When you acknowledge what you do not want, and then ask yourself, “what is it that I do want ?”.


  あなたが望まないこと(が在るのを)認識した時、その時には、あなた自身に尋ねなさい。「私が望んでいることは何だろうか?」と。










 
 望んでいないことが起こっているということに気づいた時には、望まないことを考え続けるのではなく、その全く正反対の望んでいることに意識を向けるということが重要だということです。



 これを、エイブラハムは、The process of pivoting 転換のプロセスと呼んでいます。



  意識を向けているものに自分がなるので、注意を向ける方向を望んでいる方向に転換するということです。



  例えば、お金がないと感じた時には、お金がないことを考え続けるのではなく、つまり現状に意識を向けるのではなく、望んでいる状態が既に在るということに意識を向けるということです。



  現状は、過去の意識の結果として現れている単なるエコー(残響)ですから、それに囚われないことであり、無視することです。


 お金が既に在るという現状にのみ、意識を向け続けるということです。



 自分が望まないことに気づいて不快な気分になった時には、直ぐに、「自分が望んでいることは何だろう?」という自問をすることです。



 その瞬間に、波動が変わり、別のパラレルリアリティに移行しているのです。












 You begin a gradual shift into the telling of your new story and into a much-improved point of attraction.


  (転換のプロセスによって)、あなたはあなたの新しいストーリーを語ることに次第に移行し始め、大幅に改善された引き寄せのポイントに次第に移行し始める。










  現状は過去の意識の結果として現れている残響、エコーですから、それを現実であり、実在であると思って落胆したり、絶望したりしないことです。



  今ここという瞬間が過去の延長線上に在るという錯覚、催眠状態に陥っていることから目覚めて、今ここの自分は全く新しく生まれている価値在る生命だということに気づき、自分が宇宙の中心だという真実に帰ることです。



  今ここの自分をどのように(どんな存在なのかと)思っているのかということが、引き寄せのポイントがより向上したポイントになっているかということを決めているのです。












 You get the essence of what you think about whether you want or not ーbecause Law of Attraction is unerringly consistent ーtherefore, you are never only telling the story of “how it is now.”


 あなたは、あなたが望むと望まないとに関わらず、あなたが考えていることのエッセンス(本質)を得る。

 何故なら、引き寄せの法則は寸分違わず一貫しているからだ。

 それ故に、あなたは、「今がどうなっているのか?」というストーリーを語るだけであってはならない。










  自分が貧しいということを考えていると、感情も貧しくなり、波動が貧しい波動になって、貧しい状況を引き寄せるのです。


 その反対に、自分は裕福だということを考えていると、感情も裕福になり、波動が裕福な波動になって、裕福な状況を引き寄せるのです。



  つまり、考えていることのエッセンスが波動になり、その波動に相応しい状況を引き寄せるということです。



  したがって、冗談にでも、貧しいことや不幸なことや暗いことや病んだことを考えるのをやめることであり、常に裕福なことや幸福なことや明るいことや健全なことを考えるようにすることです。




  その2つのストーリーの違いは、世界観の捉え方がその根底に在るということに気付くことです。











 You are also telling the future experience that you are creating right now.


 あなたは、あなたがたった今、創造している未来の経験もまた語ることだ。








  たった今、自分が自分の未来を創造しているということです。



  それがどんな未来なのかということは、自分が貧しさについて考えているのか、それとも、自分が豊かさについて考えているのか、そのどちらなのかということが分かれ目になっているということです。




 引き寄せのポイントは、今ここの自分が握っているということであり、意識の焦点を何に向けるのかということが自分が近い未来に於いて経験する人生の質を決めているということです。



 この世界にいる限り、その常識に従うことは必要ですが、その常識を作っている信念観念まで背負う必要は毛頭ないのであり、内面は全く純粋な状態でいることがあらゆる制限制約限界限定束縛を乗り越えさせてくれるのです。









  Abraham-Hicks.Publications(引用元)













   最後まで読んで頂きまして、まことにありがとうございました。