。

 

 岡口基一(おかぐち きいち)さんのプロフィール

 1966年、大分県生まれ。1992年、東京大学法学部卒業。

 1994年浦和地方裁判所判事補。水戸地裁判事補、

 大阪高裁・東京地裁・仙台高裁判事。

 2024年4月3日、裁判官弾劾裁判所の裁判により罷免。

 4月4日、伊藤塾専任講師に就任。著作『要件事実マニュアル』

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※5/27(月)『民主主義VS専制主義?』NATOとウクライナ「戦争」

 

 お 話:金 性済(キム ソンジェ)さん

         (日韓和解と平和プラットフォーム)

 日 時:5月27日(月)19時より21時

 会 場:「スペースたんぽぽ」

 参加費:800円     ◇予約受付中 5/11と同じやり方です。

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※6/1(土)「なかったことにはできない 関東大震災・知られざる悲劇

          福田村事件」

      浅野健一が選ぶ講師による「人権とメディア」連続講座

 

 お 話:辻野弥生さん…映画「福田村事件」(森達也監督)の企画協力者

 日 時:6月1日(土)14時より16時 (開場13時30分)

 会 場:「スペースたんぽぽ」

 参加費:800円(資料代含む)  ◇予約受付中 5/11と同じやり方です。

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┗■1.ドイツは脱原発を実現させた!

 | 今の自民党政権は脱原発どころか原発推進にまっしぐら

 | 自分達を守るためには行動するしかない

 └──── 加藤浩道(札幌市在住)

 

 かつて原発を推進してきたドイツが昨年、脱原発を完全に達成させた

 

Q.1 なぜドイツ政府は原発推進から変えた?

A.1 日本のフクシマ原発事故を見て決断

 

Q.2 ドイツの地震は100年に1回位で津波はゼロと、

    日本より自然災害による事故の心配はないのに?

A.2 倫理委員会からの脱原発の提言を尊重した

 

Q.3 日本政府も学術会議から提言受けたけど?

A.3 日本政府は提言を無視し聞く耳持たない

 

Q.4 なんでドイツと日本こんなに違うの?

A.4 日本は政府のウソや裏金に国民の沈黙が政権を助長させカネや

    票になる声だけ聞く利権政治をのさばらせてきたからだと思う

 

Q.5 フクシマ・能登を見てもまだ原発推進?

A.5 今の自民党政権は脱原発に向かうどころか

        原発推進にまっしぐらだから

    自分達を守るためには行動するしかないね

                                     (2024年4月ハガキNo.47より)

 

 

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┗■2.「読者からのつぶやき」(仮)

 | 新「コーナー」のご案内

 └──── 事故情報編集部

 

 メールマガジン読者の多くの方が気軽に投稿できるような「コーナー」

を新たに設けることになりました。

 コーナー名も公募します。

 メールマガジンは週4回の発信ですが、毎回の掲載でなく、週1回水

曜日に掲載したいと思います。

 

1.コーナー名…当面は「読者からのつぶやき」

 

2.テーマについては、

 

 原発関連、「今、悩んでいること、困っていること」、ガザへの思い、

 ウクライナについて、自民党の裏金問題等・政治の腐敗について、

 武器輸出について、WHOのパンデミック条約について、

 …などなど幅広く考えています。

 

3.字数は2から4行位(70文字から140文字程度)

 

4.投稿者名は、ペンネームも可能です。

  名前の後ろにかっこで在住県名を入れて下さい。

 

以下に≪例≫を示します。

 

例1:先日、三上監督の映画「戰雲(いくさうむ)」を横浜のJack&Bety

   で見た。沖縄の島々に自衛隊とミサイルが配備されている。島の

   平和が脅かされている。戦争への危機を凄く感じた。

                     K.O(神奈川県在住)

 

例2:能登半島の大地震にビックリ。震源地の珠洲(すず)市 は原発予

   定地であった話に更にビックリ。

   大地震と活断層の日本では脱炭素より脱原発が最優先でしょう(^o^) 

   右も左も関係ないのだ。     たんぽぽ花子(東京都在住)

 

例3:花粉症でお困りの方に役に立ちそうな話です。

   実は、ごく最近、「花粉症の原因が小麦粉」との話を聞いたのです。

   一瞬、信じられませんでした。

   しかし、「花粉と小麦粉」でネット検索するとビックリ?

   「小麦粉は水とこねるとグルテンができてそれがアレルギーを起こ

   す」らしい。              H.S(愛知県在住)

 

 みなさまの投稿をお待ちしております。

 投稿先は、通常アドレス< nonukes@tanpoposya.net >ではなく、

 別アドレス< tanpopo3238@yahoo.co.jp >にお寄せ下さい。

 

 

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┗■3.衆院3補選、自民全敗で自民党は解党解散を

 | 岸田首相に「処分」下した有権者

 | 自民党の解党・解散に追い込み新政権を

 | 脱原発・大学無償化・消費税ゼロの実現を

 | 「メディア改革」連載第150回

  └──── 浅野健一(アカデミックジャーナリスト)

 

◎ 「日本列島を対中戦争の最前線に差し出す岸田自公政権に鉄槌を」。

 私は社民党系の月刊「進歩と改革」(進歩と改革委員会、前海満広編

 集長)6月号(5月8日発行)に書いた9頁の記事の見出しだ。

 

◎ 米国の命令に従い、軍事化を進めてきた岸田文雄首相は4月8日か

ら14日まで米国を国賓として訪問した。岸田氏は外交で支持率を上げよ

うとしたが、一部のメディア調査で2〜3ポイント上昇した程度で、支

持率は20%台で、不支持が60%前後に達する状況は変わっていない。

 

◎ 日本人民は、半世紀にわたり統一協会とズブズブの関係にあり、20

数年間、派閥パー券裏金疑獄の組織犯罪を続けてきた政権党、自民党の

解党・解散を求めていることが4月28日投開票の衆院東京15区・島根1

区・長崎3区の各補欠選挙で明らかになった。

 

◎ NHKは投票が締め切られた午後8時、いずれも立憲民主党の公認

候補の当選確実を報じた。3区とも“ゼロ打ち”速報だった。極めて異

例だ。NHKは大河ドラマ「光る君へ」の放送開始時間を10分遅らせ、

衆院補選の特番を10分間放送した。

 

◎ 岸田首相は選挙運動最終日の27日、二度目の島根入りをして、自民

候補を応援した。首相の最終日の応援は極めて珍しい。ところが、自民

党は不戦敗2区も含め全敗で、共産・社民の支援を受けた立憲候補が、

自民と他の政権反対党に大差をつけて圧勝した意味は大きい。

 

◎ 3月にたんぽぽ舎の学習会で講演した郷原信郎弁護士は今回の岸田

首相の“惨敗”が政治資金制度論にも大きな影響を与えると見ている。

https://news.yahoo.co.jp/expert/articles/55a4f4422cc28b2cac4feb41d078abfa49e4b17c

 

 

◎ フジテレビ政治部の高田圭太記者は28日夜の「Mr.サンデー」

で、「自民党本部の受け止めは中打撃ぐらい、そこまで動揺してない」

「今回、お灸をすえられたが、これで終わりにしたい」。

 スタジオに隣にいた前明石市長の泉房穂氏が「島根でこれほど大差を

つけられるのは『自民さようなら』だと思う」とズバリ指摘。SNSで

は「泉さんがいなかったらヤバいよこの番組」などというコメントが相

次いだ。

 

◎ 「自民・公明・維新・国民・都民の全員落選運動を」「自民党が滅

びなければ日本が滅ぶ。もう、自民党は解党すべき。未だに連立離脱を

しない、公明党は解党を。政権交代が実現され、自民党・公明党が分裂

解党するまで、お灸をすえ続けなければならない」

https://twitter.com/siroiwannko1/status/1784601870834741313

 

◎ れいわ代表の山本太郎参院議員は24日の参院予算委で、「能登の生

活復旧に政府は本気で取り組んでいない。今日の奥能登の姿は、明日の

私」と強調。その上で、「米国ではなく奥能登に行っていただきたい」

と岸田氏に要請した。

 山本氏はまた、「米国とともにあると米議会で演説するより、今いち

ばん困っている能登半島の被害者と共にあるのが総理大臣の仕事」と訴

えた。25日の新聞各紙は山田氏の質問をまったく報じていない。

 

◎ TBS「Nスタ」の井上貴博キャスターらは「自公は問題だが、野

党にも代わる首相候補がいない」と連日コメントしている。

 そうだろうか。自民党の議員より、国のリーダーにふさわしい政権反

対党の政治家はいくらでもいる。米軍占領に反対し、原発反対、消費税

ゼロ、大学無償化、奨学金返済援助を掲げる山本議員に5年間ぐらい首

相を務めてもらってはどうかと考える。

 

◎ 岸田氏は山本氏の進言を無視して、1日からフランス、ブラジル、

パラグアイを訪問している。外務官僚が首相の連休ツアーとしてセット

したのだろうが、この時期に外遊とはあまりに無神経だ。岸田氏には、

内閣記者会(常勤幹事社19社)の記者20数人が政府専用機に箱乗りで同行

している。他の閣僚、党役員もキシャクラブの番記者たちを引き連れて

外遊三昧だ。

 

◎ 「自由で開かれた経済」「新しい資本主義」などと空虚な言葉を弄

ぶのではなく、誤った経済政策、アベノミクスで疲弊し、格差拡大で困

窮化する民衆を救うため、破綻する日本経済の再建に全力を尽くす時だ。

 

◎ 私は2022年7月、自民党が統一協会と半世紀一体で選挙運動、政治

活動を続けてきたことが判明した後、自民党は政治資金規正法で規定す

る「政党」として存続してはならず、岸田総裁は党の解散届を総務相に

提出すべきだと主張してきた。

 

◎ 23年末にパー券裏金疑獄も発覚した自民党を解党解散に追い込まな

ければならない。テレビ各局は次の「党の顔」に石破茂氏や小泉進次郎

氏が浮上したなどと報じている。「選挙の顔」すげ替えで、ごまかすこ

とはできない。

 2012年12月以降続く安倍・安倍傀儡政治を終焉させよう。

 

【筆者から:本連載も今回が150回になりました。記者生活は53年目に入

りました。企業メディアを改革し、市民の独立メディアを創設するとい

う、同時作業が必要だと思います。たんぽぽ舎のメルマガは後者。これ

からも書き続けます。ご意見、要望などありましたら、たんぽぽ舎へお

知らせください。】

 

 

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┗■4.メルマガ読者からのイベント案内(お問い合わせは主催者へ)

 └──── 

 

 ◆5/6より小林美香さんベーシック講座第1弾

  『ジェンダーに関わる「らしさ」はどこからきたの?−

  公共のイメージを読み解くレッスン』

 

第1回5月6日「ジェンダー表現はどのように構築されて、

        読み取られているのか」

第2回5月13日/ 第3回5月20日/ 第4回5月27日/ 第5回6月3日

 ※全5回講座。各内容は詳細ページへ!

 ※時間はすべて月曜日19:00-21:00です。

主 催:ふぇみ・ゼミ

講座詳細 https://femizemi.org/course/course-bfz2024/

お申込 b1fz2024.peatix.com/ <https://b1fz2024.peatix.com/view>

チケット(全5回)一般/16,000円 学生/13,000円

 

 広告や広報、選挙ポスターなど、公共空間やインターネット上で目に

する身体表象を通して、ジェンダーにかかわる価値観がどのように構築・

受容されているのかを読み解きます。

 イメージを観察・記録・分析する態度を身につけることで、メディア

が作り出す「らしさ」の煽りと脅しから心身を守り、より良いコミュニ

ケーションのあり方について考え、消費者教育・性教育の観点から社会

生活において主体的に振る舞うためのリテラシーを身につけます。

 

 

 ◆5/19(日)「いざ最高裁へ!子ども脱被ばく裁判決起集会」

  原発を止めた2人の元裁判長が《司法権の独立と裁判官の責任》に

  ついて語る

 

日 時:5月19日(日)13:30から

会 場:みなとパーク芝浦一階 リーブラホール

主 催:子ども脱被ばく裁判の会

問い合わせ:080-5083-8640(宮口)

参加費:無料

 

※5月20日(月)10:00最高裁前でアッピール行動を行います。

 

 

┏┓ 

┗■5.新聞より3つ

 └──── 

 

 ◆「丁寧な説明を」周辺自治体、万全対策求める

  島根2号機再稼働延期

 

 中国電力が、島根原発2号機(松江市鹿島町)の再稼働時期を8月か

ら12月に延期すると発表した30日、原発立地自治体の島根県、松江市や

鳥取県内の30キロ圏自治体の同県、米子、境港両市の首長は「安全確保

を第一に」と口をそろえ、「スケジュールありき」の工程にならないよ

う求めた。

 

 島根県の丸山達也知事は同日、報道機関の取材に応じ「必要な時間を

取って安全確保を一番大事だという認識に立った工程の見直しだと受け

止めている」と述べた。

 再稼働延期は、設備点検と安全対策工事の作業が集中したことが要因

の一つ。

 松江市の上定昭仁市長は「中国電力には工程ありきではなく、安全対

策に万全を期してほしい」と注文する。

 

 原発30キロ圏の鳥取県内の自治体の首長は、安全対策の徹底に加え、

住民への丁寧な説明を求める。平井伸治知事は「中電は安全対策を確実

に実施するとともに、周辺地域に十分かつ丁寧な説明を行うよう求めて

いく」と強調した。

 

 再稼働に向け、原子力規制委の保安規定の認可が残っている。

 米子市の伊木隆司市長は「原子力規制委は、保安規定審査など厳格に

行っていただけているものと考えている」とコメント。

 境港市の伊達憲太郎市長は「最新の知見や技術を速やかに取り入れる

など安全を第一義として安全対策工事を進め、進捗(しんちょく)状況

を市民に丁寧に説明してもらいたい」と今後の動向を注視する。

       (取材班)      (5月1日「日本海新聞」より)

https://www.47news.jp/10863971.html 

 

 

 ◆毒を食らわば皿までも

  原発推進も核ごみ受け入れ先探しも、カネ、カネ、カネ。

 

                   鎌田 慧(ルポライター)

 

 裏金が長期政権自民党の腐敗を促進し、選挙結果に表れた。

 しかし原発推進の「原発マネー」の方がはるかに巨額だ。

 関西電力幹部と福井県高浜町元助役との間を行ったり来たり、2019年

に露見した裏金は3億5千万円と言われた。

 

