こんにちは!今回も当ブログをご覧になって頂きありがとうございます。今日は、世界遺産、スーズダリのスパソ・エフフィミエフ修道院の本堂である、スパソ・プレオブラジェンスキー大聖堂内の、強烈な色彩のフレスコ画を紹介させていただきます。

(PENTAX K-3Ⅲ、HD16-85/3.5-5.6の26mm、ISO400、f9、1/400、AWB、鮮やか)

この大聖堂は、スーズダリの古代の白亜の石造り様式で16 世紀末に建築されました。外観は装飾は少なく、おとなしい印象の建物です。真っ白い雪にうずもれているようにひっそりとしていますが、中に入るとすごいのです。

(PENTAX K-3Ⅲ、Sigma10-20/3.5の10mm、ISO1600、f5、1/30、AWB、鮮やか)

中に一歩足を踏み入れると、強烈な群青、黄の色彩に彩られた、天井、壁のいたるところに書き込まれたフレスコ画が目に飛び込んできます。この絵のほとんどは17世紀末ごろまでに描かれているそうです。

(PENTAX K-3Ⅲ、HD16-85/3.5-5.6の28mm、ISO1600、f4、1/25、AWB、鮮やか)

フレスコ画の内容は、ロシア正教の教えに基づく場面が描かれています。線が滲んだ絵に描かれている様子は、古代の素朴だった時のロシア正教の教えを表しています。この絵は、キリストが病気で苦しんでいる人を救済する場面でしょうか。

(PENTAX K-3Ⅲ、HD16-85/3.5-5.6の31mm、ISO1600、f4.5、1/60、AWB、鮮やか)

ドームの中には、キリストの姿が描かれていますが、周辺の壁という壁には、鮮やかなフレスコ画がぎっしりと描かれています。明かりが効果的に入ってきており、薄暗い聖堂内では、ハッとするほど鮮やかに感じます。

(PENTAX K-3Ⅲ、HD16-85/3.5-5.6の16mm、ISO1600、f5、1/30、AWB、鮮やか)

祭壇の前は、モザイクで彩られた床となっています。窓からの光が反射して、実に美しい模様が輝いていました。まるで古代にタイムスリップして、祈りの空間に置かれている錯覚を覚えました。