こんにちは!今回も当ブログをご覧になって頂きありがとうございます。モスクワの気温もようやく朝晩もプラスとなり、最高気温は15℃になる日もあり一気に春らしくなってきました。市内の緑は一斉に芽を出して壮観です。

(PENTAX K-3Ⅲ、HD16-85/3.5-5.6の39mm、ISO400、f7.1、1/500、AWB、鮮やか)

先週土曜日は、モスクワ市の東側にあるイズマイロフに、中古カメラ屋さんをのぞいてみようと行ってみました。この場所には、17世紀に作られた人口島の中にニコライ王朝ゆかりの史跡、森林公園があり、春の景色を探しに行ってきました。

(PENTAX K-3Ⅲ、HD-PENTAXマクロ100/2.8、ISO200、f2.8、1/1250、AWB、鮮やか)

木々の中で最初に芽を出すのは、ネグンドカエデです。日が出たり曇ったりの一日でしたが、一瞬太陽が顔を出したときに撮りました。芽が出るのと同時に、長いつぼみも伸びてきています。この状態から2、3日で開花します。あまりの速さにびっくりです。

(PENTAX K-3Ⅲ、HD-PENTAXマクロ100/2.8、ISO200、f2.8、1/1250、AWB、鮮やか)

このもさもさ伸びたものが、ネグンドカエデの花です。幸い、花粉も飛ばず、モスクワに来てから花粉症の症状は全く出ていません。花としては、あまり魅力的ではありませんが、一斉にすごい速さで芽を出し、春の光の中で光って見えます。

(PENTAX K-3Ⅲ、HD16-85/3.5-5.6の26mm、ISO400、f9、1/500、AWB、鮮やか)

ネグンドカエデの木はかなり大きく高くなります。アメリカ太平洋沿岸の寒冷地の原産で、ロシアでも公園や街路樹として植栽されています。枝の先に見えるもさもさしたものは、すべて花になります。日当たりの良い草むらには、紫のニオイスミレが群生していました。

(PENTAX K-3Ⅲ、HD-PENTAXマクロ100/2.8、ISO200、f4.5、1/640、AWB、鮮やか)

ニオイスミレが群生しているところを今まで見たことがありませんでしたが、香りがあまりに強いのでびっくりしました!屋外で少し離れていても、甘い香りが風に乗って漂ってきます。長い長い冬の後の、春を五感で満喫できました!!