 私は1970年代から「金権力発電所」「金子(きんす)力発電所」と批判

してきたが、後始末としての核ごみ(高レベル放射性廃棄物)の受け入

れ先探しも、やはりカネ、カネ、カネ。

 処分場の調査費はもらうが、設置は認めない、との意見もある。本命

は誰にも分からない。秘密に動いているようだ。

 

 福島第一原発事故のあおりを受けて隣町の第二原発の4基も廃炉にな

るのだが、建設計画は全くの秘密だった。富岡町毛萱(けがや)地区の地

区長だったAさん宅へ助役や総務課長がやってきて、「大工場ができる」

ど予定地を案内させた。その時、5万分の1の地図の赤線で囲まれた枠

が余りにも広大なのに驚嘆、何の工場か聞いても「町長しか知らない」

と答えた。

 

 その後も開発としか言われなかった。秘密と交付金で原発が地域に滑

り込んだ。

 原発の隣接自治体は「立地交付金」を欲しがるようになる。

 北側の浪江町では反対同盟が強かったが、双葉町は増設計画を認めて

いた。

 東電は柏崎刈羽原発を再稼働させ、福島大事故のツケを支払う計画だ。

 毒を食らわば皿までの虚無思想。

         (4月30日「東京新聞」朝刊19面「本音のコラム」)

 

 

 ◆【近事片々】より

 

 ・岸田流「現実主義」の正体−−。ヤル気があるように見せて核心を

  ずらし、うやむやにすること。

 ・「ガザでは10分に1人の子どもが殺されている」。

  国連機関が明かす過酷な現実。

              (4月23日「毎日新聞」夕刊1面より)

 ・深く染みこんで変わらぬものを「体質」と呼ぶ。

  政治の世界を象徴するは「金権」。そこで「改革」案だが。

 ・「厳密な連座ではないが、いわゆる連座」の自民案に裏金の

  「抜け道」なお。まやかし以外の何ものでも。

 ・自由に使える数十億のカネを生み出す政策活動費は手付かず。

  ごまかしと言うよりほかは。やはり変わらぬ体質か。

 ・病院が「集団墓場」と化す不条理。

  これを「虐殺」と言わずして何と言う。(※ガザを救え)

              (4月24日「毎日新聞」夕刊1面より)

 

━━━━━━━ 

※【動画アップの紹介】

 

☆「BOTTOM UP! CHANNEL」遠藤大輔さんより

・20240311 3・11を忘れない/東電本店前抗議

 https://www.youtube.com/watch?v=iN-mr60juTA 

 

☆IWJさん

・2023.12.25 重信房子氏「イスラエルによるジェノサイドを許すな」

 https://iwj.co.jp/wj/open/archives/520635 

・2023.12.23宮田律氏(現代イスラム研究センター理事長)

  「ガザ紛争の背景〜台頭するイスラエル極右の世界観と

   米国のダブルスタンダード」 

 https://iwj.co.jp/wj/open/archives/520531?fbclid=IwAR0o_CoPP1PAVlMqjW0f52UcfPmTuUFBcuD6hkKgtLAnjOHUhg2WAcWhYq8

 

 

☆三輪祐児さんのユープラン(UPLANpart3)より

    https://www.youtube.com/results?search_query=UPLANpart3 

 

・20240427 UPLAN 川口正昭「群馬県追悼碑撤去問題を考える」

 https://www.youtube.com/watch?v=-hRld857H5o&t=6s 

・20240406 UPLAN 山崎久隆「柏崎刈羽原発の再稼働を許さない 新規制

 基準は地震と津波を過小評価 どこでも起こり得る津波災害と巨大地震」

 https://www.youtube.com/watch?v=Zknd66R3uKg 

・20240326 UPLAN 田中一郎「現代日本の政治改革」

 https://www.youtube.com/watch?v=XespCsWUgV4 

・20240311 UPLAN 3.11日本原電本店前行動・追悼と東電本店合同抗議

 https://www.youtube.com/watch?v=0TjT1biIvgM 

・20240229 UPLAN 佐藤大介「台湾の脱原発と韓国の原発暴走〜

          ノーニュークス・アジアフォーラムの30年

 https://www.youtube.com/watch?v=vQjKpumWZTE 

・20240227 UPLAN 中野宏典弁護士「原発と火山リスク」

 https://www.youtube.com/watch?v=MSJ61R-AgJU 

・20240224 UPLAN 山崎久隆「能登半島地震から考える東海第二原発」

 主催:「とめよう!東海第二原発首都圏連絡会」

 https://www.youtube.com/watch?v=ARJStbsE2lU 

・20240210 UPLAN 山崎久隆ゼミ「大地動乱の時代」の原発は廃炉に〜

 地震・津波は止められないが原発は止められる〜今すぐ「止める、

 冷やす、閉じ込める」対策を

 https://www.youtube.com/watch?v=UIMWV9KC4nw 

・20240129 UPLAN 岡 真理「ナクバ、起源の暴力としての−

              起源の暴力の起源は何か」

 https://www.youtube.com/watch?v=11urxhZlU2s 

・20240122 UPLAN 大久保貞利「電磁波の何が問題か」

 https://www.youtube.com/watch?v=eMaiGknN6UI 

・ 20231225 UPLAN 重信房子「イスラエルによるジェノサイドを許すな」

 https://www.youtube.com/watch?v=cBLb9BY4kU0 

・20231118 UPLAN【前半】東海第二原発の再稼働を許さない11.18

                        首都圏大集会

 https://www.youtube.com/watch?v=GgeU2qcho_8 

・20231118 UPLAN【後半】東海第二原発の再稼働を許さない11.18

                        首都圏大集会

 https://www.youtube.com/watch?v=ApzpTgB4w2o 

・20231118 UPLAN【神田神保町古本屋街デモ】東海第二原発の再稼働を

                    許さない11.18首都圏大集会

 https://www.youtube.com/watch?v=Afmw-twguSg 

・20230624 UPLAN 広瀬隆「市民運動が知っておくべき過ち」

           【「原発大暴走を斬る+リニア新幹線を斬る 」】

 https://www.youtube.com/watch?v=VGYUHFAG6H8 

・20230624 UPLAN 川村晃生「行き詰まるリニア、窮地のJR東海」

            ストップリニア!訴訟を原告738名で提訴

                【「原発大暴走を斬る+リニア新幹線を斬る 」】

 https://www.youtube.com/watch?v=_Hxdel9H-2s 

・広瀬 隆…『気候変動の宇宙物理学』

 「第1話」から【第14話】を見て下さい。

 https://youtu.be/JSD2PyaOEmw 

 

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☆ひきつづき、たんぽぽ舎のメールマガジン=「地震と原発事故情報」

 へのカンパを受け付けていますので、よろしくお願い致します。

  郵便振込 加入者名 たんぽぽ舎 口座番号 00180-1-403856

 

☆《事故情報編集部》より

 2024年2月中旬から、『月曜、水曜、金曜、土曜』の週4回の発信と

 なりました。「火曜、木曜」の発信しない日でも「緊急事態」の場合

 は、発信することもあります。

 

 メールマガジン読者からの集会・デモ・講演会のお知らせ、その他

 投稿(「川柳・俳句・短歌」など)を歓迎します。

 

1.「投稿」のテーマは、「原発問題」が中心軸ですが、エネルギー、

 自然、政治・経済、社会、身近な生活も歓迎します。

 

2.原稿に「見出し」をつけて下さい。(「見出し」は1行見出し

 よりも2行又は3行見出しの方が読む人にとってわかりやすい)

 執筆者名(基本的に本名でお願いしています)と執筆者名の後にかっこ

 書きで「所属・団体名」か「在住県名」を記載して下さい。

 例:たんぽぽ花子(たんぽぽ舎)、

   たんぽぽ太郎(東京都千代田区在住)

 

3.「集会・デモ・講演会等のお知らせ」の投稿に関しては、

 どの団体・グループも平等に掲載する基本方針です。

 そのため日時、会場、タイトル及び内容、主催者、主催者の連絡先

 など必要事項を400文字以内でお送り下さい。

 件名に「イベント案内掲載希望」と明記して下さい。

 日程が直前にならないよう余裕を持っていただけると幸いです。

 メールマガジンへのイベント案内は1回だけの

 掲載とさせていただきます。

 

4.集会や行動の参加報告等に関しては600文字以内で、

 タイトル(見出し)及び本文をお送り下さい。

 件名に「メルマガ掲載希望」と明記して下さい。

 

 「投稿」の送付先はたんぽぽ舎の

 通常アドレス「 nonukes@tanpoposya.net 」か、

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 なお、お送り頂いた投稿は紙面の都合上掲載できない場合も

 あります。ご了解下さい。

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 ◆メールマガジンをお送りします

  たんぽぽ舎では、「地震と原発事故情報」(メールマガジン)を

  発信しています。

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  送ってください。

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美浜の会が、「再処理「中期計画」で、Pu保有量は核爆弾160発分も増加」
の記事をHPにアップしました。是非ご覧下さい。
 その紹介メールを転送します。
3月26日に国が認可した「再処理実施中期計画」によれば、
2026年度までに、日本のプルトニウム保有量は1.3トンも増加することになります。
これは、核爆弾160発分に相当します。

既に核爆弾5,600発分ものプルトニウムを保有する日本が、
再処理で、これ以上プルトニウムを増やすことは許されません。
下記に記事を掲載しました。読んでいただければありがたいです。

この問題を広め、「中期計画」の撤回と六ヶ所再処理工場の閉鎖を求めていきましょう。

再処理「中期計画」は撤回し、六ヶ所再処理工場を閉鎖せよ
再処理を開始すれば、プルトニウム保有量は1.3トン(核爆弾160発分)も増加
  https://www.jca.apc.org/mihama/reprocess/chukikeikaku2024.pdf



<拡散・シェア歓迎!>
佐賀の永野(玄海原発プルサーマルと全基をみんなで止める裁判の会)です。

玄海町議会は4月26日、原発の高レベル放射性廃棄物最終処分場に関する文献調査の受け入れを求める請願を採択しました。
これを受けて、国は4月30日~5月2日の間に玄海町に申し入れに来ると報じられました。町長は5月中に判断を示そうとしています。北海道・神恵内村では議会で請願可決後、国が村長に調査申し入れし、村長は即日受諾したということがありました。玄海町長もただちに受け入れを受諾するかもしれない切迫した情勢となっています。
私たちは、これから先にずっと続く住民の命や暮らしの安全・安心を守るため、町長が文献調査を「受け入れ」しないよう以下の緊急行動に取り組みます。
全国のみなさんのお力をどうぞお貸しください。よろしくお願いします。

①玄海町長に対する緊急賛同署名
「核のごみ最終処分場文献調査を受け入れないでください」要請への賛同をお願いします。
5/2に脇山伸太郎玄海町長に対して提出したいと思いますので、5/1(水)締切です。
個人・団体、どちらも募集します。できましたら県名、コメントもお願いします。
以下の署名フォームからお願いします。
◆https://chng.it/W7vsV2KC6Q

②玄海町への電話かけ
町長に対して、鳴りやまない電話、途切れないFAX受信で、1人ひとりが受入反対の思いを伝えましょう。
<玄海町役場>
Tel:0955-52-2111(代表) ※公表されている番号はこれのみ。
Fax:0955-52-5008
HP意見フォーム https://www.town.genkai.lg.jp/form/detail.php?sec_sec1=2&check

③玄海町民への電話かけ
選挙デンカツシステムを使って、町民に電話し、簡潔なアンケートで声を拾って、集約し、町長に届けます。「玄海最終処分場問題を考える会」として行います。
手伝える方は、鳥栖市議の牧瀬昭子さん(080-3221-6997、makiseakiko@gmail.com)に連絡お願いします。

④玄海町役場前スタンディング・街頭宣伝
4月30日以降、時間の都合のつく限り、玄海町役場前でスタンディング行動を行います。
町内を回る街宣車も手配中です。
駆けつけられるよという方、玄海原発反対からつ事務所の北川浩一さん(090-7926-5591)、牧瀬昭子さんに連絡をお願いします。遠方の方は、からつ事務所にどうぞお泊りください。


******************************
<緊急賛同署名:締切5月1日>
核のごみ最終処分場「文献調査」を受け入れないでください
https://chng.it/W7vsV2KC6Q

玄海町長 脇山伸太郎様

玄海町議会は4月26日、原発の高レベル放射性廃棄物最終処分場に関する文献調査の受け入れを求める請願を採択しました。これを受けて、国は4月30日~5月2日の間に玄海町に申し入れに来ると報じられました。。
私たちは、これから先にずっと続く住民の命や暮らしの安全・安心を守るため、文献調査の受け入れに反対します。

高レベル放射性廃棄物には猛毒の放射能が入っており、強烈な放射線を果てしなく長期間発し続けます。その固化体製造直後の場合、1500シーベルト/時と言われ、人が近づけば20秒で100%死亡に相当すると資源エネルギー庁も説明しています。そのため、アメリカ環境保護庁は放射能規制を100万年間行うとしています。埋め捨てにできるような代物ではないのです。日本では地下300メートルより深い地層で処分することになっていますが、安全に保管できるという確立した技術は、日本のみならず地球上にはありません。フィンランドなどではほぼ安全になる期間を最低10万年と見ているようですが、地殻変動の激しい日本でその間何も起こらないとは想像さえできません。人間が超長期にわたって放射能を安全に管理できる保障は全くないのです。

そうした超危険な核のごみを作り出し続けるのが原発です。そのことが分かっていながら、原発政策を強引に進めてきた国や電力会社の責任は重大です。日々危険と隣り合わせで、不安を抱えながら暮らしてきた原発地元住民に、核のごみの負担まで押し付けるのは、あまりに理不尽です。
さらにこうした重大事の権限が首長のみにあり、地域社会全体の合意形成を図る仕組みが皆無です。住民は蚊帳の外で、必要な情報も与えられず、不公正、不透明な中で、地域の未来を左右する重大な問題が決められてしまうのも大問題です。

まずは核のごみの排出源を断つこと、つまり、玄海原発をはじめ全国すべての原発を止めることが先決ではないでしょうか。すでに作り出されてしまった核のごみについては、その後に、人類の叡智を集めて処分方法を見つけ出していかなければなりません。

私達は目先の利益のために、10万年・100万年先の未来に、核のゴミのツケを押し付けることに反対です。
核のごみ最終処分場の文献調査の受け入れはしないでください。

<締切5月1日>
<呼びかけ>
 玄海原発プルサーマルと全基をみんなで止める裁判の会
   http://saga-genkai.jimdo.com/
 玄海原発反対!からつ事務所
   https://nonukeskaratsu.wixsite.com/karatsu


