こんにちは!今回も当ブログをご覧になって頂きありがとうございます。先日ペテルブルグにある、アレキサンドリンスキー劇場に行ってきました。バレエで有名なマリンスキー劇場のチケットが見当たらず、ここしか買えなかったという理由もありますが、この劇場は1832年に創立されたロシア最古の劇場の一つでもあるのが理由です。

(PENTAX K-3Ⅲ、HD16-85/3.5-5.6の43mm、ISO400、f7.1、1/500、AWB、鮮やか)

正面のファサードから見ると、六本の巨大な円柱がアクセントになっており、その上に飾られているこれまた巨大な青銅の馬車が目を惹きます。入口は一階部分の木製の扉で、柱と馬車の巨大さが比較すると感じていただけると思います。

(PENTAX K-3Ⅲ、HD16-85/3.5-5.6の60mm、ISO400、f7.1、1/800、AWB、鮮やか)

この建物は、イタリア出身のロシアの建築家カール・ロッシの手によるもので、アレキサンドリンスキー劇場本体も素晴らしいのですが、とにかく圧巻なのは、周辺の建物全体を一体感を持って建設したことです。劇場の裏側に南に延びる道と両脇のシンメトリーな建物は実に美しいです。

(PENTAX K-3Ⅲ、Sigma10-20/3.5の10mm、ISO1600、f5.6、1/30、AWB、鮮やか)

劇場に入ると、昔ながらの服装の係員がチケットを確認、入口は優雅な曲線の柱と煌めくシャンデリアが印象的です。中央の椅子の曲線も実に美しいです。

(PENTAX K-3Ⅲ、Sigma10-20/3.5の10mm、ISO1600、f4.5、1/100、AWB、鮮やか)

劇場の内部は、中央のシャンデリアの下で、曲線を生かしたデザインになっています。座席は全部で5階建てになっており、テラス席2階部分中央のロイヤルボックスはゴージャスな飾りが施されており、ひときわ目立ちます。

(PENTAX K-3Ⅲ、Sigma10-20/3.5の10mm、ISO1600、f3.5、1/25、AWB、鮮やか)

今日の演目は現代劇で本屋を舞台にしたものでした。アレキサンドリンスキー劇場では、バレエよりも演劇が催されることの方が多いようです。私は一階席の真ん中くらいで見たのですが、椅子が固くて途中でお尻が痛くなって往生しました。。ロシア人の皆さんは平気なんでしょうか?