作曲方法やDTMの豆知識-わくわく作曲先生♪【課外講座】

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音楽制作初心者必見!使いやすい9つの人気DAWソフトウェアと選び方

難易度3星星星

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今回は「使いやすいDAWソフトの選び方」について書いてみます。



DAWとは「デジタル・オーディオ・ワークステーション」の略です。

音楽制作や録音編集を行うための、総合的なソフトのことです。



DAWソフトにはいろんな製品がありますが、

それぞれに独自の特徴や機能があります。



今回は、初心者にもおすすめの、

人気のある9つのDAWソフトを紹介します。



これからDAWソフトを買おうと思っている人や、

買い替えようと思っている人は、

参考にしてみてください♪



■人気のあるDAWソフトウェアの比較と特徴


・Cubase
 https://www.steinberg.net/ja/cubase/
 
豊富な機能と、高度な音楽制作ツールが特徴のDAWソフトです。 

MIDIやオーディオ編集、いろんなソフトシンセなどが内蔵されていて、
幅広い音楽ジャンルに対応しています。 

僕が指導している生徒さんの中でも、最もよく使われているソフトです。



・Logic Pro
 https://www.apple.com/jp/logic-pro/
 
Apple製のDAWソフトなので、Mac専用です。
そのため、Macユーザーに人気です。 

Cubaseにも劣らないほどの豊富なサウンドライブラリや、
MIDIやオーディオ編集機能が魅力です。 

僕が指導している生徒さんの中でも、
MacユーザーのほとんどがLogicを使っています。



・Digital Performer 
 https://h-resolution.com/product/digital-performer/

使いやすいインターフェースと操作性が特徴です。

歴史は古く、多くのミュージシャンにも人気があります。
オーディオやMIDIの編集、ミキシングなど幅広い機能を備えています。 



・ABILITY 
 https://www.ssw.co.jp/products/ability4/index.html

初心者でも使いやすく、直感的な操作性が特徴です。
以前は「SingerSongWriter」という名のソフトでした。

SingerSongWriter時代は、やや独自路線でしたが
ABILITYになってからは、他のDAWソフトに遜色ない機能を持っています。



・Ableton Live
 https://www.ableton.com/ja/live/

ライブパフォーマンスに特化した機能が充実し、
DJやエレクトロニックミュージックプロデューサーに人気です。 

シンプルなインターフェースと、柔軟なループ編集機能が特徴です。 



・Pro Tools
 https://www.avid.com/ja/pro-tools

高品質な録音とミキシングに強いDAWソフトウェアで、
これは初心者には難しいかもしれません(^^;)
プロのスタジオでよく使われます。 

スタジオやエンジニアとのコラボレーションに向いています。 



・Studio One
 https://www.mi7.co.jp/products/presonus/studioone/

直感的なインターフェースと高いパフォーマンスが特徴のDAWソフトウェアです。 
編集機能やミキシングツールの使いやすさ、豊富なサウンドライブラリも魅力です。 



・FL Studio
 https://hookup.co.jp/products/image-line-software/fl-studio

インタフェースの使いやすさと豊富な機能が魅力で、
EDMやヒップホップなどのジャンルに特に人気です。 

ミキシング機能に制限を感じるユーザーもいますが、
その他の機能は充実しています。 



・Cakewalk by BandLab
 https://www.bandlab.com/products/cakewalk

以前はSONARという名のソフトでした。
フリーのDAWソフトですが、機能は充実しています。

ただ、慣れないとやや使いづらいかもしれません。



■初心者におすすめの、DAWソフト選びのポイント


初めてDAWソフトを選ぶ時には、

以下のポイントに注意して選ぶことが重要です。



・インターフェース(ソフトの画面表示)
 
