野菜な空間

野菜な空間

美味しい顔があふれてる

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新宿からわずか20数分で体験できる武蔵野の大自然を体験しに、品川にある幼稚園児が芋掘りにやってきたよ~。

東京トトロ農園がお世話になってる農家さんが、数年前からほぼボランティアで都内の幼稚園児を招待しています。稲城の里山を守る会として活動をしている地元の「南ちゃんの会」から、お父さんお母さんがサポートに駆けつけてくれました。
春から、稲城の里山と野菜作りで関係している私も、一肌脱がんともうしわけないと、里山の案内役として参加です。

朝10時に園児40人を乗せたバスが稲城駅に到着。さっそく歩いて里山にある畑まで山登りです。
里山に入ると、お手洗いも水飲み場もありません。
10時から午後2時までの約4時間。何でも揃っている都心の生活に慣れた園児たちにとって、この過酷な環境に絶えられるのかな。





まずは、最初の山登りは無事に通過。畑の隅に用意されたテントの下で準備開始です。
これから畑の中で、芋掘り、トマト狩り、ネギの引っこ抜きに挑戦です。





園の方針で、園児たちが行う畑の中の作業に手を貸してはいけません。全部、自分の力でやっていきます。
先日の大雨で土がかたまっているので、芋掘りはかなりの重労働。園児たちの手でお芋が掘れるのかな、と、若干の心配はありましたが、子供達にとって、ドロンコ遊びはお手の物です。固い土に苦戦しながらも、大きなお芋を沢山掘り当てていました。





長ネギの引っこ抜きに奮闘中。1本ずつ抜けばすぐに抜けるのに、欲張ってまとめて抜こうとするのでなかなか抜けません。
どんなに困っていても、絶対に手を貸してはいけません、が今回のルール。
放っておいても、なんだかんだと掘り出すものです。こうやって努力する事を覚えていくんでしょう。





トマトは、ようやく色付きだしたオレンジ色の中玉トマト。トマトは採ったその場で試食です。みんな美味しそうに食べたけど、トマト嫌いな子はいないのかな。


畑の作業が終ったら、お弁当を食べて里山の探検です。





園児がカブトムシ発見!





カブトムシ君のお出迎えに、こちらがビックリ。東京の中に野生のカブトムシがまだいるんだ。





最後は山の土手にブルーシートをひいて 土手すべり。最後は大人たちも一緒になって転げ落ちて、ワイワイ、キャーキャー子供達と一緒にはしゃぎまくり。自然の中でドロンコになって遊ぶ子供達の目がキラキラ輝いています。
都会で育つ子供達にとっては、貴重な経験が出来たのかな。

秋にはサツマイモ堀りにまたやって来るそうです。その時はドングリ拾いも出来るかな。それまでに、稲城の里山で拾える ドングリ図鑑 でも、作っといてあげよう。


それでは、東京トトロ農園の幼稚園児たちです。





スイカ君。タヌキに食べられないで無事に大きくなってください。





江戸野菜の馬込半白きゅうりのチビ。
こいつは、ウカウカしているとあっという間に大きくなります。





白キュウリ。普通のキュウリと比べてどれぐらい色白かと言うと





こんな感じ。





ミカンの幼稚園生もたくさん生っています。
頑張って早く大きくなるんだよ~。

来週からは、早くも秋・冬野菜の準備を始めます。





先週の金曜日は、農業に興味のある若者と農法のことや肥料の事をいろいろと打ち合わせをしていました。打ち合わせの内容はさておき、畑の中をうろうろしていると、一天にわかに掻き曇り、あっという間に黒雲が覆いかぶさってきました。

こりゃあ一雨来るなとのんびり構えていたら、突然ヒュンヒュンと直径1センチ以上はあろうかと思われる氷のつぶて、そう、ひょうが降ってきたんです。
急いで納屋の軒先に避難したのですが、カンカンコンコンとトタン屋根にぶつかるひょうの音に、「わー大変な事になったな」とビビッておりました。

