韓国の地方を訪ねて~「全州にひとめぼれ!」別館 に大邱(テグ)の記事をアップしましたので、是非ご覧くださいませ。
大邱(テグ)2014-3-23 春爛漫の大邱(テグ)は見所満載
美味しい黒豚ちゃんを堪能した後、貴人集宙(クィンチプチュ)
のト社長が、「既に工事が終わって、仏像が公開されているから、実相寺(シルサンサ)へ行きましょう」と。
南原(ナムォン)市の南東側に位置するこの寺には、ト社長が韓国の仏像の中で一番好きだと仰る仏様が祀られているんです。
去年の6月に連れて行ってくださった時には、この仏様がいらっしゃる薬師殿が改修工事中で、仏様は別のところに仮住まい中のため、お顔を拝むことができませんでした。
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しかも、その薬師殿には、私がずっと見たかった花模様の扉があるんです。
なので今回のリベンジは、無茶苦茶嬉しかったです
天王門の向かい側に見えるのは、智異山(チリサン)の天王峯。
実は後刻、ト社長がこちらに連れて行ってくださいました~!
今回で3回目の訪問でしたが、人がおらず落ち着いてゆっくり参拝できるので、お気に入りです。
ト社長は3日間掛けて横断したことがあるそうです。
そしてこちらが薬師殿。
いよいよ仏像様とのご対面です。
宝物第41号に指定されている鉄製如来坐像。
統一新羅時代の末期には、鉄製の仏像が沢山作られたそうですが、その中で最も歴史があるのが実相寺の仏像で、高さが2.69m。
下半身部分は復元されたもの。
丸い頭、カーリーヘアー、穏やかな顔、広い胸にスリムな腰などは、新羅時代の仏像の特徴なのだそうです。
鉄でできているとは思えないほど、なんともお優しい穏やかな表情。
ト社長がお好きだというのもうなずけます。
よく見ると、両手の先端部分だけ色合いが違うのがわかりますよね。
実は現在の手は復元された木製のもので、元の鉄製の手は仏像の傍に展示されていました。
なんともおいたわしい。
そしてもう一つの注目が、こちらの花模様の彫刻が施された扉。
ところどころ剥げてしまっていますが、ハデハデに塗り直されていないところが、逆に魅力的です。
2年前に南原市からいただいた資料で写真を見て以来、実際にこの目で見ることを夢見ていた花模様の扉。
何分眺めても飽き足らないほどでした。
実相寺(실산사)
住所 南原市山内面立石里50(전북 남원시 산내면 입석리 50)
電話番号 063-636-3031
拝観料 3千ウォン
そして、これまた去年の6月にト社長に連れてきていただいたクヌギの巨木とも再会!
今は枯れ木姿なので、大木であることが伝わりにくいかと思いますが、昨年6月の青々と葉が茂った姿↓↓↓は圧巻でした。
ト社長が「友達みたいな気がするので、こちらに来るたびに必ず挨拶に来る」と仰っていましたが、貴人集宙には、ト社長お手製のこの木の彫刻も展示されているので、是非ご覧くださいね。
貴人集宙(귀인집주)
住所 全州市完山区豊南洞1街23-1(전북 전주시 완산구 풍남동1가 23-1)
電話番号 063-282-4009
営業時間 17時~26時
日曜定休
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