初心者にとっては特に、使いやすいインターフェースが重要です。

体験版があるDAWソフトも多いので、

直感的な操作や、シンプルなレイアウトがあるDAWソフトを選ぶと良いでしょう。 




・学習リソースの充実度

チュートリアルやオンラインコミュニティなど、

学習リソースが豊富なソフトウェアを選ぶと

学習のサポートが受けられます。 



・互換性と拡張性

使用したいプラグインやサンプルライブラリとの互換性があるか確認しましょう。

また、将来的に機能を追加できる拡張性も重要です。 



・予算
 
予算も重要ですよね。

無料または低価格の下位バージョンがあるソフトも多いので、

まずは下位バージョンから使ってみることも検討してみましょう。 



以上のように、DAWについていろいろ紹介しましたが、

やはり、あなたに合うことが一番大切です。

今回紹介した内容も参考にして、DAWソフトを選んでみてくださいね♪



それでは、また次回、

お会いしましょう(^◇^)ノ


 

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作曲のセンスを磨く方法

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今回は、「作曲のセンスを磨く方法」について書いてみます。



本格的な作曲ができるようになるためには、

理論と感覚の両方が大切です。



理論については、また別の機会に譲るとして、

今回は感覚の話です。



感覚とは、理論では説明出来ない「ひらめきやバランス感覚」のようなものを指すのですが、

「センス」と言い換えてもいいでしょう。



センスを磨くには、芸術系全般に言えることですが

「センスの良い作品」に多く触れることが大切です。

作曲ならば、良い曲を多く聴くということですね。



特に、「多く」ということがポイントです。

脳に曲を大量インプットすることで、

それらの曲が、脳の中で化学反応のようなものを起こし

ある時、“ふと”自分のオリジナル曲としてひらめきます。



前回のブログに書いた、AIのような、

過去の曲を組み合わせたようなモノではなく、

人間にしか出来ないような、新たなモノが生まれます。



ここで「でも、良い曲ってどんな曲のこと?」という疑問が浮かぶと思います。



まずは、あなたの好きな曲からでOKです。

好きな曲ということは、何か心に響くものがあるということです。

そのような曲を、できるだけ多く聴きましょう。



その後で「作りたいジャンルの曲」、

そして「普段はあまり聞かないジャンルの曲」というように

範囲を広げていきましょう。



聴く時には、集中して聴ければ一番良いのですが、

BGMのように聞き流すだけでも効果はあります。

単純作業している時や、ジョギングなどしている時に

聞き流していても良いですね。



できれば、聴きながら歌ってみると、

耳だけでなく、体でも曲をインプットすることになるので

より効果的です。



楽器が弾けるならば、演奏するのも良いでしょう。

(何か作業しながら、というのは難しいと思いますが(^^;))



以上のように、楽しみながら大量インプットを続けてみてください。

すると、いろんなヒラメキが生まれるようになります。

よく「メロディが天から降って来る」という言葉を聞くと思いますが、

それが体験できます。



ですが、やはりインプットだけでは不十分です。

大量インプットと同時に、実際に作ってみる練習もしましょう。

作ってみる練習(=アウトプット)をすることで、

ヒラメキを形に出来るようになっていきますからね。



このように、インプットとアウトプットを循環させることで

センスが磨かれていきます。



センスを磨くのは、一朝一夕ではできませんが、

続けることで、少しずつ磨かれていきますよ。

是非、チャレンジしてみて下さい!



それでは、また次回、

お会いしましょう(^◇^)ノ


 

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AI(人工知能)は作曲家の仕事を奪うのか?

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今回は、「AIは作曲家の仕事を奪うのか?」について書いてみます。



最近、AI(人工知能)の話はよく聞きますよね。

一昔前までは、AIは性能が低く、

それほど話題にはなっていませんでした。



ですが今のAIは、かなり進化してきており、

人工知能と呼ぶにふさわしいレベルになってきました。



AIの進化によって、僕たちの生活も

いろんな恩恵を受けています。



たとえば、アマゾンで買い物をしたことがある人は多いと思いますが、

買い物履歴や閲覧履歴をAIが学習して、

オススメの商品を提示してくれます。

車の自動運転も、AIによってできるようになってきていますね。



ただ、AIは生活に役立ちますが

その一方で、AIによって職を奪われる人も出てきています。

オックスフォード大学の論文では、

今後10~20年の間に、約50%の仕事がAIに置き換わると発表されました。



AIに置き換わる職業は、「マニュアル通りに作業する仕事」が主だと言われていましたが、

AIの進化はすさまじく、絵画を描けるところまで来ています。

しかも、AIが描いた絵がコンテストに入賞してしまい、

議論にもなっているそうです(^^;)

【ARTnewsJAPANより】
https://artnewsjapan.com/news_criticism/article/412



では、作曲家はどうなんでしょうか?