さらに追い討ちをかけて、町内の緊急避難放送がはじまり、「竜巻の発生の可能性があります、近くの避難場所に避難して下さい」と言っているではありませんか。放送どおり風は徐々に強くなり、目の前にあるキュウリが風に煽られて飛んでいきそうになっています。
思わずひょうと突風の中を飛び出していき、紐でキュウリを支柱に結んでいました。後で考えてみると、突風が竜巻になっていたら、キュウリもろとも飛ばされたのかな、なんて思っていまいました。

ひょうと突風は30分ぐらいでおさまったので、すべてが事なきを得ましたが、里山の農地ではトマトがだいぶやられたようです。
東京トトロ農園のトマトは、まだまだチビだった事が幸いして被害を受けるほど実っていませんでした。

農業をやっていると思わぬ自然災害とも戦わなくてはいけないんですね。農家さんは大変です。


翌日はからりと晴れて、ジャガイモのためし掘りです。育てていたジャガイモは とうや と言う、粘りの強い煮物に最適なジャガイモ。ポテトサラダにするととっても美味しいお芋なんですよ。

お芋は土の中に出来るので、掘ってみないと出来の良し悪しがわかりません。さあ、どの株を掘ろうかな。ポチがいれば 「ここ掘れワンワン」 と教えてくれるのですが、あいにくポチはいません。
不安と期待を胸にしながら掘ってみると…





出てきた出てきた。
大判・小判がザックザクです。





大小とりまぜて、10ヶぐらい実っています。





5株ぐらい掘ってこの量。ちーと取れすぎではないの。
新じゃがなので、多少水っぽいところはあるものの粘りと味は最高です。1ヶ月ぐらい寝かせておけば、水っぽさも抜けて味が締まってきます。

キュウリ、ナス、トマトが実ってきたら オ・ス・
ソ・ワ・ケ プランも考慮中。

芋の大量は良かったのですが、もって帰るのが重いぞなもし。明日はイモカレーだーーー。







今年の梅雨は大雨続き。畑と言うより田圃状態になってしまい、おいそれと出入りできない状態の日々です。大雨にも負けず、野菜たちはスクスクと育っています。雨の合間をぬって現在の畑の様子をご報告。


キュウリのチビが顔を見せてくれたよ。





キュウリの収穫1号間近かな。
まだ、きゅうりネットを張っていません。今週末には張らなければ。





立てた支柱にしっかりと摑まりながら、背丈を伸ばしていっています。





チビピーマンも出来てきたよ。
10本植えたピーマンの中で唯一の 緑ピーマン。
黄色と赤が実りだせば信号ピーマン勢ぞろい。





玉子サイズの寺島茄子。江戸野菜の収穫一番手です。小さいけど味は濃厚。近々、どこかのフレンチレストランで調理してもらいましょう。





ミニトマトのレジーナも色付いてきました。花が咲かずにポコポコと実をつけていく不思議なトマト。
緑色の若実から黄色・赤へと色を変えていきます。





中玉とまとの実も大きくなりだしました。
こちらのトマトの色は…





鮮やかなオレンジ色になります。今週末に収穫できるかな。





収穫せずに放っておいたレタスはニョキニョキと伸びだしました。花が咲くのかな?

春菊の花も咲いたよ~。





白と黄色のツートンカラー。黄色の花も咲きます。





さすが、菊科の野菜。観賞用としても充分に堪能できます。

一方、稲城のお山では栗の花が満開だよ。





この花から、イガグリ君にどう変身していくのか、これからが楽しみです。





お化けキノコも発見!





直径30cm」ぐらいの巨大キノコが こなら の幹に生えていました。





食べられるのかな?
食べられればこれ一つで5人前ぐらいの大きさ。キノコは怖いので、手を出すの、やめときましょ。





キリギリスの赤ちゃんも畑に遊びにきました。夏には美しい歌声を聞かせてください。

雨が上がれば芋ほりだよ。新じゃがで何を作ろうかな。掘ってみて芋が出来てないとがっかりするからあまり考えるのはよしましょう。