<参考:4/25ニュース報道>
◆反原発の団体が集まり文献調査を受け入れないよう求める
https://www3.nhk.or.jp/lnews/saga/20240425/5080016987.html
◆玄海町議会特別委「核ごみ」文献調査受け入れ請願を"採択" 
https://www.sagatv.co.jp/news/archives/2024042516448


********************************************
永野浩二<nagano0904@ybb.ne.jp>
携帯:090-3949-2103
★玄海原発プルサーマルと全基をみんなで止める裁判の会
TEL:090-6772-1137(石丸)/080-5254-6866(江口)
 

 

29日に下記のシンポジウムが開催されますので紹介します
対面とオンラインの両方で参加できます。・
小寺隆幸

*******************
「稼げる大学」はどこへ行く? ― アカデミック・キャピタリズム再考(2024.4.29
開催)
https://transuniversitynetwork.blogspot.com/2024/04/2024429.html
日時:2024年4月29日(月)13時30分~16時30分(開場は13:00)
会場:東京大学 赤門総合研究棟 A200講義室
申込:4月28日(日)までにこちらよりお申込みください。
https://forms.gle/6thmmF6BEp2m45r96
※対面参加者は申込無しで来ることも可能ですが、急な会場・スケジュール変更等も
ありますので、できるだけ事前申し込みをお願いします。

司会進行:
 隠岐さや香(東京大学/科学史/大学横断ネット呼びかけ人)
 米田俊彦(お茶の水女子大学[名誉]/教育史/大学横断ネット呼びかけ人)
第Ⅰ部 シンポジウム
・パネリスト
 本田由紀(東京大学/教育社会学)「国立大学法人法の変更と国立大学の危機」
 堀口悟郎(岡山大学/憲法学)「国立大学の統治構造」
 田中智之(京都薬科大学/日本科学振興協会理事/薬理学)「『選択と集中』の何が
成果か?」
・コメンテイター
 光本滋(北海道大学/高等教育/大学横断ネット呼びかけ人) 
第Ⅱ部 それぞれの現場からの問題提起
趣旨説明:
 国際卓越研究大学法案の策定過程で「稼げる大学」という言葉が登場したときに、
多くの大学関係者が戸惑いを感じた。その後の経過が示しているのは、この「稼げる
大学」という発想が相当に深い根を持っていることである。

知識を市民が求める公共財とみなして知の自由な流通を求める「知と学問の公的体
制」から、知識をいわば私有財産とみなして知識を提供した企業や、研究を請け負っ
た大学の利益を優先する「知と学問のアカデミック・キャピタリズム*的な体制」へ
の転換が1980年代からアメリカやイギリスなどで生じていた。

日本では21世紀初頭に小泉純一郎内閣の下での国立大学法人化により政府は設置者と
して国立大学の経費負担義務を免れ、運営費交付金の財政措置等を通じて大学を統治
することが可能となり、アカデミック・キャピタリズム(大学資本主義)への道が開
かれた。国際卓越研究大学の登場はその総決算であると同時に、「稼げる大学」への
の転換をさらに加速しようとするものである。

「稼げる大学」はどこに向かおうとしているのか?それは本当に研究力の向上や「イ
ノベーション」につながるものか?与党政治家と官僚や特定の大企業が癒着しながら
経済を支配するクローニー・キャピタリズム(縁故資本主義)と結びついて研究不正
を蔓延させ、研究力を低下させ、大学の私物化を推進するだけではないか?

今日の大学をめぐる状況があまりにも深刻であるだけに、できるかぎり根底的。原理
的な次元にさかのぼって学術的に考える機会としたい。

主催:隠岐さや香研究室+大学横断ネット
 

 

たんぽぽ舎です。【TMM:No5016】

2024年4月27日(土)地震と原発事故情報−

             3つの情報をお知らせします

                   転載・転送歓迎

━━━━━━━ 

★1.東電柏崎刈羽原発再稼働反対!  (下) (了)

  青森県むつ市への使用済み核燃料輸送は危険−輸送反対の取り組みを

  使用済み核燃料輸送は新規制基準の適用外

               山崎久隆(たんぽぽ舎共同代表)

  ※柏崎刈羽原発の燃料装填の現状についての報道紹介

★2.辺野古・「代執行」訴訟での最高裁の上告不受理を許さず、

  新基地反対・普天間基地撤去に向けた運動を強化する(声明)

   3団体の抗議文(声明)の紹介

★3.新聞より3つ

  ◆東電に地元不信感根強く     柏崎刈羽「東北電が運転すれば」

             (4月27日東京新聞2面「核心」より抜粋)

   ◆新潟県知事3つの論点注視

             (4月27日東京新聞2面より抜粋)

  ◆国に責任はないと断じた裁判官が東電代理人の事務所の顧問に

   最高裁の暗黒(上)沈思実行(190)       鎌田 慧

             (週刊新社会4月17日第1351号より)             

           

━━━━━━━ 

※5/8(水)2つの申し入れ・抗議行動にご参加を!

  連休のため、1週遅らせて開催します。

  2つの行動=定例は第1水曜です。

 

1.第70回日本原電本店抗議行動

  東海第二原発の防潮堤欠陥工事発覚!

  日本原電の「欠陥工事隠蔽」をゆるさない!再稼働やめろ!

 

 日 時:5月8日(水)17:00より18:00

 場 所:日本原電本店前(住友不動産秋葉原北ビル 台東区上野5-2-1) 

     JR秋葉原駅より5分、銀座線末広町駅4番出口より4分

      ※北ビルです!南ビルではありません!

 主 催:「とめよう!東海第二原発首都圏連絡会」TEL 070-6650-5549

 協 力:「再稼働阻止全国ネットワーク」

   ☆第71回は、6月5日(水)17:00より18:00です。

 

2.「第128回東電本店合同抗議」

  放射能汚染水海洋投棄を中止せよ! 柏崎刈羽原発を再稼働するな!

  東電は2200億円の原電支援するな!

  東電は福島第一原発事故の責任をとれ!

 

 日 時:5月8日(水)18:45より19:45

 場 所:東京電力本店前(千代田区内幸町1-1-3)

 呼びかけ:「経産省前テントひろば」070-6473-1947

      「たんぽぽ舎」 03-3238-9035

 賛 同:東電株主代表訴訟など141団体

   ☆第129回は、6月5日(水)18:45より19:45です。

━━━━━━━

※5/11(土)岡口基一元裁判官の講演会「白を黒にしてしまう大きな力。

     そして、無邪気に権力を行使してしまう弾劾裁判員たち」

     浅野健一が選ぶ講師による「人権とメディア」連続講座

 

 お 話:岡口基一元裁判官

     浅野健一(ジャーナリスト)

 日 時:5月11日(土)14時より16時

 会 場:「スペースたんぽぽ」

 参加費:800円  ◇予約受付中 たんぽぽ舎・電話 03-3238-9035 か

  「ヤフーメール」 <tanpopo3238@yahoo.co.jp> 宛てに、

 ご氏名と電話番号をお知らせ下さい。受付番号をお伝えいたします。

 

 岡口基一(おかぐち きいち)さんのプロフィール

 1966年、大分県生まれ。1992年、東京大学法学部卒業。

 1994年浦和地方裁判所判事補。水戸地裁判事補、

 大阪高裁・東京地裁・仙台高裁判事。

 2024年4月3日、裁判官弾劾裁判所の裁判により罷免。

 4月4日、伊藤塾専任講師に就任。著作『要件事実マニュアル』

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※5/27(月)『民主主義VS専制主義?』NATOとウクライナ「戦争」

 

 お 話:金 性済(キム ソンジェ)さん

         (日韓和解と平和プラットフォーム)

 日 時:5月27日(月)19時より21時

 会 場:「スペースたんぽぽ」

 参加費:800円     ◇予約受付中 5/11と同じやり方です。

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※6/1(土)「なかったことにはできない 関東大震災・知られざる悲劇

          福田村事件」

      浅野健一が選ぶ講師による「人権とメディア」連続講座

 

 お 話:辻野弥生さん…映画「福田村事件」(森達也監督)の企画協力者

 日 時:6月1日(土)14時より16時 (開場13時30分)

 会 場:「スペースたんぽぽ」

 参加費:800円(資料代含む)  ◇予約受付中 5/11と同じやり方です。

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┏┓ 

┗■1.東電柏崎刈羽原発再稼働反対!  (下) (了)

 | 青森県むつ市への使用済み核燃料輸送は危険−

 | 輸送反対の取り組みを

 | 使用済み核燃料輸送は新規制基準の適用外

 └──── 山崎久隆(たんぽぽ舎共同代表)

 

3.危険な中間貯蔵施設への輸送

 

◎ RFS(リサイクル燃料貯蔵の中間貯蔵施設)に使用済み核燃料を

運び込むには、むつ市関根浜港に荷揚げするが、その設備、岸壁、さら

には周辺地域の断層の状況や津波発生状況について、東電は自ら審査を

受けているわけではなくRFSが行っている。

 下北半島北部もまた、能登半島のような隆起地形であり、巨大地震や

津波災害に加え、火山災害も発生する可能性が指摘されているが、そう

いうリスクについて、新規制基準の後で何か変わったのか。

 

◎ 「リサイクル燃料備蓄センター使用済燃料貯蔵事業変更許可申請書」

添付書類四(使用済燃料貯蔵施設を設置する場所における気象,地盤,

水理,地震,社会環境等の状況に関する説明書)で記述されている内容は、

いずれについても建屋の健全性よりも容器そのものの堅牢さをもって、

重大な放射能災害に至らないとしている。

 

◎ 原子力施設の多くは、新規制基準で「想定された地震や津波対策」

を行っていても、なお発生しうる過酷事故対策として特定重大事故等

対処施設(特重)の設置など従来の安全対策に加えて電源設備や注水

能力の強化を図った対策を採用しているが、核燃料輸送には同等の対策

はない。

 また、荷役港など、発電所港とは異なる場所の対策については、「緊急

離岸等の対応を適切に実施できるよう準備を進る」程度で、具体的なもの

は存在しない。

 また、使用済燃料輸送に関する国の規制も東日本大震災前から今も何ら

変わっていない。

 

4.使用済み核燃料輸送は新規制基準の適用外だ

 

◎ 法令上、輸送の安全対策は国土交通省令に基づき危険時における措置

を行っていくとされている。

 なお、「発電所港及び荷役港における地震、津波等時の緊急離岸等の

対応強化」は原子力施設への対策であり、輸送時の対策ではない。

 具体的には、「核燃料物質や核燃料物質によって汚染された物質を原発

や工場の外で運搬」する場合は「核原料物質、核燃料物質及び原子炉の

規制に関する法律(原子炉等規制法)」第59条(運搬に関する確認等)

で国土交通省令に基づいて実施すると定めている。

 

◎ 新規制基準は、原発の事故対策で従来想定していなかった格納容器の

破損や大量の放射性物質の拡散も想定し、原子力防災指針でPAZや

UPZを定め、各自治体や内閣府と共に原子力防災計画の策定を、従来の

立地自治体だけでなく概ね30キロ圏の自治体全てにおいて策定することと

された。

 

◎ 使用済み核燃料輸送や放射性廃棄物輸送で、そうした改訂や見直しが

あったのか。

 現実には何の変更もない。

 原発の「想定外を想定する」として、大規模地震や津波では新規制基準

で規制対象としたが、使用済み核燃料輸送については従来と変わらず容器

の耐久性のみを検査するだけで、例えば使用済燃料輸送中に沈没、座礁、

容器破損等を想定したものになっていない。

 能登半島地震を教訓化して燃料輸送全体について大きな見直しが必要

であるはずだ。

 

◎ しかし東電も国も「能登半島地震から新たな教訓・知見が得られた

場合は、その内容を踏まえて更なる安全性向上を検討」としているだけ

である。

 輸送に関しては、電力会社とRFSとのあいだで責任分界が設けられ

ている。

 燃料体を入れた輸送容器がむつ市のRFS中間貯蔵施設の敷地に到達

した段階であることがRFSから示されている。

 しかし、東電側はこの質問への回答は拒否した。

 

◎ どこから何処までが東電の責任で、どこまでが輸送事業(原燃輸送)

の責任という認識については、使用済み核燃料の輸送では原燃輸送が

行っている輸送について一義的には東電の責任であることを認めている。

 事故が起きた場合の対策、回収、賠償は一元的に東電の責任である。

 これは、東電株主にとっても重大なことであり、福島第一原発の事故

への賠償責任と同様に、使用済み核燃料輸送の事故時には、東電の責任

として株主にも応分の責任があるのである。

        (初出:4月19日発行「たんぽぽ舎金曜ビラ」No482)

 

 

※柏崎刈羽原発の燃料装填の現状についての報道紹介

 

◆東電、負債返済 再稼働頼み  柏崎刈羽原発 核燃料を装填完了

 地元同意ないまま 拭えぬリスク   綱渡りの推進

    (東京新聞「東電再稼働を問う」4月27日朝刊1面より抜粋)

 

  東京電力は26日、福島第1原発事故後に東京電力として初めての再稼働

を目指す柏崎刈羽原発7号機(新潟県)で原子炉に核燃料を装填(そう

てん)する作業を完了したと発表した。地元自治体の再稼働への同意が

ないまま、異例の核燃料装填に踏み切った背景には、福島の事故で背負

った多額の負債を柏崎刈羽の再稼働で改善させたいとの思惑がある。

だが、原発は事故リスクと切り離せず、この綱渡りのシナリオは果たして

理解されるのか。(荒井六貴)

 

 「東京電力の自立の一歩。再稼働で利益が上がり、経営改革の観点から

期待はある。きちっと返済できるような体制をつくってもらいたい」。

経済産業省資源エネルギー庁の関係者は、着々と進む準備に期待を示した。

 

 再稼働に向けた主な手続きは、新潟県が同意するかどうかだけになった。

立地する柏崎市と刈羽村は再稼働に前向きで、花角英世知事は態度を明ら

かにしていない。東京電力は、電力需要が高まる夏場までに県の同意が

取れれば、すぐに再稼働できるよう核燃料装填を急いだとみられる。

 

  原発事故で東京電力は大きな負債を抱えた。政府は昨年末、賠償や廃炉

などの費用の想定を計約23兆4千億円と示した。このうち、東京電力が

返済するのは16兆円超。残りは国と他電力会社が支払う。ただ、想定には

仮定が多く、さらに膨らむ可能性が高い。(後略)

 

   詳細はWebで:

 核燃料セットが完了 借金返済のための柏崎刈羽原発再稼働 

 残る手続きは新潟県の同意のみ 

        https://www.tokyo-np.co.jp/article/323822?rct=genpatsu

 