AIは、人間レベルの作曲が出来るようになるのでしょうか?



結論から言うと、人間に近いレベルの作曲は

すでに出来るようになっています。

検索すると、いろいろ見つかります。



たとえば、ビートルズの曲をAIに学習させて

ビートルズっぽい曲を作ることが出来ます。



ただ、良い曲が書けるかどうかは別問題です。

作曲に関して、AIの一番の欠点は、

出来上がった曲が、良い曲かどうかを、

AI自身が判断できないということです。



ヒット曲をたくさん学習させて、判断させればいいと思われるかもしれませんが、

ヒット曲は、歌詞やアーティストの魅力、時代背景など、

いろんな要素が絡んでくるので

なかなか判断は難しいです。



それらを全て、総合的に判断できるほどAIが進化すれば、

どうなるか分かりませんが(^^;)



よって、あくまでも個人的な意見ですが、

AIが作曲家の仕事を奪うのは

おそらく難しいのではないかと思います。



AIは、作曲家の仕事を奪うというよりも、

ツールとして進化するのではないかと思います。



今でも、アルペジオを自動的に作ってくれる「アルペジエーター」や、

コードネームを入力すれば自動で伴奏を作ってくれる「自動伴奏機能」などがありますよね。



これと同じように、AIによって、

メロディのヒントや、アレンジのヒントを出してもらい、

最終的には、作曲者の感性や判断で、

曲を作っていくスタイルが出来上がると思います。



今後、AIがどのように進化していくか、

作曲にどのような影響をもたらすのか注目ですね。



それでは、また次回、

お会いしましょう(^◇^)ノ

 

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簡単にギターコードの押さえ方を見つける方法「改訂版」

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今回は「簡単にギターコードの押さえ方を見つける方法」について書いてみます。
 


ギターで、コードの押さえ方を調べる時には、

ギターの教則本やwebなどに載っている「コードの押さえ方一覧表」などを

参考にしている人が多いのではないでしょうか?
 


たとえば、「C」ならこの形、

「Dm7」ならこの形、

「F」ならこの形、
 
という感じですね。
 


もちろん、その方法も良いのですが、

一覧表に載っていないコードを押さえたい場合や

同じコードでも、違う押さえ方をしたい時、

どうしますか?



実は、ギターの「音の配置」さえ理解しておけば、

どんなコードでも押さえられるようになります。



さらに言えば、同じコードでも

一覧表には載っていない、他の押さえ方も

自力で見つけられるようになります。

 

まずは、ギターの「音の配置」を理解しておきましょう。

ギターは、このような配置になっています。


 
弦は、高い方(第1弦=一番細い弦)から順番に「ミ、シ、ソ、レ、ラ、ミ」と並んでいます。
 
そして、各弦のフレットは

右に行くにつれ、半音ずつ高くなるように並べられています。
 
 
 
たとえば、この図の左上を見てください。

第1弦を(フレットを押さえずに)そのまま弾くと「ミ」です。
 


そして、第1弦の1フレット部分を押さえて弾くと「ファ」、

2フレット部分を押さえると「ファ#」のように

半音ずつ上がっていきます。
 
 
 
この方法で、弾きたいコードの構成音を押さえるようにします。



たとえば、「C」というコードは

以下のような押さえ方をします。

(他にも押さえ方は有ります)



・第1弦=ソ(3フレット)
 
・第2弦=ミ(5フレット)
 
・第3弦=ド(5フレット)
 
・第4弦=ソ(5フレット)
 
・第5弦=ド(3フレット)
 
・第6弦=ソ(3フレット)



では、「CM7(ド、ミ、ソ、シ)」を弾きたい場合は

どんな押さえ方になるでしょうか?



