僕が一番大切にしていた言葉でした。
 意味は、
悪い事も良い事も巡り巡ってくるもの。悪い事があってもその出来事が、その後の良い結果につながるよ。悪い事ばっかり続かないからポジティブに行こうぜって感じ。
 語源は、
中国の古事記から
塞翁という名の馬が、田舎の町の老人の家で飼われていました。
ある日、
孫が遊びに来て(ハッピー)
孫が落馬して大けが(バッド)
そのおかげで出征しなくてすんで生き残った(ハッピー)
ということがあり、物事の良し悪しの巡りを
塞翁の馬に例えていうようになったそうです。

 なんで大事にしてたかって、
この言葉を信じていれば、いつもポジティブになれる
そんなパワーワードだったんだ。

でもね…

この話って、運が良い人の話…
語源にもあるように、戦争に生き残ったというのは、
出征して死んでしまった大勢の人の上に成り立っている言葉なんですよ。
つまり、世の中の大半は、運の悪い人で、
一握りの運のいい人が、幸運をつかみ取るとも見ることができてしまうんです。
運が悪ければ、死んで終わり。

私の人生も運が良かったけど、一発フィニッシュの最悪にたどり着いた人は、そこで終わり。
あみだくじで、ハズレひいちゃったっていうのに似ているのかも
あみだくじは、曲がり角で行き先が選べないから人生に充てるのって違うって思う人もいるだろうけど、
人間の選ぶ道って、育ちとそれまでの経験の中で、その時に選ぶ道は、決まっていると思うんです。
最初にどこからスタートするか選んだ時点で何をしようが、
運命には、逆らえない。
あみだくじをどこからスタートするかって選択ができる最初の部分を人生に充てるのであれば、
社会に出るまでの子供時代でどう過ごしたか、どう影響を受けたかで決まるんじゃないでしょうか?
 
そういうことで、
人生万事あみだくじ

これに気が付いた私は、自分の人生には、諦めをつけるしか無いって
どうあがいても子供に会えない身の上を通して知りました。
これが、私の運命なら私の人生って一体なんなんですか?