筆記試験の勉強の振り返りとして、まずは、私が勉強した量をまとめます。有難いことにリクエストをいただいたので
とはいえ、勉強した時間数をまとめたメモが行方不明で・・ざくっとです。ごめんなさい
勉強時間
全部で45時間程度+直前暗記です。(若干盛ってる気もしますが…)
当初の勉強計画では、最低12時間×9教科=108時間程度を想定していた(一番下の記事参照)ので、半分くらいでしょうか。
実際、この時間でできることはかなり限られます。
何をやるかの取捨選択と、試験内容のうち特におさえるべきポイントを意識して取り組むよう心がけました。
ですが、当日になり『勉強したから確実に合格したい』と思えた科目は、5/9科目。残り4科目は、前夜と当日の直前暗記で合格点をもぎ取れましたが、これはかなりの博打でした…。
当初予定の最低限の勉強時間を確保できたら、もう少し確実に合格を目指せたと思います。
勉強方法
勉強方法は十人十色だと思いますが、私は昔から、
過去問→答え合わせ&周辺知識の整理に重きを置いています。
過去問解くだけじゃ身にならない。
勉強していて一番苦しいところですが、答え合わせをしながら、間違えたところ、なんとなく正解したところ、正解したけれど曖昧な選択肢の内容を、完璧に理解して解けるように、解説とテキスト等を活用して、知識を整理します。
さらに、重要そうな分野は、周辺知識を整理して、直前暗記に活かせるようにまとめます。
特に、過去問2年目3年目は、繰り返し出てくる分野を意識しながら、周辺知識の整理と定着を図りました。
ただし、今回は時間がなかったので、知識の整理のためのノート作りはやめて、過去記事〔独学のテキスト〕で紹介した要点集をノート代わりに利用しました。
要点集はかなり絞られた内容なので、青ペンで書き込み、分野自体がないものは、各科目の表紙にまとめて、すべてをこの1冊に集約しました。
各科目の勉強時間&内容
時間数は、今の記憶と過去問を解いたノートに基づくものなので、正確ではないです。ごめんなさい
直前暗記は抜いています。直前暗記は一発合格への役割がかなり大きかったので、別でまとめられたらと思います。
保育原理【約4時間】
H27過去問→答え合わせ
H28前期過去問→答え合わせ
前夜に保育所保育指針を朗読
教育原理【約3時間】
H27過去問→答え合わせ→テキストななめ読み
H28前期過去問→答え合わせ
社会的養護【約6時間】
H27過去問→丸付けのみ
テキストななめ読み※
H26過去問→答え合わせ→H25過去問→答え合わせ
社会的養護、児童家庭福祉を合わせて周辺知識整理
H28前期過去問→答え合わせ
児童家庭福祉【約7時間】
H27過去問→丸付けのみ
テキストななめ読み※
H26過去問→答え合わせ→H25過去問→答え合わせ
社会的養護、児童家庭福祉を合わせて周辺知識整理
H28前期過去問→答え合わせ
社会福祉【約2時間】
H27過去問→答え合わせ→テキストななめ読み
保育の心理学【約6時間】
H27過去問→答え合わせ
H28前期過去問→答え合わせ→周辺知識整理
子どもの保健【約9時間】
H27過去問→答え合わせ&周辺知識の整理→H26過去問→H25過去問→不足部分確認(直前暗記時に確認したいこと)
H28前期過去問→答え合わせ
子どもの食と栄養【約6時間】
H27過去問→答え合わせ→H26過去問→答え合わせ
当日朝に2時間でテキスト内容をまとめる(要点集へ暗記用語呂合わせ等書き込み)
保育実習理論【約3時間】
H27過去問→答え合わせ→テキストななめ読み
繰り返しになりますが、
過去問では、20問の科目は、15〜30分で解いて、1〜2時間かけて答え合わせをしました。答え合わせでは、間違えたところ、なんとなく正解したところ、正解したけれど曖昧な選択肢の内容を、完璧に理解して解けるように、解説とテキスト等を活用して、知識を整理しました。
さらに、時間があれば、重要そうな分野の周辺知識を整理して、直前暗記に活かせるようにまとめました。
『テキストななめ読み』と書いたものは、周辺知識の整理の時間を取れず、30分〜1時間程度で、テキストななめ読みしながら、直前になって見直したい部分のチェックをしました。
【例外】※
福祉系3科目は、過去問をやってみたら、様々な単語の意味が分かりませんでした。
歴史はもちろん、各施設やその構成員をはじめ、福祉制度の知識が全くなかったからです。もはや外国語を読む勢い。
それなので、初めに過去問を解きましたが、丸付けのみして、問題文や選択肢の意味が理解できるように、各1時間程度でテキストななめ読みをしました。外国語教科において、単語を調べるような感じです。
その後、新たに知った単語を覚える意識を持って、過去問に取り組み直しました。
福祉系3科目は、なるべくまとめた日程で、社会的養護→児童家庭福祉→社会福祉の順に取り組むのがオススメです。
勉強計画の立て方
私にとって 一番勉強しなくてもよかった『子どもの保健』の勉強時間が長いのは、一番初めに取り組んだからです。朝9時〜17時まで時間が取れたので、一気にやりました(試験1ヶ月半前)。
そこから、試験の全体像を想定して、勉強計画を立て、直前にH28過去問をやりました。
結局、計画通りの時間を確保できずに、ひどい有様になってしまいましたが、勉強計画を立てるにあたり、ある科目の過去問を1年分解き、答え合わせ等を行い、自分に必要な勉強量を割り出すことは、オススメです。
暗記が超苦手な私が、この勉強量で一発合格できたのは、かなり奇跡的だったと思います。
ただし、個人的なアドバンテージとして、『保健』『心理』は子育ての中で得た知識がかなりあったこと、『栄養』は高校生物の知識を思い出して学べたこと、『教育原理』は学教法や教育要領に少し馴染みがあったことが挙げられます。
この辺り、全く関わったことないよという方は、私の福祉系3科目の様に、過去問と並行でテキストななめ読み(英単語を調べる感覚での)が必須だと思います。
心理、保健、栄養は、暗記量も多く、子どもがそばにいないと内容を想像する労力も増えますので、その分の時間確保が必要かと思います。
勉強すべき内容は、個々に異なることと思いますが、ほんの少しでも参考になれば幸いです
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