こんにちは!今回も当ブログをご覧になって頂きありがとうございます。日本はもうすっかり春めいていると聞きますが、モスクワはようやく最高気温がプラスになる日が続き、やっと春が近づいてきたことを感じます。今回は一か月前はまだまだ冬だった世界遺産スーズダリの街の様子をご覧になって頂きます。

(PENTAX K-3Ⅲ、HD16-85/3.5-5.6の68mm、ISO400、f6.3、1/800、AWB、鮮やか)

スーズダリは人口一万人あまりの小さい街で、11世紀ごろまでさかのぼる古い歴史がある街です。市内には、古代から中世期の教会建築が多く、中世の雰囲気が色濃く残っています。

(PENTAX K-3Ⅲ、HD16-85/3.5-5.6の48mm、ISO400、f7.1、1/640、AWB、鮮やか)

街の中心には、カメンカ川沿いに土塁が残っており、クレムリンと言われる城郭があったことが分かります。今回は雪に埋まっており、土塁らしいものの上を歩くことしかできませんでしたが。。土塁の近くには、移築された木造建築の二コリスカヤ教会が建っています。

(PENTAX K-3Ⅲ、HD16-85/3.5-5.6の26mm、ISO400、f9、1/400、AWB、鮮やか)

クレムリンの中心には、ロジェトヴェンスキー聖堂があります。13世紀に建築されたそうですが、16世紀に再建されました。土台部分は白大理石で建築されていますが、再建された上部は大理石ではなくシンプルな構造です。

(PENTAX K-3Ⅲ、HD16-85/3.5-5.6の16mm、ISO1600、f4.5、1/50、AWB、鮮やか)

ロジェトヴェンスキー聖堂は、今は博物館の扱いになっていますので、内部は撮影可となっています。17世紀に製作された巨大なイコンは歴史を感じさせてくれるものです。長い祈りの歴史をひしひしと感じました。

(PENTAX K-3Ⅲ、HD16-85/3.5-5.6の16mm、ISO1600、f3.5、1/60、AWB、鮮やか)

聖堂内は、色鮮やかなフレスコ画で埋め尽くされています。スーズダリは、冬は真っ白な街ですが、街の印象と違う圧倒的な色彩です。夏になると、カメンカ川の流れと草原が広がる田園風景となるそうです。別の季節にももう一度、ぜひ来てみたいと思います。