こんばんわぁ~
大変に暑い日が続いておりますが皆さま いかがお過ごしでしょうか?
さてさて 涼を求めて、ではないですが
「日本古来の大麻を継承する会」理事の方たちは
先日から、
私は一日遅れて、
八ヶ岳、クリスタルラインを通り 瑞牆(みずがき)山の清流にて
第2弾 百人帯の 川晒しに行ってまいりました~
川晒しというのは・・・・つまり、「川に晒す」 ことです。
たった それだけの事なのですが
涼やかな水の音、
夏の 空。
山の水の痺れるような冷たさ、
水中の帯のようにゆらゆらと、ゆっくりと 流れる時間。
このすべてを持って 川晒しなのだと 体感されたことと思います。
百人が想いをこめて糸から作り 手織りで仕上げられた帯を
陽にあて、川に晒すことにより 目が詰まり白く、柔らかくなるのです。
経(たて)糸コーティングの役割をしたフノリ落としの意味もあります。
こう書くと 聞こえはいいですが・・・・
ヒマ です!(笑)
日がな一日 万が一 帯が流れていかないように
交代で見ているだけなのですから
この、現代ではあり得ない シンプルさ も
また オツなものと言えるでしょう。
日差しが眩しいなあ~
夏だなあ・・・ いい日だ・・・
一反もめんに見えるし・・ (スミマセン)
などと、とりとめのないことを思いながら
インストラクターさんたちのお子さんははしゃぎまわり
みんなで トマトをかじったり 話したり 川に入ったりしているうちに
山の日暮れは早く、
川も陽が落ち始めたので 早めの終了となりました。
水が、青いね。
川晒しの直後。
フノリはおち、少し柔らかくなったような感じです。
なにげなく持ってますけど、
混じりけのない、100%国産 栃木の大麻の
正真正銘、大麻の手績み、手織り帯ですよ!
そうそう、瑞牆山は水晶の山なのですよね。
川べりの石にも 水晶っぽいものが混じってましたし、
お子さんたちも お店で売っているような水晶のかけらを発見してました。
* *
川晒しは、その単純な作業とは裏腹に とても印象が強いものでした。
帯の中に、八ヶ岳の清流の
涼やかな水音が記憶されてしまったかのようです。
雪晒しも
川晒しも
その土地の憧憬を
布に 記憶させるためのものであるのかもしれませんね。
それでは、また。
(^-^)ノ"