  ※装填(そうてん)のてんは作りの上がヒですが、

   このメールでは送れないため真に変えています。

 

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┗■2. 辺野古・「代執行」訴訟での最高裁の上告不受理を許さず、

 | 新基地反対・普天間基地撤去に向けた運動を強化する(声明)

  | 3団体の抗議文(声明)の紹介

 └────

 

    辺野古・「代執行」訴訟での最高裁の上告不受理を許さず、

  新基地反対・普天間基地撤去に向けた運動を強化する(声明)

 

                       2024年3月19日

 

            辺野古新基地を造らせないオール沖縄会議

        戦争させない・9条壊すな!総がかり行動実行委員会

                 「止めよう!辺野古埋め立て」国会包囲実行委員会

 

 最高裁第1小法廷(岡正晶裁判長)は2月29日付で、辺野古新基地工事

における軟弱地盤改良のための設計変更について、代執行を認めないと

する沖縄県の上告を不受理とする決定を行いました。

 最高裁が上告内容について一切の審理を行わず却下を決定したことに

強く抗議します。

 

1.沖縄防衛局が2020年に設計変更を申請した軟弱地盤の改良工事計画

には大きな問題があります。

 第一に軟弱地盤の調査が不十分で、専門家から工事後に崩落が起きる

危険性が指摘されていること、

 第二に、政府の計画でも工事期間が12年と長期にわたり、政府が言う

「普天間基地の危険性除去」に合理性がないことです。

 さらに、生物多様性の宝庫である海を埋立てることで重大な環境破壊

も懸念されることもあり、玉城沖縄県知事が設計変更申請を不承認とし

たことは当然のことです。

 

2.ところが沖縄防衛局は沖縄県知事の不承認決定に対して、行政措置に

対する一般国民への救済手段である行政不服審査法を悪用して国土交通

大臣に不承認を取り消させたのです。

 さらに国交大臣は、沖縄県に承認を求めて是正の指示まで行いました。

沖縄県は当然、このことの不当性を訴えましたが、最高裁は、公有水面

埋立法の承認要件の不充足性について何らの判断も示さず、2023年9月

4日の判決で、政府部内の「自作自演の茶番劇」を追認しました。

 

3.岸田政権はこの最高裁判決を「錦の御旗」として、国交大臣の「代

執行」による設計変更承認の訴訟を福岡高裁那覇支部に提起しました。

福岡高裁那覇支部判決は、地方自治の保障のために設けられた代執行の

厳格な3要件に応えることなく、2023年12月20日、上記9月4日の最高

裁判決を踏襲して代執行を認める判決を出しました。

 この代執行は、2019年の沖縄県民投票で民主的に示された新基地建設

のための埋め立てを認めない民意を蔑ろにするものです。

 また、政府が沖縄県の求める対話に応じず、国と対等とされている地方

自治体の権限を奪い、代わって行使し、その過程を司法がチェックもせず

に政府の暴挙を容認する初の事例であり、全国に影響する重大なものです。

 

4.沖縄県は、福岡高裁那覇支部の判決を不服として、最高裁に実質審査

を求めて上告をしていましたが、今回、これを最高裁第1小法廷が門前

払いにしたことは、司法による責任の放棄といわなければなりません。

 私たちは、最高裁が「法の番人」として、公正中立の立場で、代執行の

各要件充足性について厳格に審査するよう求める団体署名運動を全国に

呼びかけ、諸団体の構成員の意思集約を行ってきました。

 今回の「上告不受理」の決定は、こうした矢先に行なわれたものです。

 最高裁の「上告不受理」決定は、日本国憲法の三権分立の原則を投げ

捨てて行政権力に追随するものとして断じて認められません。

 

5.日本の国土面積の0.6%の沖縄に米軍専用基地の70%以上を配備し、

県民に過大な基地負担を強要しておきながら、さらに辺野古新基地を押し

付けることは人権を蹂躙するものというほかありません。

 政府が、普天間基地の危険性除去するとして「返還」を公言して28年

がたつ中、問題の解決のためには、完成の見通しのない「辺野古移設」

をやめ、無条件撤去以外に方法はありません。

 辺野古新基地問題は今回の最高裁決定で決着したわけではありません。

 軟弱地盤の調査が不十分な中で強行される工事に今後も問題が噴出する

ことは必定です。

 私たちは、最高裁の不当な決定を乗り越え、辺野古新基地工事の中止と

普天間基地の撤去を求めて運動をさらに広げる決意です。  以上

 

 

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┗■3.新聞・配信より3つ

 └──── 

 

 ◆東電に地元不信感根強く     柏崎刈羽「東北電が運転すれば」

 

 柏崎刈羽原発7号機(新潟県)への核燃料装填(そうてん)を終えた

東京電力に対し、地元の新潟では、これまで積み重ねてきた不祥事を

踏まえ、不信感が根強い。原発を運転する事業者の変更を求める声さえ

あり、県民からも原発を再び運転する資格があるのか問われている。

 

  「この2、3年で、信頼回復なんてできていないのに、今後もできる

わけがない。東京電力だけで再稼働するのは駄目だと言っている」。

新潟県の自民党のベテラン県議は断言した。県内に電気を供給する東北

電力などが運転主体になることを想定しているとみられる。

 原発を推進する立場の自民県議も突き放す背景は、不祥事を立て続け

に起こす東電の能力不足にある。

 2020年3月以降、多数の侵入検知器の故障などテロ対策の不備が発覚。

原子力規制委員会は21年4月に事実上の運転禁止命令を出し、23年12月

に解除されるまで2年半以上続いた。新潟で再稼働を容認していた人の

心も離れていった。

 東電の問題に詳しい橘川武郎・国際大学学長(エネルギー産業論)は

「事故を起こした東電が原発事業を続けるのはおかしい。東電が賄えない

福島の事故処理費用は、国民負担になる恐れがある。柏崎刈羽は東北電

などに売却し、事故処理費用に充てて福島に専念すべきだ」と指摘する。

(後略)

                      (4月27日東京新聞2面「核心」より抜粋)

 

 ◆新潟県知事3つの論点注視

 

  柏崎刈羽原発再稼働への地元同意の是非を判断するのに当たり、新潟

県の花角英世知事は、判断材料として主に「経済効果」「事故対策」

「避難計画」の三つの論点を挙げる。(中略)

 

  最も結論に時間がかかるのが避難計画とみられる。計画自体は完成

しているものの、県が国に求める避難道路の整備や、大雪時の対応など

の詳細がまとまっていない。家屋倒壊や道路寸断が多発した能登半島

地震の検証が必要だとして、有識者会議を設置して課題の洗い出しを

始める方針だ。(後略)

     (4月27日東京新聞2面より抜粋)

 

※上記2点共詳細はWebで

  東京電力に原発再稼働の資格はあるのか 柏崎刈羽の地元に

  くすぶる不信感 新潟県知事が挙げる3つの論点

            https://www.tokyo-np.co.jp/article/323837

 

 

 ◆国に責任はないと断じた裁判官が東電代理人の事務所の顧問に

  最高裁の暗黒(上)沈思実行(190)

                        鎌田 慧

 

◯「まだ最高裁があるんだ」と、格子の向こうから叫ぶ。今井正監督の

「真昼の暗黒」(1956年)のラストシーンは強烈だった。1951年、山口県

麻郷村八海(現田布施町)で、夫婦ニ人を殺害して、金を奪った強盗

殺人事件、「八海事件」の映画化だった。主犯とされた阿藤周平が高裁

の死刑判決を受けて叫んだ。

 4人の「共犯者」は広島高裁で無期懲役にされた。が、映画の主人公・

阿藤周平だけが死刑判決だった。それでも、阿藤は「最高裁がある!」

と絶望しない。最高裁が希望だった。実際、17年かかったが、共犯者を

でっち上げた真犯人を除いた、阿藤ほか3人は最高裁で無罪判決、冤罪

が晴れた。

 

◯袴田事件の袴田巌さんは、1966年に逮捕され、57年が経ってようやく

再審がはじまった。今年の秋には無罪判決がだされる見通しだ。

 

◯狭山事件の石川和夫さんは61年が経っても、いまだ再審開始になって

いない。

 これは不正義というしかない。冤罪がなかなか最高裁で認められな

いのは「疑わしきは罰せず」の原則が徹底されていないことが大きい。

 

◯しかし、原発訴訟の場合は「国策民営」と言われる国の原発政策と東京

電力など巨大な電力会社と政府の関係、さらには、最高裁判事と巨大法律

事務所の癒着という関係があって、国の責任追及、「法の支配」が困難だ。

 福島原発大事故に対する国の責任を追及する賠償訴訟で、2023年6月

17日、最高裁は、全面的に否定した。これまで地裁や高裁で認められて

きた国の賠償を認めなかった。(三浦守裁判官だけが反対意見で、3対1)。

 

◯最高裁には2つの顔がある。国民の権利(人権)は擁護する立場から、

被害者救済において比較的柔軟な姿勢を示し、しかし、他方で、憲法9条

や安全保障など、国の政策にかかわる事件では、統治機構の一員として

それらを擁護する。(吉村良一「六・一七最高裁判決の問題点」

『ノーモア原発公害』所収)。

 

◯そればかりではない。「国に責任はない」と断じた裁判官が、判決後、

東京電力の代理人が所属する、巨大事務所の顧問になったのだ。

                    (週刊新社会4月17日第1351号より)

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※【動画アップの紹介】

 

☆「BOTTOM UP! CHANNEL」遠藤大輔さんより

・20240311 3・11を忘れない/東電本店前抗議

 https://www.youtube.com/watch?v=iN-mr60juTA 

 

☆IWJさん

・2023.12.25 重信房子氏「イスラエルによるジェノサイドを許すな」

 https://iwj.co.jp/wj/open/archives/520635 

・2023.12.23宮田律氏(現代イスラム研究センター理事長)

  「ガザ紛争の背景〜台頭するイスラエル極右の世界観と

   米国のダブルスタンダード」 

 https://iwj.co.jp/wj/open/archives/520531?fbclid=IwAR0o_CoPP1PAVlMqjW0f52UcfPmTuUFBcuD6hkKgtLAnjOHUhg2WAcWhYq8

 

 

☆三輪祐児さんのユープラン(UPLANpart3)より

    https://www.youtube.com/results?search_query=UPLANpart3 

 

・20240406 UPLAN 山崎久隆「柏崎刈羽原発の再稼働を許さない 新規制

 基準は地震と津波を過小評価 どこでも起こり得る津波災害と巨大地震」

 https://www.youtube.com/watch?v=Zknd66R3uKg 

・20240326 UPLAN 田中一郎「現代日本の政治改革」

 https://www.youtube.com/watch?v=XespCsWUgV4 

・20240311 UPLAN 3.11日本原電本店前行動・追悼と東電本店合同抗議

 https://www.youtube.com/watch?v=0TjT1biIvgM 

・20240229 UPLAN 佐藤大介「台湾の脱原発と韓国の原発暴走〜

          ノーニュークス・アジアフォーラムの30年

 https://www.youtube.com/watch?v=vQjKpumWZTE 

・20240227 UPLAN 中野宏典弁護士「原発と火山リスク」

 https://www.youtube.com/watch?v=MSJ61R-AgJU 

・20240224 UPLAN 山崎久隆「能登半島地震から考える東海第二原発」

 主催:「とめよう!東海第二原発首都圏連絡会」

 https://www.youtube.com/watch?v=ARJStbsE2lU 

・20240210 UPLAN 山崎久隆ゼミ「大地動乱の時代」の原発は廃炉に〜

 地震・津波は止められないが原発は止められる〜今すぐ「止める、

 冷やす、閉じ込める」対策を

 https://www.youtube.com/watch?v=UIMWV9KC4nw 

・20240129 UPLAN 岡 真理「ナクバ、起源の暴力としての−

              起源の暴力の起源は何か」

 https://www.youtube.com/watch?v=11urxhZlU2s 

・20240122 UPLAN 大久保貞利「電磁波の何が問題か」

 https://www.youtube.com/watch?v=eMaiGknN6UI 

・ 20231225 UPLAN 重信房子「イスラエルによるジェノサイドを許すな」

 https://www.youtube.com/watch?v=cBLb9BY4kU0 

・20231118 UPLAN【前半】東海第二原発の再稼働を許さない11.18

                        首都圏大集会

 https://www.youtube.com/watch?v=GgeU2qcho_8 

・20231118 UPLAN【後半】東海第二原発の再稼働を許さない11.18

                        首都圏大集会

 https://www.youtube.com/watch?v=ApzpTgB4w2o 

・20231118 UPLAN【神田神保町古本屋街デモ】東海第二原発の再稼働を

                    許さない11.18首都圏大集会

 https://www.youtube.com/watch?v=Afmw-twguSg 

・20230624 UPLAN 広瀬隆「市民運動が知っておくべき過ち」

           【「原発大暴走を斬る+リニア新幹線を斬る 」】

 https://www.youtube.com/watch?v=VGYUHFAG6H8 

・20230624 UPLAN 川村晃生「行き詰まるリニア、窮地のJR東海」

            ストップリニア!訴訟を原告738名で提訴

                【「原発大暴走を斬る+リニア新幹線を斬る 」】

 https://www.youtube.com/watch?v=_Hxdel9H-2s 

・広瀬 隆…『気候変動の宇宙物理学』

 「第1話」から【第14話】を見て下さい。

 https://youtu.be/JSD2PyaOEmw 

 

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☆ひきつづき、たんぽぽ舎のメールマガジン=「地震と原発事故情報」

 へのカンパを受け付けていますので、よろしくお願い致します。

  郵便振込 加入者名 たんぽぽ舎 口座番号 00180-1-403856

 

☆《事故情報編集部》より

 2024年2月中旬から、『月曜、水曜、金曜、土曜』の週4回の発信と

 なりました。「火曜、木曜」の発信しない日でも「緊急事態」の場合

 は、発信することもあります。

 

 メールマガジン読者からの集会・デモ・講演会のお知らせ、その他

 投稿(「川柳・俳句・短歌」など)を歓迎します。

 

1.「投稿」のテーマは、「原発問題」が中心軸ですが、エネルギー、

 自然、政治・経済、社会、身近な生活も歓迎します。

 

2.原稿に「見出し」をつけて下さい。(「見出し」は1行見出し

 よりも2行又は3行見出しの方が読む人にとってわかりやすい)

 執筆者名(基本的に本名でお願いしています)と執筆者名の後にかっこ

 書きで「所属・団体名」か「在住県名」を記載して下さい。

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   たんぽぽ太郎(東京都千代田区在住)

 