先ほどの図に照らし合わせて見ると

「ド」が2つあるので、

第3弦の「ド」を「シ」に変更するとよさそうですね。



・第1弦=ソ(3フレット)
 
・第2弦=ミ(5フレット)
 
・第3弦=シ(4フレット)
 
・第4弦=ソ(5フレット)
 
・第5弦=ド(3フレット)
 
・第6弦=ソ(3フレット)



もう1つやってみましょう。

「CM7(9)(ド、ミ、ソ、シ、レ)」を弾きたい場合は

どんな押さえ方になるでしょうか?



ルートの「ド」はベースに任せるとすると

ギターは「ミ、ソ、シ、レ」を弾けば

「CM7(9)」の響きになります。



すると、「CM7」の第5弦「ド」を

「レ」に変更するとよさそうですね。



つまり、先ほどの図に照らし合わせて見ると

このようになります。



・第1弦=ソ(3フレット)
 
・第2弦=ミ(5フレット)
 
・第3弦=シ(4フレット)
 
・第4弦=ソ(5フレット)
 
・第5弦=レ(5フレット)
 
・第6弦=ソ(3フレット)


 
このように、「コードの仕組み」と

ギターの「音の配置」さえ知っていれば、

いろんなコードを組み立てることが出来ます。



もちろん、実際に押さえることが出来る範囲(指が届く範囲)で

当てはまる音を探しましょう。



それでは、また次回

お会いしましょう(^◇^)ノ



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アレンジとリミックスの違い

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今回は「アレンジとリミックスの違い」について書いてみます。

 

 

「リミックス」という言葉を聞いたことがあるかもしれませんが、

 

「アレンジ」とどう違うのでしょうか?
 

 

 

■アレンジとは


まず、「アレンジ」とはカラオケ部分を作る作業を指します。
 
つまり、メロディーに伴奏を付ける作業です。

 

編曲とも呼ばれますね。

 

 

 
これはコード進行を決めたり(修正したり)、

 

ドラム、ベース、ギター、ピアノなども全て作る

 

総合的な作業です。

 

 

 
メロディーを活かすように、曲を完成させることが目的ですね。
 

 

 

アレンジをするには、全てのパートのスケールや

 

リズム感を合わせる必要があるので

 

作曲以上に、作曲理論を理解しておく必要があります。

 

そのため、知識と実践経験がモノを言います。

 

 

 

■リミックスとは

 

 

一方「リミックス」とは、

 

いろいろなパートやフレーズを使って、原曲を作り変える作業です。

 

 

 

メロディーを活かすというよりは、もっとDJ的な発想で
 
リズムやサウンドを変え、「原曲とは違う曲」に仕上げます。
 

 


最近では、DAWソフトが進化してきたので

 

ドラムや楽器演奏のループ素材や、効果音などの

 

オーディオデータの切り貼りが

 

簡単にできるようになってきました。

 

 

 

そのため、アマチュアミュージシャンでも

 

気軽にリミックスを楽しめるようになってきました。

 

 

 

ただ、楽器演奏のループ素材にはkeyがあるので

 

音楽理論を分かっていないと、

 

keyが合っていないリミックスになってしまいます。

 

 

 

ですがリミックスは、そんな細かいことは気にせず

 

感性を重視して、自由に作られている場合も多いですね(^^;)

 

 

 

逆に言えば、カッコ良いリミックスを作るには

 

いろんなリミックスを聴くなどして

 

感性を磨いておく必要があります。

 

 

 

取りかかりやすいのはリミックスの方なので、

 

リミックスを自由に作ってみるのも

 

楽しいと思いますよ♪

 

 

 

それでは、また次回

 

お会いしましょう(^◇^)ノ

 

 


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ト音記号は、なぜあんな形?

