大幅加筆修正を加えて再投稿しました。
先日お知らせした、日産本社ギャラリーでの
「GT-R試乗会」に行っ
てきました。
R35GT-Rに乗るのは、おととし2011年2月以来
2度目です。
今回試乗車として導入された最新型の13年バー
ジョンは、2011年バージョンの530馬力から
550馬力にパワーアップ!!
仕様はかなりのマイナーチェンジをしたので、
実質的に初めてみたいなものですね。
このクルマの本当のパワーは、混雑する
一般公道で感じるまではとても無理なので、
みなとみらい周辺の指定コース5kmちょっ
とのドライブを、別の角度から楽しんで
みました。
今回はGT-Rのかくれた持ち味、
ブレーキ力
まずはそれを試してみます。
中速域の70km/hから、マリノスタウン前のスト
レートの赤信号で、半分~全開の踏力で、徐々に
ブレーキングします。
「キュキュキュキュッ」
ローターとパッドから音が聞こえ、20mもない
制動距離でしたが、あっという間の出来事で、ホ
ントにぴたっとよく止まりました。
ポルシェでもランボルギーニでもフェラーリでも、
最高級のスポーツカーは共通して、ブレーキがよく
効きます。
ポルシェ911並みと言えるブレーキ力なんじゃない
でしょうか。
これはもし万が一のことがあっても安心です。
もちろんドライバーがちゃんと踏めさえすれば・・
ですが、かなりの制動力を発揮しますね。
あとおもしろいのは、先ほども言った
心理面の安心度合いが大きいこと。
試乗中、こんなことがありました。
60km程度で県庁の近くを巡航してい
たら、某他府県NO.の軽ワゴンがつっ
かかってきて、ばたばたのアクセル
ワークとふらふらのステアリングワー
クで抜いていきました。
そういう余裕のないドライバーに対して
おなじような低レベルのドライビングで
応酬しようなどという邪心は、GT-Rに
乗っていると、ころっと忘れてしまいます。
仏教でいえば、餓鬼と中観くらいの
レベル差です。
乗ってるだけで、勝手にそうなってし
まいます。
「ばっかじゃないの?GT-Rは飛ばすクルマ
なんだよ!」というひとはド素人ですね。
安全走行の基礎(ドライバーの【認知~確認~操作】の
一連の流れのこと)もできないのに、自分の一時の感情
に任せためちゃくちゃなペダルワークに翻弄される
(自分という)人間のほうが、よっぽど素人です。
GT-Rくらいのスペシャルカーに乗ると、そういう
愚かな運転をすることを「愚行」と再認識でき
ますし、なにより忘れかけた「心のゆとり」を思
い出させてくれるのが、とてもすばらしいです。
もしも、どうしても飛ばしたり、ペダルを踏み込み
たければ、しかるべき場所(サーキットなど)で思
いっきり、アクセル全開で飛ばせばいいだけです。
あと、これはスバル車にも共通して感じる要素ですが、
GT-Rの剛性(包まれ感)はさすがです。
その上を行ってます。
ただ、路面のでこぼこしたところを通る、低速域
でのサスペンションのばたつきは、あいかわらず
ですね。
街乗りで、慣れていない人は、その乗り心地のち
がいに、ちょっと手こずるかもしれません。
あらかじめこういうクルマだと知っていて、覚悟が
決まっていれば別ですが、普段のクルマが高級セダ
ンで、スポーツカー慣れしていないと、たんなる
「乗り心地の悪いクルマ」で終わってしまいます。
GT-Rの足回りは、ある程度高速域(100km以上)で、
しなやかに動くようなセッティングなので、仕方
ないとしても、ソフトな乗り心地を望む方には、
ちょいとつらいカーライフになってしまうかもしれ
ません。
なので、なまじ購入資金に余裕のある人ほど、よく
考えてほしいですね。
というわけで、意外な気づきもあった楽しい時間
(15分程)はあっという間に終わり、ギャラリー
のパーキングに到着。
GT-R君にひとこと力走のお礼を言って、顔見
知りの日産のスタッフさんにも「また今度!」
とごあいさつ。
「またぜひ乗りに来てください!!」というので、