3.「集会・デモ・講演会等のお知らせ」の投稿に関しては、

 どの団体・グループも平等に掲載する基本方針です。

 そのため日時、会場、タイトル及び内容、主催者、主催者の連絡先

 など必要事項を400文字以内でお送り下さい。

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 日程が直前にならないよう余裕を持っていただけると幸いです。

 メールマガジンへのイベント案内は1回だけの

 掲載とさせていただきます。

 

4.集会や行動の参加報告等に関しては600文字以内で、

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2024年4月26日(金)地震と原発事故情報−

              3つの情報をお知らせします

                    転載・転送歓迎

━━━━━━━ 

★1.「30km圏の7市町にも理解要請すべきだ」との声明

  (柏崎刈羽原発再稼働について)

  原発30km圏の市町議員が超党派で構成するUPZ議員研究会が発表

  東京電力柏崎刈羽原発に関する最近の動き

                  上岡直見(環境経済研究所代表)

★2.東電柏崎刈羽原発再稼働反対!  (上) (2回の連載)

  7号機の核燃料装填開始

  柏崎市の「市民懇談会」…「住宅倒壊したら屋内退避なんて」等

  疑問の声が多数、再稼働「ありき」の姿勢に批判

                  山崎久隆(たんぽぽ舎共同代表)

★3.新聞・配信より8つ

  ◆山口県上関町のボーリング調査開始に抗議

   市民団体が中国電力本社前で

               (4月24日「中國新聞デジタル」より)

  ◆北陸電力に志賀原発の廃炉議案提出 市民団体、株主総会で採決へ

                               (4月25日「共同通信」より)

  ◆核ごみ調査請願採択、玄海町議会 原発立地自治体で初

                (4月25日12:39「共同通信」より抜粋)

  ◆玄海町、本会議で核ごみ請願採択 文献調査、町長が応募可否判断へ

              (4月26日11:31「共同通信」より抜粋)

  ◆島根原発2号機 30年超運転認可 規制委、8月再稼働予定

             (4月25日「日本海新聞」Net Nihonkaiより)

  ◆米高官、ガザ「集団墓地」の調査要求

   イスラエルに「答え求める」  (4月25日11:52「毎日新聞」より)

  ◆未開発国・日本

   104カ国中の94位…日本 トップは韓国

   税に対する関心度と優遇に対する透明性や公正性から見た国際的評価

                                     三木義一(青学大名誉教授)

              (4月25日「東京新聞」朝刊19面「本音のコラム」)

  ◆【近事片々】より

   ・日米に「限界はない」と大統領、「覚悟はある」と首相。 ほか

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※明日です! 予約の必要はありません。席に余裕があります。

 

 4/27(土)群馬県議会と市民の合意で設置した追悼碑撤去は群馬の歴史に

     大きな汚点を残した、群馬追悼碑問題を考える

     浅野健一が選ぶ講師による「人権とメディア」連続講座

 

 お 話:川口正昭(記憶 反省 そして友好)の追悼碑を守る会共同代表

     浅野健一(元同志社大学大学院教授)

 日 時:4月27日(土)14時より16時 13:30開場

 会 場:「スペースたんぽぽ」

 参加費:800円(資料代含む)

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※5/8(水)2つの申し入れ・抗議行動にご参加を!

  連休のため、1週遅らせて開催します。

  2つの行動=定例は第1水曜です。

 

1.第70回日本原電本店抗議行動

  東海第二原発の防潮堤欠陥工事発覚!

  日本原電の「欠陥工事隠蔽」をゆるさない!再稼働やめろ!

 

 日 時:5月8日(水)17:00より18:00

 場 所:日本原電本店前(住友不動産秋葉原北ビル 台東区上野5-2-1) 

     JR秋葉原駅より5分、銀座線末広町駅4番出口より4分

      ※北ビルです!南ビルではありません!

 主 催:「とめよう!東海第二原発首都圏連絡会」TEL 070-6650-5549

 協 力:「再稼働阻止全国ネットワーク」

   ☆第71回は、6月5日(水)17:00より18:00です。

 

2.「第128回東電本店合同抗議」

  放射能汚染水海洋投棄を中止せよ! 柏崎刈羽原発を再稼働するな!

  東電は2200億円の原電支援するな!

  東電は福島第一原発事故の責任をとれ!

 

 日 時:5月8日(水)18:45より19:45

 場 所:東京電力本店前(千代田区内幸町1-1-3)

 呼びかけ:「経産省前テントひろば」070-6473-1947

      「たんぽぽ舎」 03-3238-9035

 賛 同:東電株主代表訴訟など141団体

   ☆第129回は、6月5日(水)18:45より19:45です。

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※5/11(土)岡口基一元裁判官の講演会「白を黒にしてしまう大きな力。

     そして、無邪気に権力を行使してしまう弾劾裁判員たち」

     浅野健一が選ぶ講師による「人権とメディア」連続講座

 

 お 話:岡口基一元裁判官

     浅野健一(ジャーナリスト)

 日 時:5月11日(土)14時より16時

 会 場:「スペースたんぽぽ」

 参加費:800円  ◇予約受付中 たんぽぽ舎・電話 03-3238-9035 か

  「ヤフーメール」 <tanpopo3238@yahoo.co.jp> 宛てに、

 ご氏名と電話番号をお知らせ下さい。受付番号をお伝えいたします。

 

 岡口基一(おかぐち きいち)さんのプロフィール

 1966年、大分県生まれ。1992年、東京大学法学部卒業。

 1994年浦和地方裁判所判事補。水戸地裁判事補、

 大阪高裁・東京地裁・仙台高裁判事。

 2024年4月3日、裁判官弾劾裁判所の裁判により罷免。

 4月4日、伊藤塾専任講師に就任。著作『要件事実マニュアル』

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※5/27(月)『民主主義VS専制主義?』NATOとウクライナ「戦争」

 

 お 話:金 性済(キム ソンジェ)さん

         (日韓和解と平和プラットフォーム)

 日 時:5月27日(月)19時より21時

 会 場:「スペースたんぽぽ」

 参加費:800円     ◇予約受付中 5/11と同じやり方です。

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※6/1(土)「なかったことにはできない 関東大震災・知られざる悲劇

          福田村事件」

      浅野健一が選ぶ講師による「人権とメディア」連続講座

 

 お 話:辻野弥生さん…映画「福田村事件」(森達也監督)の企画協力者

 日 時:6月1日(土)14時より16時 (開場13時30分)

 会 場:「スペースたんぽぽ」

 参加費:800円(資料代含む)  ◇予約受付中 5/11と同じやり方です。

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┗■1.「30km圏の7市町にも理解要請すべきだ」との声明

 | (柏崎刈羽原発再稼働について)

 | 原発30km圏の市町議員が超党派で構成するUPZ議員研究会が発表

 | 東京電力柏崎刈羽原発に関する最近の動き

 └──── 上岡直見(環境経済研究所代表)

 

◎ 東京電力の柏崎刈羽原発で再稼働への動きが緊迫している。

 2024年4月15日には燃料の装荷が開始されたが、立地自治体の了解前

に燃料の装荷は他の原発では例がない。

 このような情勢の中で同年4月24日に、柏崎刈羽原発30km圏の市町

議員が超党派で構成するUPZ議員研究会(正式名称は「柏崎刈羽原子

力発電所30km圏内(UPZ)議員研究会(※1)」が、国は立地自治体(

県・刈羽村・柏崎市)だけでなく、30km圏の7市町にも理解要請すべき

だとの声明を発表した。(※2)

 

◎ 研究会は以前から30km圏の市町が再稼働に対する事前了解権を獲

得し、住民・議会・首長が意思表示できる安全協定案の策定を訴えて

いる。

 声明では直接には再稼働反対を掲げていないが、30km圏の7市町で

は再稼働に慎重な首長もあり、7市町の同意が必要となれば、再稼働へ

のハードルが高まることは確実である。研究会の会長(代表)は自民党

市議で地元での危機感の高まりを示している。

 

◎ 一方で県は、柏崎刈羽原発に関する県内への経済効果に関する検討

を外部コンサルに委託し同年4月24日に結果を発表した。(※3)

 これは「6,7号機再稼働」「全機の稼働停止」「全機を廃炉」の3

つのケースを想定して、10年間の累積でそれぞれ4396億円、2984億円、

1262億円と推定されている。

 なお東電は、柏崎刈羽原発の1〜5号機では新規制基準の適合性審査

を行っておらず当面は再稼働の可能性はない。

 この試算に対しては、複数の研究者が共同して批判的な検証、対案を

提示する準備が行なわれている。

 

(※1)https://upzkenkyu.wixsite.com/website 

(※2)https://www.niigata-nippo.co.jp/articles/-/395613 

(※3)https://www3.nhk.or.jp/lnews/niigata/20240424/1030029090.html 

 

 

┏┓ 

┗■2.東電柏崎刈羽原発再稼働反対!  (上) (2回の連載)

 | 7号機の核燃料装填開始

 | 柏崎市の「市民懇談会」…「住宅倒壊したら屋内退避なんて」等

 | 疑問の声が多数、再稼働「ありき」の姿勢に批判

 └──── 山崎久隆(たんぽぽ舎共同代表)

 

4つの項目紹介

1.東電柏崎刈羽原発再稼働へと突き進む国と新潟県

2.東電がRFSへの輸送計画を発表

  (上)に掲載

3.危険な中間貯蔵施設への輸送

4.使用済み核燃料輸送は新規制基準の適用外だ

  (下)に掲載

 

 

1.東電柏崎刈羽原発再稼働へと突き進む国と新潟県

 

◎ 4月15日東電は再稼働に向けて最終段階である規制庁による「使用

前検査」を受けるため7号機の燃料プールから原子炉圧力容器への燃料

移送を開始した。

 2023年12月27日、原子力規制委員会(規制委)は柏崎刈羽原発の「核燃

料物質移動禁止命令」を解除した。

 法的には「原子炉等規制法第61条の2の2第一項に基づく原子力規

制検査の対応区分「第4区分」(安全活動に長期間にわたるまたは重大な

劣化がある)から「第1区分」(自律的な改善ができる)に変更」すること

を決定した。

 

◎ しかし柏崎刈羽原発の再稼働には、地元の同意が必要だが新潟県も

柏崎市・刈羽村も依然として同意に向けたプロセスを明らかにしていな

い。

 特に新潟県は3つの検証委員会「新潟県原子力発電所の安全管理に関

する技術委員会」「新潟県原子力発電所事故による健康と生活への影響

に関する検証委員会」「新潟県原子力災害時の避難方法に関する検証委

員会」と、「検証総括委員会」(池内了委員長)の設置と議論が行われ

てきたが、花角英世知事になって県の姿勢が大幅に後退した。

 

◎ 2023年3月に池内委員長を解任し9月に新潟県が「総括報告書」を

まとめて公表、委員長だった池内了さんが委員長としての責任を果たす

ために独自の検証報告を独自にまとめるなど、設置当初には全く想定し

ていない事態になった。

 

◎ これら委員会の当初の設置目的は、柏崎刈羽原発の再稼働の是非を

論ずるには福島第一原発の事故原因を追求し解明する必要があるとの考

えからだった。

 新潟県は再稼働の議論の前提として、福島第一原発事故は何が原因で

発生し、住民に対していかなる影響をもたらしたのかを検証することが

必要として3つの検証を行った。

 3つの検証委員会が提出した報告書、それを取りまとめて検証総括委

員会が総括を行うはずだった。

 

◎ 花角知事は「原発については3つの検証をしっかり進め、その検証

結果が出るまでは、再稼働の議論はしません。国や東京電力には県民の

安全最優先の姿勢で向き合います。」としている。

 しかし国からの圧力もあり、2022年度末までに検証結果を出させ、再

稼働への合意形成に進むことを優先した。池内委員長に対して県の意向

に従うよう圧力をかけ、決裂すると解任した。

 

◎ 再稼働を行うには地元自治体の同意が必要だ。

 そのため柏崎市では「市民懇談会」が3月27日から4月6日まで11の

会場で開催され、参加者は延べ522人だった。

 市民からは、地震などの自然災害と原発事故が重なる複合災害時の避

難についての懸念や、再稼働の是非を判断する際に住民の意思を確認す

る手法について問いただす発言が相次ぎ、再稼働「ありき」の姿勢に批

判が集まった。

 

◎ 特に、正月に発生した能登半島地震では、原子力防災体制の崩壊を

目の当たりにした。市民懇談会でも「避難道路の整備は」、「住宅倒壊

したら屋内退避なんて」という疑問の声が多数を占めたという。

 しかしこれで懇談会は終了している。市民の合意形成ができたと柏崎

市は考えているのか。

 花角知事は県が再稼働の同意を行う際には、県民の意思を確認するこ

とを公約している。しかし方法は依然として明らかにしていない。

 

2.東電がRFSへの輸送計画を発表

 

◎ 東電と日本原電が共同出資したリサイクル燃料貯蔵の中間貯蔵施設(

以下、RFS)は、青森県むつ市に建設され新規制基準適合性審査を終え

て使用前検査に合格すれば操業可能な状態にある。

 検査では実際に燃料体を入れた容器が必要だ。

 規制区分が変更され燃料輸送が可能になったことで、東電はさっそく

RFSへの輸送準備に入った。

 2024年3月27日、RFSは「7月から9月の間」に柏崎刈羽原発から

輸送行うと発表した。使用済燃料69体を入れた金属製の容器1基を搬入

する。

 

◎ 今後、RFSは安全協定を締結した上で7〜9月の輸送に続き、20

25年度に2基、26年度に5基を搬入する事業計画を県などに示した。

 8基で燃料集合体552体、ウラン重量は約96トン。施設は使用済核燃

料を最大5000トン収納する容量を有し、最長50年にわたって貯蔵すると

される。

 

 一方で、日本列島は地震や津波などの自然の猛威に直面している。

 使用済み核燃料輸送船が港に入っている時に地震と津波に襲われる可

能性は、今の日本では新潟県で起きる可能性が高いといえる。もちろん

他でも十分起こり得る。

 現に4月3日には台湾沖のM7.7の地震により沖縄で津波が観測さ

れた。

 日本や周辺ではいつでも何処でも地震と津波が発生することを示して

いる。              (下)に続く

        (初出:4月19日発行「たんぽぽ舎金曜ビラ」No482)

 

 

┏┓ 

┗■3.新聞・配信より8つ

 └──── 

 

 ◆山口県上関町のボーリング調査開始に抗議

  市民団体が中国電力本社前で

 