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今回は「ト音記号は、なぜあんな形?」について書いてみます。

 

 

音の呼びかたには、いくつか種類があります。

 

「ド、レ、ミ、ファ、ソ、ラ、シ」という呼びかたは

 

よく聞くと思います。

 

 

 

それ以外にも、「A、B、C…」というアルファベットでの呼びかたや

 

「イ、ロ、ハ…」という日本語の呼びかたもありますよね。

 

 

 

これらの関係は、以下のようになっています。

 

 

・ド=C=ハ

 

・レ=D=ニ

 

・ミ=E=ホ

 

・ファ=F=ヘ

 

・ソ=G=ト

 

・ラ=A=イ

 

・シ=B=ロ

 

 

 

■ト音記号の形

 

以上のような、音の関係が分かったうえで、

 

ト音記号を見てください。


 

ト音記号の「ト音」は、「ソ=G=ト」です。

 

じっと見続けていると、

 

「G」が変化して出来たものに見えてきませんか?

 

 

 

そして、ト音記号の「クルッ」と囲んでいる部分は、

 

五線譜上の「ソ」の音の位置です。

 

 

 

つまり、ト音記号とは、

 

アルファベットの「G」が変化して出来たものです。

 

 

 

五線譜の「ソ」の位置を

 

分かりやすくするための記号とも言えますね。

 

どこか1つの音が確定すれば、

 

他の音の位置もハッキリします。

 

 

 

ちなみに、ヘ音記号の「ヘ音」は「ファ=F=ヘ」です。

 

これは「F」が変化して出来た記号です。

 

 

 

ヘ音記号の「2つの点」は

 

「ファ」の音を挟み込むように書かれます。

 

(ヘ音記号では、2つの点に挟まれた位置が「ファ」になります)

 

 

 

さらに、あまり見かけないと思いますが、

 

ハ音記号という記号もあります。

 

 

 

ハ音記号の由来は、もう分かりますよね。

 

ハ音記号の「ハ音」は「ド=C=ハ」なので

 

「C」が変化して出来た記号です。

 

 

 

「C」が上下に2つ重なり、

 

「ド」の音を挟んだような形になっています。

 

(ハ音記号では、2つの「C」に挟まれた位置が「ド」になります)

 

 

 

■なぜ「ド」が「A」ではないのか?

 

上記の「音の関係」を見てみると、

 

なぜアルファベット表記は「C」から始まり、

 

日本語表記は「ハ」から始まるのか

 

気になった人もいると思います。

 

 

 

普通に考えれば、アルファベット表記は「A」から始まり、

 

日本語表記は、イロハの「イ」から始まるのが自然ですからね。

 

(ド、レ、ミ表記はイタリア語です)

 

 

 

その理由は諸説ありますが、

 

音は「ラ」が基準だから。

 

という理由が有力のようです。

 

 

 

つまり「ド、レ、ミ、ファ、ソ、ラ、シ」が基準ではなく

 

「ラ、シ、ド、レ、ミ、ファ、ソ」が基準ということですね。

 

 

 

ちなみに、「ド、レ、ミ、ファ、ソ、ラ、シ」という音の並びは

 

C-メジャースケール(ハ長調)という明るい響きになります。

 

 

 

「ラ、シ、ド、レ、ミ、ファ、ソ」という音の並びは

 

A-ナチュラルマイナースケール(イ短調)という暗い響きになります。

 

 

 

メジャースケール、マイナースケールの仕組みについては

 

またいつか紹介しますね。

 

 

 

それでは、また次回

 

お会いしましょう(^◇^)ノ

 

 

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MIDIキーボードの選び方

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今回は「MIDIキーボードの選び方」について書いてみます。

 

 

 

MIDIキーボードとは、パソコンに接続して、

 

DTMに、MIDIデータを入力するための機材です。

 

いわゆる「打ち込み」に使う機材ですね。

 

 

 

最近では、マウスだけで打ち込んでいる人も多いですが、

 

MIDIキーボードは鍵盤が付いているので

 

マウスよりも速く打ち込めむことができます。

 

 

 

もちろん、鍵盤を演奏できれば一番良いのですが、

 

演奏できなくても大丈夫です。

 

 

 

DTMには、大きく分けて2つの打ち込み方法があります。

 

1つは、鍵盤を演奏しながら録音する「リアルタイムレコーディング」

 

