こんにちは!今回も当ブログをご覧になって頂きありがとうございます。今日は先日久しぶりになじみのカメラ屋さんPhotosalesに行き、巨大なJupiter-6-2 180㎜ F2.8を救出してきました。このレンズは、元はCarl Zeiss Jena Olympia Sonnar T 180 mm F2.8、1936年にベルリンオリンピックのために開発された伝説のレンズをコピーしたものと言われています。

(PENTAX K-3Ⅲ、smc FAマクロ50/2.8、ISO800、f22、1/4、AWB、鮮やか、リアルリゾリューション)

Jupiter-6-2 180㎜ F2.8は、シリアル№と銘板のプリズム型のトレードマークから、1980年にクラスノゴールスク機械工場(KMZ)製であることがわかります。また、戦後最初に作られたJupiter-6から発展した2代目のモデルになります。

(PENTAX K-3Ⅲ、smc FAマクロ50/2.8、ISO800、f22、1/4、AWB、鮮やか、リアルリゾリューション)

Photosalesのショーケース内で一際目立ったJupiter-6-2 180㎜ F2.8ですが、値段はかなり控えめの11000ルーブル(≒18000円)。レンズにはクモリ、カビはありませんが、外見の黒塗装がところどころ剥げているものでした。いつも少し安くしてくれてありがとう!レンズはずっしりと1.5㎏あり、簡易の三脚座がついています。

(PENTAX K-3Ⅲ、smc FAマクロ50/2.8、ISO800、f22、1/4、AWB、鮮やか、リアルリゾリューション)

このJupiter-6-2 180㎜ F2.8はM42マウントですが、イメージサークルが大きいので、6×6のPentacon Six/キエフマウントもあるらしいです。先日仕込んだ兄弟レンズのCarl Zeiss Jena MC Sonnar 180㎜ F2.8と比較してみたいと思いましたが、なんとをレンズの後ろが太すぎてK-3Ⅲに装着できず、K-3も引っかかりマウントの上にキズが入ってしまいました。。Nikon Z5で撮ってみるしかなさそうです。画像はしばしお待ちを!