 市民団体「上関原発止めよう!広島ネットワーク」は24日、中国電力が

山口県上関町で建設を検討する使用済み核燃料の中間貯蔵施設を巡り、

立地の可能性を探るボーリング調査を始めたのを受け、広島市中区の中

電本社前で抗議活動をした。

 メンバー7人が「島根原発2号機の燃料プールには余裕があり、中間

貯蔵施設は必要ない」「使用済み核燃料を生み出す原発もやめよう」な

どと声を上げ、通行人にチラシを手渡した。

 溝田一成共同代表は「周辺自治体や住民の反対を無視してボーリング

を強行したのは横暴」などとして施設を建設しないよう求める抗議文を

中国電力の地域共創本部の担当者に手渡した。(村上和生)

              (4月24日「中國新聞デジタル」より)

https://www.47news.jp/10837711.html 

 

 

 ◆北陸電力に志賀原発の廃炉議案提出 市民団体、株主総会で採決へ

 

 北陸電力の株主で脱原発を目指す市民団体のメンバーが25日、富山市

の北陸電力本店を訪れ、能登半島地震で被害の出た志賀原発(石川県志

賀町)の廃炉などを求める6議案を提出した。

 毎年6月に開かれる定時株主総会で採決される見通し。

 

 議案では、能登半島地震で一部施設が損傷したことなどを受け、同社

が再稼働を目指す志賀原発の廃炉を要望。

 地震後の被害に関し、発表訂正が相次いだことを踏まえ、同社の情報

開示体制を見直すことなども求めている。

 市民団体は富山、石川、福井3県に住む株主で構成。

 事務局の和田広治さん(71)は「原発をやめて、地域の人のための会社

に立ち戻ってほしい」と訴えた。    (4月25日「共同通信」より)

https://www.47news.jp/10842218.html 

 

 

 ◆核ごみ調査請願採択、玄海町議会 原発立地自治体で初

 

 佐賀県の玄海町議会は25日、原子力対策特別委員会を開き、原発の高

レベル放射性廃棄物(核のごみ)の最終処分場選定に向けた文献調査の

受け入れを求める請願を賛成多数で採択した。

 翌26日の本会議でも採択方針で、調査応募の可否の最終判断は脇山伸

太郎町長に委ねられる。

 玄海町には九州電力玄海原発が立地しており、原発がある自治体で核

のごみ調査に関する請願の採択は初めて。全国的な議論に欠ける核のご

み問題に一石を投じる可能性がある。(後略)

                          (4月25日12:39「共同通信」より抜粋)

https://www.47news.jp/10840665.html 

 

 

 ◆玄海町、本会議で核ごみ請願採択 文献調査、町長が応募可否判断へ

 

 佐賀県玄海町議会は26日の本会議で、原発から出る高レベル放射性廃

棄物(核のごみ)の最終処分場選定に向けた文献調査の受け入れを求める

請願を賛成多数で採択した。

 同町には九州電力玄海原発があり、原発の立地自治体の議会が核のご

み調査に関する請願を採択するのは初めて。

 町議会として調査に応募すべきだとの意思を明確にした。

 今後は脇山伸太郎町長が5月の大型連休以降に示す応募可否の判断が

焦点となる。(後略)      (4月26日11:31「共同通信」より抜粋)

https://www.47news.jp/10845452.html 

 

 

 ◆島根原発2号機 30年超運転認可 規制委、8月再稼働予定

 

 原子力規制委員会は24日、中国電力島根原発2号機(松江市)が運転

開始30年を超えて運転するための管理方針を盛り込んだ保安規定変更を

認可した。

 島根2号機は運転開始35年を経過。2012年1月から長期停止しており、

今年8月の再稼働を目指している。(後略)

            (4月25日「日本海新聞」Net Nihonkaiより)

https://www.47news.jp/10839213.html 

 

 

 ◆米高官、ガザ「集団墓地」の調査要求

  イスラエルに「答え求める」

 

 イスラエル軍が侵攻したパレスチナ自治区ガザ地区の二つの病院で集

団墓地が見つかったことを受け、サリバン米大統領補佐官(国家安全保

障問題担当)は24日の記者会見で「非常に憂慮すべき情報だ。我々は何

が起きたのか正確に理解したいし、答えを求めている」と述べた。

 イスラエル側は虐殺行為を否定しているが、サリバン氏は「徹底した

透明性のある調査」を要求した。

 

 サリバン氏は「イスラエル政府とはさまざまなレベルで、やりとりを

している。イスラエル軍からコメントはあったが、我々は具体的な状況

が知りたいし、調査によって世界中が包括的な答えを得られることを

望んでいる」と述べた。

 

 米紙ニューヨーク・タイムズによると、集団墓地はガザ地区北部ガザ

市のシファ病院と南部ハンユニスのナセル病院で見つかった。

 国連によると、シファ病院周辺の2カ所からは30体以上の遺体が発見

されたとの情報がある。

 また、ガザ当局は、ナセル病院の集団墓地から300体以上の遺体が見つ

かったと発表。手錠をされた遺体もあり、イスラエル軍が虐殺した可能

性があると主張している。

 イスラエル軍は、イスラム組織ハマスが拘束している人質が含まれて

いないか確かめるため、遺体を掘り起こして再び埋めたとしており、虐

殺を否定している。 【ワシントン秋山信一】

                 (4月25日11:52「毎日新聞」より)

https://news.goo.ne.jp/article/mainichi/world/mainichi-20240425k0000m030074000c.html

 

 

 

 ◆未開発国・日本

  104カ国中の94位…日本 トップは韓国

  税に対する関心度と優遇に対する透明性や公正性から見た国際的評価

 

                                 三木義一(青学大名誉教授)

 

 業界がせっせとパーティー券を購入しさまざまな税の優遇を陳情して

特別措置を導入させたが、その効果を事前に国民に知らせることもな

く、事後にどの程度効果があったかも知らされることもない。

 こんな国だから、期待はしていなかったが、改めてランキングで発表

されると、やはり、日本国民として、恥ずかしくてしかたない。

 

 政府は、さまざまな政策目標を追求するために、租税支出(TE)を利

用する。

 これは、本来の税制から逸脱し、個人や企業に優遇を与えるもので

ある。

 その透明性や効果など5項目を評価したランキングをスイスの非営利

政策評議会(CEP)とドイツ開発・持続可能性研究所(IDOS)が今年

初めて発表した。

 資料を入手できた104カ国の比較で、上位は、7位イタリア、6位アメ

リカ、5位フランス、4位、ドイツ、3位オランダ、2位カナダと続く。

 

 日本はどこだ?あった! 92位モンゴル、93位パラグアイ、94位日本、

95位ブルンジ、96位コンゴ民主共和国、と続いていた。

 これが税に対する関心度と優遇に対する透明性や公正性から見た国際

的評価である。

 金まみれの政治、質の悪い政治家、検証のない税の垂れ流しが生み出

してきた結果だ。

 トップはどこだ。これが韓国であった。政権交代などが影響している

のか。

 日本がこれ以上落ちることのないことを願って今回はオチなし。

            (4月25日「東京新聞」朝刊19面「本音のコラム」)

 

 

 ◆【近事片々】より

 

 ・漆黒の大海原を眼下に闇夜に浮かぶ2機の自衛隊ヘリ。

  墜落事故は、潜水艦を探る実戦的な訓練の最中に起きた。

 ・捜索活動は続くが、犠牲者も。過去の事故を受けて再発防止策を

  打ったはずが。隠れた原因はないか。

 ・緊迫する東アジア情勢も背景に。

  出動の常態化を懸念する声、以前から。

  重圧かかる在日米軍の事故も絶えず。

 ・日米に「限界はない」と大統領、「覚悟はある」と首相。

  一体化のしわ寄せは?知らされぬ国民は闇に置かれ。

               (4月22日「毎日新聞」夕刊1面より)

 

━━━━━━━ 

※【動画アップの紹介】

 

☆「BOTTOM UP! CHANNEL」遠藤大輔さんより

・20240311 3・11を忘れない/東電本店前抗議

 https://www.youtube.com/watch?v=iN-mr60juTA 

 

☆IWJさん

・2023.12.25 重信房子氏「イスラエルによるジェノサイドを許すな」

 https://iwj.co.jp/wj/open/archives/520635 

・2023.12.23宮田律氏(現代イスラム研究センター理事長)

  「ガザ紛争の背景〜台頭するイスラエル極右の世界観と

   米国のダブルスタンダード」 

 https://iwj.co.jp/wj/open/archives/520531?fbclid=IwAR0o_CoPP1PAVlMqjW0f52UcfPmTuUFBcuD6hkKgtLAnjOHUhg2WAcWhYq8

 

 

☆三輪祐児さんのユープラン(UPLANpart3)より

    https://www.youtube.com/results?search_query=UPLANpart3 

 

・20240406 UPLAN 山崎久隆「柏崎刈羽原発の再稼働を許さない 新規制

 基準は地震と津波を過小評価 どこでも起こり得る津波災害と巨大地震」

 https://www.youtube.com/watch?v=Zknd66R3uKg 

・20240326 UPLAN 田中一郎「現代日本の政治改革」

 https://www.youtube.com/watch?v=XespCsWUgV4 

・20240311 UPLAN 3.11日本原電本店前行動・追悼と東電本店合同抗議

 https://www.youtube.com/watch?v=0TjT1biIvgM 

・20240229 UPLAN 佐藤大介「台湾の脱原発と韓国の原発暴走〜

          ノーニュークス・アジアフォーラムの30年

 https://www.youtube.com/watch?v=vQjKpumWZTE 

・20240227 UPLAN 中野宏典弁護士「原発と火山リスク」

 https://www.youtube.com/watch?v=MSJ61R-AgJU 

・20240224 UPLAN 山崎久隆「能登半島地震から考える東海第二原発」

 主催:「とめよう!東海第二原発首都圏連絡会」

 https://www.youtube.com/watch?v=ARJStbsE2lU 

・20240210 UPLAN 山崎久隆ゼミ「大地動乱の時代」の原発は廃炉に〜

 地震・津波は止められないが原発は止められる〜今すぐ「止める、

 冷やす、閉じ込める」対策を

 https://www.youtube.com/watch?v=UIMWV9KC4nw 

・20240129 UPLAN 岡 真理「ナクバ、起源の暴力としての−

              起源の暴力の起源は何か」

 https://www.youtube.com/watch?v=11urxhZlU2s 

・20240122 UPLAN 大久保貞利「電磁波の何が問題か」

 https://www.youtube.com/watch?v=eMaiGknN6UI 

・ 20231225 UPLAN 重信房子「イスラエルによるジェノサイドを許すな」

 https://www.youtube.com/watch?v=cBLb9BY4kU0 

・20231118 UPLAN【前半】東海第二原発の再稼働を許さない11.18

                        首都圏大集会

 https://www.youtube.com/watch?v=GgeU2qcho_8 

・20231118 UPLAN【後半】東海第二原発の再稼働を許さない11.18

                        首都圏大集会

 https://www.youtube.com/watch?v=ApzpTgB4w2o 

・20231118 UPLAN【神田神保町古本屋街デモ】東海第二原発の再稼働を

                    許さない11.18首都圏大集会

 https://www.youtube.com/watch?v=Afmw-twguSg 

・20230624 UPLAN 広瀬隆「市民運動が知っておくべき過ち」

           【「原発大暴走を斬る+リニア新幹線を斬る 」】

 https://www.youtube.com/watch?v=VGYUHFAG6H8 

・20230624 UPLAN 川村晃生「行き詰まるリニア、窮地のJR東海」

            ストップリニア!訴訟を原告738名で提訴

                【「原発大暴走を斬る+リニア新幹線を斬る 」】

 https://www.youtube.com/watch?v=_Hxdel9H-2s 

・広瀬 隆…『気候変動の宇宙物理学』

 「第1話」から【第14話】を見て下さい。

 https://youtu.be/JSD2PyaOEmw 

 

────────── 

☆ひきつづき、たんぽぽ舎のメールマガジン=「地震と原発事故情報」

 へのカンパを受け付けていますので、よろしくお願い致します。

  郵便振込 加入者名 たんぽぽ舎 口座番号 00180-1-403856

 

☆《事故情報編集部》より

 2024年2月中旬から、『月曜、水曜、金曜、土曜』の週4回の発信と

 なりました。「火曜、木曜」の発信しない日でも「緊急事態」の場合

 は、発信することもあります。

 

 メールマガジン読者からの集会・デモ・講演会のお知らせ、その他

 投稿(「川柳・俳句・短歌」など)を歓迎します。

 

1.「投稿」のテーマは、「原発問題」が中心軸ですが、エネルギー、

 自然、政治・経済、社会、身近な生活も歓迎します。

 

2.原稿に「見出し」をつけて下さい。(「見出し」は1行見出し

 よりも2行又は3行見出しの方が読む人にとってわかりやすい)

 執筆者名(基本的に本名でお願いしています)と執筆者名の後にかっこ

 書きで「所属・団体名」か「在住県名」を記載して下さい。

 例:たんぽぽ花子(たんぽぽ舎)、

   たんぽぽ太郎(東京都千代田区在住)

 

3.「集会・デモ・講演会等のお知らせ」の投稿に関しては、

 どの団体・グループも平等に掲載する基本方針です。

 そのため日時、会場、タイトル及び内容、主催者、主催者の連絡先

 など必要事項を400文字以内でお送り下さい。

 件名に「イベント案内掲載希望」と明記して下さい。

 日程が直前にならないよう余裕を持っていただけると幸いです。

 メールマガジンへのイベント案内は1回だけの

 掲載とさせていただきます。

 

4.集会や行動の参加報告等に関しては600文字以内で、

 タイトル(見出し)及び本文をお送り下さい。

 件名に「メルマガ掲載希望」と明記して下さい。

 

 「投稿」の送付先はたんぽぽ舎の

 通常アドレス「 nonukes@tanpoposya.net 」か、

 別アドレス < tanpopo3238@yahoo.co.jp > です。

 なお、お送り頂いた投稿は紙面の都合上掲載できない場合も

 あります。ご了解下さい。

────────── 

 ◆このメールマガジンのバックナンバーは、ホームページの

  「メルマガ:地震と原発事故情報」をご参照下さい。

 ◆メールマガジンをお送りします

  たんぽぽ舎では、「地震と原発事故情報」(メールマガジン)を

  発信しています。

   ご希望の方は、件名を「アドレス登録希望」として、ご自身の

  Eメールアドレスからご氏名とともにたんぽぽ舎あてにメールを

  送ってください。

   違うアドレスから「こちらのアドレスに送って」ということは

  間違いの元となりますのでやめて下さい。

  登録できしだい発信致します。

 ・配信先のアドレス変更のご連絡は「旧アドレス」もお知らせ下さい。

 ・配信削除につきましても以下のアドレスに直接メールを下さい。

  たんぽぽ舎の通常アドレス「 nonukes@tanpoposya.net 」か、

  別アドレス < tanpopo3238@yahoo.co.jp >へお送り下さい。

 ◆携帯電話への送信は、容量が多いためか全文表示できない例が

  あります。

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一般社団法人 たんぽぽ舎  月曜〜土曜13:00〜20:00オープン、