もう1つは、マウスや鍵盤で入力していく「ステップレコーディング」です。

 

 

 

演奏が苦手な人は、MIDIキーボードを使って

 

「ステップレコーディング」をすると良いでしょう。

 

 

 

特に、和音(コード)を打ち込む時には、

 

マウスよりも、鍵盤を使ったほうが

 

かなり速く入力できます。

 

 

 

あるいは、少しだけ演奏できるならば

 

DTMのテンポを落として

 

「リアルタイムレコーディング」で打ち込んでも良いですね。

 

あとから、間違えたところだけ直すこともできます。

 

 

 

■MIDIキーボードの種類


MIDIキーボードは、パソコンに接続して使いますが、

 

接続方法には、USB、MIDIケーブル、ワイヤレスなどの方法があります。

 

主流は、USBで接続するタイプです。

 

 

 

そして、音源内蔵タイプと

 

内蔵していないタイプがあります。

 

 

 

音源内蔵タイプは、パソコンにつながなくても

 

MIDIキーボードだけで音を鳴らすことができるので、

 

すぐに弾きたい時に便利です。

 

音源(シンセ)として使うこともできます。

 

 

 

内蔵していないタイプは、パソコンにつないで

 

パソコン内のソフトシンセで音を鳴らすことになります。

 

MIDIキーボードと言えば、多くの場合はこちらのタイプです。

 

 

 

音源内蔵タイプは高価なので

 

特にこだわりがない限りは、

 

「音源を内蔵していないタイプ」を選ぶことになるでしょう。

 

 

 

■鍵盤の数


MIDIキーボードには、

 

ミニ鍵盤と呼ばれる、鍵盤1つずつのサイズが小さなタイプと、

 

標準サイズの鍵盤タイプがあります。

 

 

 

音の確認程度ならば、ミニ鍵盤で良いのですが、

 

やや弾きづらいです。

 

通常は、標準サイズを選んだほうが良いでしょう。

 

 

 

標準サイズは、32~88鍵があります。

 

主に、置き場所の都合で選ぶことになると思いますが、

 

32鍵だと、両手で演奏するには、

 

やや狭いです。

 

 

 

両手で弾くならば、少なくとも49鍵、

 

できれば61鍵か76鍵が望ましいですね。

 

 

 

ピアノに慣れている人は

 

88鍵をオススメします。

 

 

 

88鍵は、鍵盤の数が多いということもありますが、

 

ピアノタッチという「ピアノの鍵盤を弾いているような感触」に近い構造のタイプが多いです。

 

通常のMIDIキーボードは、鍵盤の裏にバネが付いていて、

 

鍵盤を押すと、バネの力で元に戻ります。

 

 

 

ですが、ピアノタッチは、

 

ピアノと同じく「重り」によって元に戻るため

 

ピアノの感触に近いです。

 

 

 

■コントローラー


MIDIキーボードというと、鍵盤がメインですが、

 

その他のコントローラーが付いている製品もあります。

 

 

 

DTMに打ち込む時には、「ピッチベンド」と「モジュレーション」をよく使うので、

 

少なくとも、「ピッチベンド」と「モジュレーション」のコントローラーは

 

付属しているものを選びたいですね。

 

 

 

通常は、鍵盤の左側に、

 

スティックやホイールの形で付いています。

 

 

 

その他にも、ツマミ(ネジのように回すコントローラー)、

 

フェーダー(上下や左右にスライドさせるコントローラー)、

 

パッド(ドラム入力しやすい、叩くためのパッド)、

 

再生、停止などのボタン、

 

が付いているMIDIキーボードもあります。

 

 

 

ツマミやフェーダーは、

 

自分の好きなように設定もできます。

 

 

 

たとえば、1つ目のツマミには「カットオフ周波数」、

 

2つ目のツマミには「レゾナンス」という命令を割り当てておけば、

 

リアルタイムで、「ウニョウニョ」と音が変化していくような

 

サウンドを演奏することもできます。

 

 

 

以上のような特徴を考えて

 

MIDIキーボードを選んでみてください。

 

 

 

シンプルなMIDIキーボードでも十分ですが、

 

