こんにちは!今回も当ブログをご覧になって頂きありがとうございます。今日は、世界遺産になっているスーズダリのスパソ・エフフィミエフ修道院を紹介させていただきます。外見は、まさに城壁そのもの!10メートル近い高さの塀が1.2kmほど張り巡らされており、第一印象は進撃の巨人に出てくる城塞都市です。

(PENTAX K-3Ⅲ、HD16-85/3.5-5.6の23mm、ISO400、f9、1/400、AWB、鮮やか)

入口は高さ40mくらいある巨大な楼閣になっています。もともとは、1352年に創設された修道院は、その後17世紀のリトアニア・ポーランド軍によって破壊されたため、今の建物が修復されたのは1650年と言われています。

(PENTAX K-3Ⅲ、HD16-85/3.5-5.6の35mm、ISO400、f8、1/500、AWB、鮮やか)

ウラジーミルからタクシーで40分くらいのスパソ・エフフィミエフ修道院は、10時開場なので、それまでぐるっと一周回ってみようと思いました。この日は氷点下10℃と寒い日でしたが、向こうから人が歩いて来ました。比べると壁の高さが実感いただけると思います。

(PENTAX K-3Ⅲ、HD16-85/3.5-5.6の53mm、ISO400、f8、1/800、AWB、鮮やか)

壁は、抜け穴、銃眼を備え要塞となっています。西側の壁の下には川が流れているので、高さが若干低くなっています。それでも7、8mはありそうです。川沿いの道を、完全防寒装備の地元の人が歩いてきました。

(PENTAX K-3Ⅲ、HD16-85/3.5-5.6の60mm、ISO400、f8、1/800、AWB、鮮やか)

川の向こう岸には、ポクロフスキー修道院の城塞建築が見えます。この修道院も古く、1364に創建されました。女子修道院だからか、男子修道院のスパソ・エフフィミエフ修道院よりも作りが小さいです。真っ白な雪の中の、真っ白な美しい建物です。