              日曜・休日はお休みです。

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04/27 申込み不要 みやぎ憲法九条の会学習会「イスラエルによるガザ攻撃の不条理を問う」(4/27 14:45~ 仙台市&Zoom)

案内→http://www.9-jo.jp/news/MagShousai/MMS20240425.htm#c

みやぎ憲法九条の会(宮城県仙台市)学習会「イスラエルによるガザ攻撃の不条理を問う」
日 時:4月27日(土)14:45~16:30
形 式:会場&オンライン(Zoom)
会 場:フォレスト仙台 4F会議室A
    〒981-0933 仙台市青葉区柏木1-2-45
    地下鉄南北線「北四番丁駅」北2出口から徒歩約7分
    JR仙山線「北仙台駅」から徒歩約10分
    地図→https://tinyurl.com/mr2y4ev3
講 師:石川雅之さん(パレスチナ難民を救う会)
   (パレスチナと仙台を結ぶ会代表)
主 催:みやぎ憲法九条の会
連絡先:Tel 022-728-8812
    FAX 022-276-5160

ZOOMは、下記からご参加願います。
https://us02web.zoom.us/j/88625352636?pwd=U2p3d1JGZkIxbjQvakFmOUxvQkVaQT09
ミーティングID:886 2535 2636
パスコード:597846

 

04/27 憲法問題連続学習講座|武力で平和はつくれない ダニー・ネフセタイさん(4/27 14:00~ 東京・中野区)

憲法問題連続学習講座|武力で平和はつくれない
日 時:4月27日(土)14時~16時半
場 所:中野区産業振興センター 3階 大会議室
    〒164-0001 東京都中野区中野2-13-14
    JR「中野駅」南口から徒歩4分
    地図→https://tinyurl.com/ehtsy47y
講 師:ダニー・ネフセタイさん
参加費:800円
主 催:九条の会・中野
連絡先:090-4671-7804

参照:https://www.kinyobi.co.jp/event/20240419_003853.php

 

 

04/27 ラファ攻撃をやめろ!!緊急!スタンディング&アピール(4/27 17:30~ 大阪市)

案内→http://www17.plala.or.jp/kyodo/annaiframe.html
   https://twitter.com/GazaKansai/status/1782778944024150435
チラシ→http://www17.plala.or.jp/kyodo/20240427-4.png

【拡散希望】
 緊急アクションの呼びかけ
 イスラエルによるラファ攻撃侵攻が切迫していると言われる状況を受け、緊急に行動する事にしました!
 国家暴力に対峙するには、声をあげる一人ひとりの想いと継続的な行動が何より大切です。
 「これ以上ひとりも殺させない!」
 共に声をあげましょう!

ラファ攻撃をやめろ!!緊急!スタンディング&アピール
日 時:2024年4月27日(土)17:30~18:30
場 所:JR大阪駅・東南側バスターミナル
呼びかけ:関西ガザ緊急アクション
     https://twitter.com/GazaKansai

 

 

04/28 平和集会in小樽|平和に生きる権利は国境を超える パレスチナとアフガニスタンにかかわって 清末愛砂さん(4/28 14:00~ 北海道・小樽市)

平和集会in小樽|平和に生きる権利は国境を超える パレスチナとアフガニスタンにかかわって
日 時:4月28日(日)14時~16時
場 所:小樽市生涯学習プラザ レピオ
    〒047-0033 北海道小樽市富岡1-5-1
    JR「小樽駅」より徒歩5分
    地図→https://tinyurl.com/bdtrknf3
講 師:清末愛砂さん
参加費:500円
主 催:平和憲法を未来へつなぐ会・小樽
連絡先:090-2073-8962

参照:https://www.kinyobi.co.jp/event/20240419_003853.php

 

 

04/28 殺傷武器輸出/経済安保版秘密保護法案NO!ガザでの戦闘の即時終結! 十条駐屯地問題など王子駅北口リレートーク



殺傷武器輸出/経済安保版秘密保護法案NO!ガザでの戦闘の即時終結! 十条駐屯地問題な
ど王子駅北口リレートーク 13時~14時 JR王子駅
日時:4月28日(日)13:00~14:00 (雨天中止)
場所:JR王子駅北口歩道橋付近(東京・北区)
呼びかけ:STOP改憲・北区の会
連絡先:大束090(1266)8645 /乾090(9105)9469

 

皆さま
経済秘密保護法の参議院審議が始まっています。この法案は特定秘密保護法の経済と
学術への拡大に他なりません。
法案を作成した有識者会議最終報告は「軍民デュアルユース技術の開発を秘密指定対
象に」と明記しています。
安全保障技術研究推進制度の研究も、経済安保で秘密指定されない保証はありませ
ん。
そして「安全保障に関連する軍民デュアルユースの広範な分野を秘密のベールで覆う
と、兵士の強化改造、自立型AI武器などの非人道的な兵器の開発、非人道的な戦争技
術の開発の現実を知り、公に討論し、これに歯止めをかけることができなくなる。ひ
いては、戦争への暴走は止められなくなる」のです。(明日の海渡弁護士の報告よ
り)
戦争をさせないために、研究者と市民が反対の声をあげねばと思います。
今日17時から私たち経済安保法に異議ありキャンペーン参議院議員会館で300名規模
の大集会を行います。
軍学共同反対連絡会の井原聰東北大名誉教授、海渡雄一弁護士、天笠啓祐市民バイオ
テクノロジー情報室代表、坂本雅子名古屋経済大学名誉教授が講演します。
都内近辺にお住まいの方はぜひ、会場においでください。市民の意思を国会で示し、
参議院で法案阻止のために奮闘している議員の皆さんを応援していきましょう。
遠方の方はYoutubeで中継しますので17時に下記をクリックしてぜひご覧ください。
 https://youtube.com/live/MXm7wd5FmzY?feature
小寺隆幸(経済安保法に異議ありキャンペーン)
◆首都圏の方は会場に!遠方の方は↓
中継 https://youtube.com/live/MXm7wd5FmzY?feature

主催:経済安保法に異議ありキャンペーン 090-6185-4407
協賛:地平社 03-6260-5480
   https://chiheisha.co.jp


たんぽぽ舎です。【TMM:No5014】

2024年4月24日(水)地震と原発事故情報−

              4つの情報をお知らせします

                    転載・転送歓迎

━━━━━━━ 

★1.ふるさとの地域社会での生活は、私にとっては人生そのもの

  裁判所には(東電福島第一の)過酷な事故、被害を真正面からみつめて

  勇気をもって、事故に係る国・東電の責任を質してほしい

  3/11仙台高裁第8回・原告意見陳述  (その4)  (了)

             福島原発事故津島被害者原告団 団長・今野秀則

★2.韓国7政党が「原発新建設禁止法・寿命延長禁止法制定」にすべて同意

  台湾【重要署名】老朽化した危険な原発を延長するな

  東海第二原発は廃炉に… など

  4/20発行「ノーニュークス・アジアフォーラム通信187号」紹介

              佐藤大介(ノーニュークス・アジアフォーラム)

★3.稼働中原発は11基…大飯3、4、美浜3、高浜1、2、3、

  4、伊方3、玄海3、川内1、2(大飯、美浜、高浜は関西電力、

  伊方は四国電力、玄海、川内は九州電力)

  伊方3号が運転中の4月21日豊後水道でM6.6の地震発生

  2024年4月24日現在の原発稼働状況

                 山崎久隆(たんぽぽ舎共同代表)

★4.新聞・配信より4つ

  ◆新潟・柏崎刈羽原発7号機の核燃料装填作業で2度の中断

   伊藤信哉原子力規制事務所長「再発を危惧」、

   ブレーカートラブルの重要度は「東電の調査結果を見て判断」

                   (4月24日「新潟日報デジタルプラス」より抜粋)

  ◆中国電力、中間貯蔵建設へ地質調査

   山口県・上関、結果踏まえ議会検討

   計画に反対する住民ら30人ほどが抗議のため集合

                     (4月23日「共同通信」より)

  ◆定検の高浜4号原子炉起動 伝熱管損傷で3週間遅れ

                     (4月23日「共同通信」より)

  ◆1800人「戦場にさせない」 新基地建設反対 4/14県民大集会

                 (4月16日「東京新聞」朝刊19面

                  「辺野古・高江リポート」より抜粋)

━━━━━━━ 

※4/26(金)第35回「原発いらない!金曜行動」(首相官邸前)

 福島第一原発の汚染水海洋投棄を中止せよ! 老朽原発うごかすな!

 東海第二原発再稼働するな! フクシマは終わっていない!

 

 日 時:4月26日(金)18時30分より19時45分

 場 所:首相官邸前

 主 催:「原発いらない金曜行動」実行委員会

 

 定例:毎月第3金曜日 (4/19は「総がかり行動日」なので1週後ろに変更)

 第36回は、5月17日(金)18時30分より19時45分です。

━━━━━━━ 

※4/27(土)群馬県議会と市民の合意で設置した追悼碑撤去は群馬の歴史に

     大きな汚点を残した、群馬追悼碑問題を考える

     浅野健一が選ぶ講師による「人権とメディア」連続講座

 

 お 話:川口正昭(記憶 反省 そして友好)の追悼碑を守る会共同代表

     浅野健一(元同志社大学大学院教授)

 日 時:4月27日(土)14時より16時 13:30開場

 会 場:「スペースたんぽぽ」

 参加費:800円(資料代含む)

 

 ◇予約受付中 たんぽぽ舎・電話 03-3238-9035 か

  「ヤフーメール」 <tanpopo3238@yahoo.co.jp> 宛てに、

 ご氏名と電話番号をお知らせ下さい。受付番号をお伝えいたします。

━━━━━━━ 

※5/8(水)2つの申し入れ・抗議行動にご参加を!

  連休のため、1週遅らせて開催します。

  2つの行動=定例は第1水曜です。

 

1.第70回日本原電本店抗議行動

  東海第二原発の防潮堤欠陥工事発覚!

  日本原電の「欠陥工事隠蔽」をゆるさない!再稼働やめろ!

 

 日 時:5月8日(水)17:00より18:00

 場 所:日本原電本店前(住友不動産秋葉原北ビル 台東区上野5-2-1) 

     JR秋葉原駅より5分、銀座線末広町駅4番出口より4分

      ※北ビルです!南ビルではありません!

 主 催:「とめよう!東海第二原発首都圏連絡会」TEL 070-6650-5549

 協 力:「再稼働阻止全国ネットワーク」

   ☆第71回は、6月5日(水)17:00より18:00です。

 

2.「第128回東電本店合同抗議」

  放射能汚染水海洋投棄を中止せよ! 柏崎刈羽原発を再稼働するな!

  東電は2200億円の原電支援するな!

  東電は福島第一原発事故の責任をとれ!

 

 日 時:5月8日(水)18:45より19:45

 場 所:東京電力本店前(千代田区内幸町1-1-3)

 呼びかけ:「経産省前テントひろば」070-6473-1947

      「たんぽぽ舎」 03-3238-9035

 賛 同:東電株主代表訴訟など141団体

   ☆第129回は、6月5日(水)18:45より19:45です。

━━━━━━━

※5/11(土)岡口基一元裁判官の講演会「白を黒にしてしまう大きな力。

     そして、無邪気に権力を行使してしまう弾劾裁判員たち」

     浅野健一が選ぶ講師による「人権とメディア」連続講座

 

 お 話:岡口基一元裁判官

     浅野健一(ジャーナリスト)

 日 時:5月11日(土)14時より16時

 会 場:「スペースたんぽぽ」

 参加費:800円   ◇予約受付中 4/27と同じやり方です。

 

 岡口基一(おかぐち きいち)さんのプロフィール

 1966年、大分県生まれ。1992年、東京大学法学部卒業。

 1994年浦和地方裁判所判事補。水戸地裁判事補、

 大阪高裁・東京地裁・仙台高裁判事。

 2024年4月3日、裁判官弾劾裁判所の裁判により罷免。

 4月4日、伊藤塾専任講師に就任。著作『要件事実マニュアル』

━━━━━━━ 

※5/27(月)『民主主義VS専制主義?』NATOとウクライナ「戦争」

 

 お 話:金 性済(キム ソンジェ)さん

         (日韓和解と平和プラットフォーム)

 日 時:5月27日(月)19時より21時

 会 場:「スペースたんぽぽ」

 参加費:800円     ◇予約受付中 4/27と同じやり方です。

━━━━━━━ 

※6/1(土)「なかったことにはできない 関東大震災・知られざる悲劇

          福田村事件」

     浅野健一が選ぶ講師による「人権とメディア」連続講座

 お 話:辻野弥生さん…映画「福田村事件」(森達也監督)の企画協力者

 日 時:6月1日(土)14時より16時 (開場13時30分)

 会 場:「スペースたんぽぽ」

 参加費:800円(資料代含む)  ◇予約受付中 4/27と同じやり方です。

━━━━━━━ 

 

┏┓ 

┗■1.ふるさとの地域社会での生活は、私にとっては人生そのもの

 | 裁判所には(東電福島第一の)過酷な事故、被害を真正面からみつめて

 | 勇気をもって、事故に係る国・東電の責任を質してほしい

 | 3/11仙台高裁第8回・原告意見陳述  (その4)  (了)

 └──── 福島原発事故津島被害者原告団 団長・今野秀則

 

6.改めて、ふるさとへの思い

 

◎ ふるさととは何でしょうか。

 私にとっては、この世に生を享け、地域社会の中で、歴史や伝統、

自然や地域の人びととの交流・交歓などを通じ、私自身を形成した

大本、根幹を成すものです。

 

◎ 地域に伝わる「津島の田植え踊り」という伝承芸能があります。300

年来地区の4つの集落(行政区)に伝わり、住民は誇りを以て保存・継承

してきました。

 阿武隈山地の太平洋側に面する津島地区は、冷涼な気候のため度々

冷害に襲われ飢饉で苦しめられた歴史があります。

 このため、稲作の一連の所作を踊りにして、飢饉に苦しめられないよ

う豊作と地域の平安を祈ったのです。

 

