福岡観世会より「野守」のご案内


日時: 5月18日(土)

時間: 13時開演(「野守」は15:30位から上演)

場所: 大濠公園能楽堂


能楽作品は250曲ほどあり、「神」「男」「女」「狂」「鬼」の5ジャンルに分類されます。今回の「野守」は鬼の能で、超人的な存在が主題です。


世阿弥の先祖が得意とした鬼の芸を通じて、世阿弥はこの曲に様々な思いを込めています。主人公の野守は地獄に住む閻魔大王のような存在で、全ての真実を写し出す鏡を使って罪人を正します。


囃子のリズムも激しく、地謡も若手が担当しますので、若々しい迫力のある能になることでしょう。






また、「野守」を深く理解するための事前講座を5月8日19:00より開催いたします。


会場は松楠居。

事前講座はどなたでも入場無料ですので、ぜひご参加ください。

18:00より森本能舞台で鞍馬天狗の解説会を開催します。

講師に大倉源次郎先生をお招きして演者から見る鞍馬天狗の見どころなどお伝えします。


どなたでも無料で受講する事ができます。


本番は4月13日、住吉神社能楽殿になります。




今年は3月に『天鼓』、4月に『鞍馬天狗』、5月に『野守』と舞台が続きます。

先ずはよしたろう会まであと10日となりました。

当日はご自身のスマホとイヤホンを使い、『スマホで解説』という無料で解説が聞けるサービスもございます。

また、会の最初に私の娘が初めての仕舞『玄象』を舞わせて頂きます。1分程度の短い仕舞ですが、頑張ってお稽古しているところです。

去年よりもチケットの売れ行きは順調ですが、まだまだ席はございますので、チケットはこちらから席も選べて決済までできます。

https://teket.jp/7200/30185

来週は晴れると良いです。皆様、能楽堂でお待ちしてます。