こんにちは!今回も当ブログをご覧になって頂きありがとうございます。今回は、私が今まで見たことがある、ありとあらゆる部屋の中で、一番ゴージャズと断言できる、エルミタージュ美術館の「黄金の間」の紹介をさせていただきます。最初にエルミタージュに行ったときは、途中で道に迷って辿り着けませんでしたので、二回目の悲願達成でした。

(PENTAX K-3Ⅲ、Sigma10-20/3.5の10mm、ISO1600、f6.3、1/25、AWB、鮮やか)

エルミタージュ美術館は、ロシア革命前はロマノフ王朝の冬宮と言われ、実際皇帝が住んでいる施設でした。19世紀の半ばに火事災害後に復旧された際、「黄金の間」は設けられたようです。

(PENTAX K-3Ⅲ、HD16-85/3.5-5.6の16mm、ISO1600、f7.1、1/60、AWB、鮮やか)

入口を入ると、2つのシャンデリアが煌々と光っています。他の部屋と違うのは、そのキラメキの反射具合です。壁、天井が隈なく金箔でコーティングされており、部屋中がキラキラ煌めいています。

(PENTAX K-3Ⅲ、HD16-85/3.5-5.6の16mm、ISO1600、f4.5、1/100、AWB、鮮やか)

天井も金箔で飾った細かい装飾で埋まっています。この部屋のすごいのはキラメキ感です。夏の明るい時期よりも、冬の外が曇っていたり、暗くなってからの方がキラキラ感をより感じられます。

(PENTAX K-3Ⅲ、HD16-85/3.5-5.6の60mm、ISO1600、f4.5、1/50、AWB、鮮やか)

黄金の間には、立派な暖炉とその上に調度品が並べられています。この時計も金ぴかで、非常に細かい装飾が施してあります。この時計、今作ったら、一体いくらかかるのでしょうか。

(PENTAX K-3Ⅲ、HD16-85/3.5-5.6の16mm、ISO1600、f3.5、1/80、AWB、鮮やか)

この日、黄金の間を訪れていたのはほとんどがロシア人で、それでも見学者はまばらと言った感じでした。ロシア人も黄金の間にはとにかくびっくりして、写真を撮りまくっていました。こんな豪華絢爛なものを作っていれば、革命も起こるわなぁ、と改めて感じた午後でした。