2016年5月3日のリブログ。

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NHK大河ファンタジーを観るまでは『精霊の守り人』という物語があることを知らなかった。

 

改めてNHKホームページで『精霊の守り人』を調べてみると・・・

■「守り人」シリーズとは…
作家・上橋菜穂子によるファンタジー小説。1996年の『精霊の守り人』を第一作に、シリーズ全10巻が刊行され、累計370万部を突破するベストセラー となっている。また、英語のみならず、スペイン語、イタリア語、中国語などに翻訳され、世界中にファンを持っている。中でも英語版は、アメリカ図書館協会 が優れた児童書の翻訳作品に与えるバチェルダー賞を受賞、また、著者の上橋氏は2014年国際アンデルセン賞作家賞を受賞した。

ということで、ハリーポッター並みに有名な児童文学のようだ。

 

私は、NHKのドラマで主演を演じた綾瀬はるかを特別に気に入っているわけではなかった。ただ大河ドラマ『八重の桜』が空振りに終わったことを気の毒に思っていた。私自身、『八重の桜』の視聴は3か月目に“挫折”したのだった。

大河ファンタジー『精霊の守り人』を観て、戦闘場面での力強く躍動感あふれる彼女の演技に驚き、感服した。心の中で、「『八重の桜』のリベンジのつもりで頑張れ!」と応援した。

テレビドラマの良し悪しは、原作もさることながら脚本で決まると言ってよいと思うが、その点、『精霊の守り人』は秀逸で、綾瀬はるかの代表的作品になると確信している。

 

あらすじがわかるNHKのホームページはこちら

 

大河ファンタジーではシーズン1が終わったところであり、なかなか面白かったので、原作を読みたくなった。このところ毎日のように読書に使っている Kindle paperwhite で読むことにした。

 

(写真はアマゾンから)

 

電子版 精霊の守り人

2015(平成27)年12月 電子版発行

作者   上橋菜穂子

画家   二木真紀子

発行者  今村正樹

發行所  株式会社 偕成社

 

 

電子書籍端末も、なかなかいいものだな、と、思った。

◎ 集中できる。

◎ 文字を拡大すれば老眼鏡なしでも読める。

◎ 読みながら、本文中の言葉を指で反転させると『大辞泉 電子版』が起動して意味を確認できる。ネットに繋がっていればウィキペディアでも確認できる。

◎ 大きな画面やカラー画面が必要なときにはパソコン用Kindleアプリで読める。

 (図鑑などを除いて、ほとんどの場合は Kindle paperwhite で十分である)

◎ たいてい紙の書籍よりも安価である。

 

偕成社から出版されている『守り人シリーズ』は10巻。すべて電子書籍化されている。

さっそく第2巻『闇の守り人』を読み始めた。

 

せい れい0【精霊】
①物質的な身体をもたないが、ある種の個性を備えた超自然的存在や力。草木河川等に宿るとされる。
②死者の霊魂。肉体を離れた死者の魂。

せいれいしんこう―かう5【精霊信仰】
万物に存在する精霊とその作用を信仰する宗教的態度。
[大辞林 第四版]

 

守り人シリーズ
デジタル大辞泉プラスの解説
守り人シリーズ
上橋菜穂子による児童文学作品のシリーズ。“守り人”は「もりびと」と読む。異世界を舞台とするファンタジー作品。1996年の第一作『精霊の守り人』以降、世界観を共有する「旅人シリーズ」とあわせ全10冊が刊行されているほか、短編作品集もある。シリーズ作品中『精霊の守り人』『闇の守り人』『夢の守り人』の3作品が路傍の石文学賞を受賞している。

[コトバンク]