 私自身も担い手の一人として加わりました。当初は、地域に伝わる伝

承芸能を絶やさないよう一種の義務感で参加していたのですが、舞に加

わったある時、私につながる多くの先人の祈りを込めて舞う姿がまるで

映画のフラッシュバックの様に、突然私の心中に蘇りました。

 

◎ そうして連綿と紡がれた地域のつながりの中に私がいる、その一員

になれた、なったのだとの意識が脳裏に迸って、地域社会で生きるとは

こういうことだと改めて思い、胸が熱くなりました。

 こうした意味でも、ふるさとの地域社会での生活は、私にとっては人

生そのものなのです。

 

◎ 私たちは「ふるさとを返せ」と原状回復を訴えて闘っています。

 私にとっては単に放射能汚染を除去した自然環境だけがふるさとの原

状回復であるとは思いません。

 地域社会そのものが事故以前と同様に復することが原状回復であると

思います。

 しかしそれは、事故後13年も経た現状では望むべくもありません。

 既に、地域社会は消滅したも同然だからです。

 せめて、事故以前と同様の放射能汚染のない環境に復して住民に返す

のは、この過酷な事故を引き起こした国、東電の、国民、住民に対する

当然の責務ではないでしょうか。

 

7.事故責任の問い無くして真摯な復興・再生はない

 

◎ 未曽有の原発事故を引き起こし、地域社会を丸ごと消滅させ、さら

に言えば国土そのものを事実上失う事態を引き起こし、生きがいを感じ

て平穏に暮らす国民・住民の人生そのものを奪い、捻じ曲げ、苦しみを

与え続ける責任は極めて大きなものです。

 

◎ 何度でも言います。

 私たち住民は、自然あふれる環境の中で、互いに協力して受け継がれ

てきた歴史や伝統、文化を大切に、地域に根付いた生活に楽しみを見出

し、生きがいを感じて暮らしてきました。

 原発事故は、これらの一切を根こそぎ奪い去りました。

 この不条理な事態に、身が震える憤りとふるさとへの痛切な思いを胸

に、異郷で避難生活を送らざるを得ない状況にあるのです。

 国・東電の事故に係る責任を問わずして、真の意味の復興・再生はな

いと言わざるを得ません。

 

◎ 裁判所には改めてこの未曽有の過酷な事故、及び被害を真正面から

みつめてほしい。

 そして、一人の人間として、否、独立して良心に従い、法の精神を体

現する司法を担うものとして、6.17最高裁判決の不当な判断に縛られ

ることなく、勇気をもって、事故に係る国・東電の責任を質していただ

きたい。

 そして、私たち住民の悲痛な願いである「ふるさとを返せ」の原状回

復の訴えに耳を傾け、過酷な被害が正当に評価され償われる判断を下さ

れますよう、心から訴えます。

              (2024年4月1日発行『原発事故被害者 相双の会』

                                     No143より了承を得て転載)

 

 

┏┓ 

┗■2.韓国7政党が「原発新建設禁止法・寿命延長禁止法制定」に

 | すべて同意

 | 台湾【重要署名】老朽化した危険な原発を延長するな

 | 東海第二原発は廃炉に… など

 | 4/20発行「ノーニュークス・アジアフォーラム通信187号」紹介

 └──── 佐藤大介(ノーニュークス・アジアフォーラム)

 

187号もくじ

 

・「未来世代の絶叫」(チャン・ヨンシク)

 「日本政府と韓国政府の「原発復興」政策を廃棄しなければならない」

・ハンビッ1・2号機 寿命延長阻止大会・決議文

・福島13年 慶尚北道 脱核行進・宣言

・7政党が「新建設禁止法・寿命延長禁止法制定」にすべて同意

                        (ヨン・ソンロク)

 「276の市民団体・宗教界が各政党に脱原発関連政策を提案。総選挙後

 も政党と疎通し、政策実現のために努力する」

・台湾【重要署名】老朽化した危険な原発を延長するな

 −原発延長法案反対、安全を最優先に!(全国廃核行動平台)

・トルコ・シノップで反原発派市長が当選(森山拓也)

・【宣言】すべての人に、安全で、手頃な価格で、

     気候にやさしいエネルギーを

・非核バターン運動の若者たちからの連帯メッセージ(片岡輝美)

・柏崎刈羽原発、再稼働してしまうのか!崖っぷちのたたかい

                        (星野幸彦)

・「Stop!女川原発再稼働 さようなら原発全国集会in宮城」決行

                       (いのまた由美)

・東海第二原発は廃炉に(相沢一正)

・島根原発2号機の再稼働は中止すべきだ  (芦原康江)

・上関町中間貯蔵施設建設計画・その後   (三浦みどり)

・3.31「老朽原発ただちに廃炉!美浜全国集会」に400人超が結集

                     (木原壯林)

・50年前と現在のプロゴフから学んだこと  (林えな)

・子どもと原子力災害 保養資料室 ≪ほよよん≫ へようこそ

                     (宇野田陽子)

 

ノーニュークス・アジアフォーラム通信は、

年6回発行。購読料:年2000円。(187号 4月20日発行、B5判 24頁)

見本誌を無料で送ります。

連絡ください → <sdaisuke@rice.ocn.ne.jp>

 

 

┏┓ 

┗■3.稼働中原発は11基…大飯3、4、美浜3、高浜1、2、3、

 | 4、伊方3、玄海3、川内1、2(大飯、美浜、高浜は関西電力、

 | 伊方は四国電力、玄海、川内は九州電力)

 | 伊方3号が運転中の4月21日豊後水道でM6.6の地震発生

 | 2024年4月24日現在の原発稼働状況

 └──── 山崎久隆(たんぽぽ舎共同代表)

 

電力会社    号機   状態    運転開始日  停止日  出力(万kW)

関西電力   美浜3  運転中  2022.10.25               82.6

         大飯3  運転中  2024.04.07              118

         大飯4  運転中  2023.10.27          118

         高浜1 運転中  2023.07.29           82.6

         高浜2  運転中  2023.09.16               82.6

         高浜3  運転中  2023.12.25               87

         高浜4  運転中  2024.04.24               87

四国電力   伊方3  運転中  2023.05.24               89

九州電力   玄海3  運転中  2024.02.02              118

         玄海4  定検中             2024.02.27   118

         川内1  運転中  2023.04.26               89

         川内2  運転中  2023.08.15               89

 

合 計 12基 運転中11基  停止中1基    1042.8/1160.8

 

*伊方3号が運転中の4月21日23時14分頃に豊後水道で地震発生、

 M6.6、深さ約40km。伊方の震度は4、原発は止まらずその後も

 停止していない。原発での揺れは33ガル。

*運転開始日は営業運転開始の日なので原子炉起動の日とは

 一月程度違いがある。

*運転可能な12基の原発のうち稼働中は11基(92%)、

 その出力は1160.8万kWに対して1042.8万kW(90%)。

 

 

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┗■4.新聞・配信より4つ

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 ◆新潟・柏崎刈羽原発7号機の核燃料装填作業で2度の中断

  伊藤信哉原子力規制事務所長「再発を危惧」、

  ブレーカートラブルの重要度は「東電の調査結果を見て判断」

 

 7号機への燃料装填(そうてん)で、制御棒を操作する機器のトラブ

ルで作業が中断したことについて、原子力規制庁柏崎刈羽原子力規制事

務所の伊藤信哉所長は4月23日の定例記者会見で「再発を危惧している。

東電の調査結果を確認した上で(重要度を)判断したい」と述べた。

      (後略)  (4月24日「新潟日報デジタルプラス」より抜粋)

https://www.47news.jp/10835836.html 

 

 

 ◆中国電力、中間貯蔵建設へ地質調査

  山口県・上関、結果踏まえ議会検討

  計画に反対する住民ら30人ほどが抗議のため集合

 

 山口県上関町で使用済み核燃料の中間貯蔵施設建設を計画する中国電

力は23日、町にある社有地内の建設予定地で地質を調べるボーリング調

査を開始したと発表した。同社はすでに進めている文献による調査と合

わせて町に建設の適否を伝える。町は結果を踏まえ建設受け入れを議会

で判断するとしている。

 貯蔵施設は、関西電力との共同運営を前提に計画している。

 中国電力は今回11カ所で調査を実施し、活断層の存在を調べる。期間

は半年ほどかかる見通し。

 23日朝から社有地近くでは、計画に反対する住民ら30人ほどが抗議の

ため集合。調査開始の一報が入ると、一部は同社の準備事務所前に移動

し沿道で反対を訴えた。        (4月23日「共同通信」より)

https://www.47news.jp/10829955.html 

 

 

 ◆定検の高浜4号原子炉起動 伝熱管損傷で3週間遅れ

 

 関西電力は23日、昨年12月から定期検査に入っていた高浜原発4号

機(福井県高浜町)の原子炉を起動した。

 今月26日から調整運転に入り、5月21日に営業運転を再開する予定。

蒸気発生器の伝熱管4本の損傷が見つかり、当初の予定より3週間

遅れた。

 これで6月に高浜1号機が定検に入るまで、2009年以来約15年ぶり

に、廃炉中を除く関電の全原発が同時に運転する。関電は昨年9月まで

に、東京電力福島第一原発事故の教訓を踏まえた新規制基準の下、7基

の再稼働を済ませている。

 定検では、燃料集合体157体のうち69体を取り換えた。損傷が見つ

かった蒸気発生器の伝熱管には栓をし、今後使用しない。

                   (4月23日「共同通信」より)

https://www.47news.jp/10832510.html 

 

 

 ◆1800人「戦場にさせない」 新基地建設反対 4/14県民大集会

 

【14日】辺野古新基地を造らせないオール沖縄会議は、名護市の瀬嵩の

浜(せだけのはま)で「民意・自治・尊厳を守り抜く4・14県民大集

会」を開いた。

 1800人(主催者発表)が参加。「沖縄を2度と戦場にさせないと声を

上げ続けようなどと訴え、新基地建設の断念やオスプレイ配備撤回など

を求めた。

 玉城デニー知事が出席し、新基地建設に反対の意向を示した上で「新

たな自衛隊基地は造らせない」と述べ、米軍基地負担軽減がないままの

自衛隊増強に反対の意思を明確にした。

 玉城知事は、防衛省がうるま市の陸上自衛隊訓練場整備計画を断念し

たことについて「紛れもなく皆さんのカだ」と強調。

 「沖縄を二度と戦場にさせないという願いは、これから先の未来の

子どもたちに対して、私たちが今取れる最大の責任だ」と訴えた。

                          (琉球新報)

   (4月16日「東京新聞」朝刊19面「辺野古・高江リポート」より抜粋)

 

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※【動画アップの紹介】

 

☆「BOTTOM UP! CHANNEL」遠藤大輔さんより

・20240311 3・11を忘れない/東電本店前抗議

 https://www.youtube.com/watch?v=iN-mr60juTA 

 

☆IWJさん

・2023.12.25 重信房子氏「イスラエルによるジェノサイドを許すな」

 https://iwj.co.jp/wj/open/archives/520635 

・2023.12.23宮田律氏(現代イスラム研究センター理事長)

  「ガザ紛争の背景〜台頭するイスラエル極右の世界観と

   米国のダブルスタンダード」 

 https://iwj.co.jp/wj/open/archives/520531?fbclid=IwAR0o_CoPP1PAVlMqjW0f52UcfPmTuUFBcuD6hkKgtLAnjOHUhg2WAcWhYq8

 

 

☆三輪祐児さんのユープラン(UPLANpart3)より

    https://www.youtube.com/results?search_query=UPLANpart3 

 

・20240406 UPLAN 山崎久隆「柏崎刈羽原発の再稼働を許さない 新規制

 基準は地震と津波を過小評価 どこでも起こり得る津波災害と巨大地震」

 https://www.youtube.com/watch?v=Zknd66R3uKg 

・20240326 UPLAN 田中一郎「現代日本の政治改革」

 https://www.youtube.com/watch?v=XespCsWUgV4 

・20240311 UPLAN 3.11日本原電本店前行動・追悼と東電本店合同抗議

 https://www.youtube.com/watch?v=0TjT1biIvgM 

・20240229 UPLAN 佐藤大介「台湾の脱原発と韓国の原発暴走〜

          ノーニュークス・アジアフォーラムの30年

 https://www.youtube.com/watch?v=vQjKpumWZTE 

・20240227 UPLAN 中野宏典弁護士「原発と火山リスク」

 https://www.youtube.com/watch?v=MSJ61R-AgJU 

・20240224 UPLAN 山崎久隆「能登半島地震から考える東海第二原発」

 主催:「とめよう!東海第二原発首都圏連絡会」

 https://www.youtube.com/watch?v=ARJStbsE2lU 

・20240210 UPLAN 山崎久隆ゼミ「大地動乱の時代」の原発は廃炉に〜

 地震・津波は止められないが原発は止められる〜今すぐ「止める、

 冷やす、閉じ込める」対策を

 https://www.youtube.com/watch?v=UIMWV9KC4nw 

・20240129 UPLAN 岡 真理「ナクバ、起源の暴力としての−

              起源の暴力の起源は何か」

 https://www.youtube.com/watch?v=11urxhZlU2s 

・20240122 UPLAN 大久保貞利「電磁波の何が問題か」

 https://www.youtube.com/watch?v=eMaiGknN6UI 

・ 20231225 UPLAN 重信房子「イスラエルによるジェノサイドを許すな」

 https://www.youtube.com/watch?v=cBLb9BY4kU0 

・20231118 UPLAN【前半】東海第二原発の再稼働を許さない11.18

                        首都圏大集会

 https://www.youtube.com/watch?v=GgeU2qcho_8 

・20231118 UPLAN【後半】東海第二原発の再稼働を許さない11.18

                        首都圏大集会

 https://www.youtube.com/watch?v=ApzpTgB4w2o 

・20231118 UPLAN【神田神保町古本屋街デモ】東海第二原発の再稼働を

                    許さない11.18首都圏大集会

 https://www.youtube.com/watch?v=Afmw-twguSg 

・20230624 UPLAN 広瀬隆「市民運動が知っておくべき過ち」

           【「原発大暴走を斬る+リニア新幹線を斬る 」】

 https://www.youtube.com/watch?v=VGYUHFAG6H8 

・20230624 UPLAN 川村晃生「行き詰まるリニア、窮地のJR東海」

            ストップリニア!訴訟を原告738名で提訴

                【「原発大暴走を斬る+リニア新幹線を斬る 」】

 https://www.youtube.com/watch?v=_Hxdel9H-2s 

・広瀬 隆…『気候変動の宇宙物理学』

 「第1話」から【第14話】を見て下さい。

 https://youtu.be/JSD2PyaOEmw 

 

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