こんにちは!今回も当ブログをご覧になって頂きありがとうございます。モスクワにも春がようやく訪れ、緑が至るところで輝く季節になりました。先週、床屋さん近くのモスクワ植物園に行き、A☆マクロ200/4とDFAマクロ100/2.8で日本では珍しい青い花を撮ってきました。フルサイズ換算で300㎜、150㎜相当になりますが、広い園内では使い勝手が良い焦点距離です。

(PENTAX K-3Ⅲ、A☆マクロ200/4、ISO200、f6.3、1/320、AWB、鮮やか)

シラー・シベリカは、西ロシア・コーカサス地方・トルコ原産の多年草です。真っ青な

花に、おしゃれな縦の筋が入っています。花粉も真っ青です。少しうつむき加減に咲く花はかわいらしい感じですね。

(PENTAX K-3Ⅲ、HD-PENTAXマクロ100/2.8、ISO200、f2.8、1/1000、AWB、鮮やか)

モスクワの植物園は、よく手入れされた回遊式の庭園になっており、草原の花畑のような風情のところもあります。シラー・シベリカの青い花は満開で光の中で輝いて見えました。

(PENTAX K-3Ⅲ、A☆マクロ200/4、ISO200、f6.3、1/250、AWB、鮮やか)

ペンタックスのA☆マクロ200/4は、フィルムカメラでは手振れがひどくて、使いこなせないレンズの代表格でした。PENTAX K-3Ⅲとの相性はばっちりで、手持ちでもブレは全くない写真が撮れます。また、K-3Ⅲのファインダーはマニュアルフォーカスでのピントの山がつかみやすいです!

(PENTAX K-3Ⅲ、A☆マクロ200/4、ISO200、f5、1/250、AWB、鮮やか)

次の青い花は、プシュキニア・スキロイデスです。この花は、コーカサス、トルコ、レバノンなどが原産で、シラー、チオノドクサに近い種類だそうです。透き通る水色の花色がきれいですよね。

(PENTAX K-3Ⅲ、A☆マクロ200/4、ISO200、f5、1/200、AWB、鮮やか)

雄しべは花の中心部で合体し、面白い形をしています。A☆マクロ200/4の描写は、ピントが合っているシャープなところと、アウトフォーカスしていくなだらかなボケの感じが自然でいいレンズだと思います。なかなか見かけませんが、是非一度お試しを!

(PENTAX K-3Ⅲ、A☆マクロ200/4、ISO200、f5、1/200、AWB、鮮やか)

ご紹介するラストはチオノドクサ、和名は雪解百合(ユキゲユリ)です。原産地はクレタ島、キプロス島、トルコなどで、早春から咲くためにこの和名になったそうです。キラキラと輝く花弁がきれいです。モスクワ植物園でも春の到来を存分に楽しみました!!