また来ることにしました(笑)
次回は、コンフォートモード(低速でもダンパーの
制御がしなやかになって、よりソフトな乗り心地に
なる)を使って、乗り心地を試してみます。
試乗時間は短かったですが、なかなかのもの
でした。
さすが、世界のフラッグシップカーです。
ありがとうございました。
まずはそれを試してみます。
中速域の70km/hから、マリノスタウン前のスト
レートの赤信号で、半分~全開の踏力で、徐々に
ブレーキングします。
「キュキュキュキュッ」
ローターとパッドから音が聞こえ、20mもない
制動距離でしたが、あっという間の出来事で、ホ
ントにぴたっとよく止まりました。
ポルシェでもランボルギーニでもフェラーリでも、
最高級のスポーツカーは共通して、ブレーキがよく
効きます。
ポルシェ911並みと言えるブレーキ力なんじゃない
でしょうか。
これはもし万が一のことがあっても安心です。
もちろんドライバーがちゃんと踏めさえすれば・・
ですが、かなりの制動力を発揮しますね。
あとおもしろいのは、先ほども言った
心理面の安心度合いが大きいこと。
試乗中、こんなことがありました。
60km程度で県庁の近くを巡航してい
たら、某他府県NO.の軽ワゴンがつっ
かかってきて、ばたばたのアクセル
ワークとふらふらのステアリングワー
クで抜いていきました。
そういう余裕のないドライバーに対して
おなじような低レベルのドライビングで
応酬しようなどという邪心は、GT-Rに
乗っていると、ころっと忘れてしまいます。
仏教でいえば、餓鬼と中観くらいの
レベル差です。
乗ってるだけで、勝手にそうなってし
まいます。
「ばっかじゃないの?GT-Rは飛ばすクルマ
なんだよ!」というひとはド素人ですね。
安全走行の基礎(ドライバーの【認知~確認~操作】の
一連の流れのこと)もできないのに、自分の一時の感情
に任せためちゃくちゃなペダルワークに翻弄される
(自分という)人間のほうが、よっぽど素人です。
GT-Rくらいのスペシャルカーに乗ると、そういう
愚かな運転をすることを「愚行」と再認識でき
ますし、なにより忘れかけた「心のゆとり」を思
い出させてくれるのが、とてもすばらしいです。
もしも、どうしても飛ばしたり、ペダルを踏み込み
たければ、しかるべき場所(サーキットなど)で思
いっきり、アクセル全開で飛ばせばいいだけです。
あと、これはスバル車にも共通して感じる要素ですが、
GT-Rの剛性(包まれ感)はさすがです。
その上を行ってます。
ただ、路面のでこぼこしたところを通る、低速域
でのサスペンションのばたつきは、あいかわらず
ですね。
街乗りで、慣れていない人は、その乗り心地のち
がいに、ちょっと手こずるかもしれません。
あらかじめこういうクルマだと知っていて、覚悟が
決まっていれば別ですが、普段のクルマが高級セダ
ンで、スポーツカー慣れしていないと、たんなる
「乗り心地の悪いクルマ」で終わってしまいます。
GT-Rの足回りは、ある程度高速域(100km以上)で、
しなやかに動くようなセッティングなので、仕方
ないとしても、ソフトな乗り心地を望む方には、
ちょいとつらいカーライフになってしまうかもしれ
ません。
なので、なまじ購入資金に余裕のある人ほど、よく
考えてほしいですね。
というわけで、意外な気づきもあった楽しい時間
(15分程)はあっという間に終わり、ギャラリー
のパーキングに到着。
GT-R君にひとこと力走のお礼を言って、顔見
知りの日産のスタッフさんにも「また今度!」
とごあいさつ。
「またぜひ乗りに来てください!!」というので、
また来ることにしました(笑)
次回は、コンフォートモード(低速でもダンパーの
制御がしなやかになって、よりソフトな乗り心地に
なる)を使って、乗り心地を試してみます。
試乗時間は短かったですが、なかなかのもの
でした。
さすが、世界のフラッグシップカーです。
ありがとうございました。