いろんなコントローラーが付いていれば

 

DTMへ打ち込む時に便利ですからね。

 

 

 

ちなみに、もしすでに

 

電子ピアノやポータブルキーボードなどを持っていれば

 

それをMIDIキーボードとして使える可能性もあります。

 

 

 

本体にUSB端子があれば、使える可能性が高いので

 

説明書で確認してみてください。

 

 

 

なお、MIDIキーボードには

 

簡易的なDTMソフトが

 

おまけで付属しているものも有ります。

 

 

 

DTMソフトを持っていなければ、

 

まずは付属のソフトを使っても良いでしょう。

 

 

 

それでは、また次回

 

お会いしましょう(^◇^)ノ

 

 

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オリジナル曲を投稿できる音楽サイトを7つ紹介

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今回は「音楽作品を発表する場所」について書いてみます。
 
 

オリジナル曲を作ったら、いろんな人に聞いてもらいたいですよね。

 

ですが、どうすれば聞いてもらえるのでしょうか?

 

 

 

昔は、誰かに聞いてもらうには

 

ライブハウスで発表したり、友人に聞いてもらうくらいしか

 

方法はありませんでした。

 

 

 

ですが今は、インターネットがあるので

 

作品発表の場は大きく広がりました。

 

 

 

インターネットを利用して曲を聴いてもらうには

 

投稿サイトへ投稿するのが一般的でしょう。

 

 

 

では、いくつか紹介していきますね。

 

 

 

まずは有名な、この2つのサービスを紹介します。

 

・YouTube
 https://www.youtube.com/

 

・ニコニコ動画
 https://www.nicovideo.jp/

 

 

この2つは、説明する必要もないくらい有名ですね。

 

 

動画での投稿となりますが、動画作成が苦手な人は

 

静止画像1枚に音楽を乗せてアップしても良いでしょう。

 

ムービーメーカーなどの動画作成ソフトを使えば

 

簡単に作成できます。

 

 

 

・Sound Cloud
 https://soundcloud.com/


Sound Cloudは、世界で多くの人が利用しているサイトです。

 

音楽データだけで良いので

 

動画を作る必要はありません。

 

 

 

・Myspace
 https://myspace.com/


少し前にトラブルが有ったこともあり、

 

最近は勢いがなくなりましたが、

 

以前はとても有名な投稿サイトでした。

 

ですが、まだまだ利用人口は多いようです。

 

 

 

・audioleaf
 https://www.audioleaf.com/


もしバンドをやっているならば、

 

このサイトを利用するのも良いと思います。

 

メンバー募集なども出来ます。

 

 

 

・BIG UP
 https://big-up.style/


以前はmuzieという、日本最大級の音楽コミュニティサイトでしたが、

 

リニューアルしてBIG UPになりました。

 

avexが運営しているサイトです。

 

 

 

・Frekul
 https://frekul.com/


これは投稿サイトというよりも、音楽活動支援サイトです。

 

Apple Music、Spotify、iTunesや

 

カラオケなどへの配信を支援してもらえます。

 

 

 

以上、7つの投稿サイトを紹介しましたが、

 

その他にも、FacebookなどのSNSで配信するのも良いし

 

何らかの音楽コミュニティに属してみるのも良いと思います。

 

 

 

オンライン作曲講座「わくわく作曲先生♪」でも、

 

受講生と卒業生による作曲コンテストを

 

年2回開催しています。

https://4th-signal.com/compose/community.html

 

 

 

なお、音楽を投稿するとコメントをもらうことが出来ますよね。

 

コメントはブロックすることも出来ますが、

 

出来るだけブロックせず、いろんな感想をもらってみてください。

 

 

 

良い感想ならば励みになるし、

 

いろんな人からアドバイスも聞くことが出来ます。

 

 

 

批判的なコメントが来てしまうことがあるかもしれませんが

 

意味のある内容であれば、謙虚に受け止め

 

自分の糧にしてください。

 

ただ、意味のない批判はスルーしましょう。

 

 

 

批判は気になってしまうので、

 

スルーするのは、なかなか難しいかもしれませんが、

 

(何かの本に書いてありましたが)「セミが鳴いているな」くらいの感覚で受け流しましょう。

 

 

 

それでは、また近いうちにお会いしましょう(^◇^)ノ

 

 

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マルチバンドコンプとは

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今回は「マルチバンドコンプ」について書いてみましょう。

 

 

 

ミキシングで使うエフェクトにはいろいろありますが、

 

特によく使われるエフェクトは、

 

先週紹介したイコライザー(EQ)と

 

コンプレッサー(以下ではコンプと略します)でしょう。

 

 

 

コンプとは、音を圧縮するエフェクトです。

 

音を圧縮した後で音量を上げることで、音圧を稼いだり、

 

アタック部分以外を圧縮することで、アタック感を強調したりできる、

 

重要なエフェクトです。

 

 

 

そして、コンプを発展させた

 

マルチバンドコンプというエフェクトがあります。

 

 

 

マルチバンドコンプとは、EQとコンプが合体したようなエフェクトで、

 

周波数帯別にコンプをかけられるエフェクトです。

 

マルチバンド(色んな周波数帯)という意味ですね。

 

 

 

多くの場合、4ヵ所くらいの周波数帯に分けて

 

それぞれの周波数帯に

 

別々のコンプをかけられます。

 

 

 

マルチバンドコンプの使い方としては、

 

例えば「ベースのアタック感を残しつつ、低音域だけをタイトにしたい」という場合

 

高音域は圧縮せず、低音域だけコンプをかけることで

 

簡単に実現できます。

 

 

 

他には、ボーカルを良く聞かせるために、

 

ボーカルとかぶっている楽器の、特定の周波数帯だけ圧縮し

 

ボーカルを引き立てることが出来ます。

 

 

 

あるいは、マスタリングの時に、

 

ボーカルに影響をあたえず、気になる高音域や低音域だけ絞るという

 

使い方も出来ます。

 

 

 

仕上げの時に、弱い周波数帯だけ

 

音圧を上げるという使い方も出来ますね。

 

 

 

以上のように、マルチバンドコンプは便利なエフェクトなので

 

機会があれば使ってみてくださいね(^◇^)ノ

 

 

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グラフィックEQとパラメトリックEQの使い分け方

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今回は「グラフィックEQとパラメトリックEQの使い分け方」について書いてみましょう。

 

 

 

EQ(イコライザー)とは、周波数帯ごとの音量を

 

細かく調整できるエフェクトです。

 

 

 

EQを使うことによって、低音域や高音域など

 

調整したい周波数帯の音量を変えることが出来るので、

 

聞きやすい音に仕上げることが出来ます。

 

 

 

EQには大きく分けて、

 

「グラフィックEQ」と「パラメトリックEQ」があります。

 

 

 

「グラフィックEQ」は、こちらの図1のように

 

周波数帯が細かく区切られており、

 

各周波数帯のフェーダーを上げ下げして調節するEQです。

 

調整出来る周波数帯は固定されています。

 

図1 グラフィックEQ

 

 

 

「パラメトリックEQ」は図2、図3のように

 

調整したい周波数帯を自由に決めることでき、

 

「周波数帯、ゲイン、Q」という3つのパラメーターを使って、

 

細かく調整できます。

 

図2 パラメトリックEQ

 

図3 EQのパラメーター

 

 

 

◆グラフィックEQの使い方

 

グラフィックEQは、コンサート会場での音響や、

 

ミキシングでの、最終的な音の補正に使います。

 

 

 

グラフィックEQは、図1のように、

 

周波数帯ごとにフェーダーが並べられています。

 

このフェーダーを上下に動かすことで、

 

その周波数帯の音量を調整します。

 

 

 

例えば、50Hz部分のフェーダーを上げれば、

 

50Hzの音が強調されます。

 

 

 

具体的な使い方としては、コンサート会場でのスピーカーの鳴り方を補正します。

 

スピーカーは、それぞれにクセがあるので、

 

たとえば、「高音域が強すぎるスピーカーの、高音域を少し抑える」

 

というような使い方ですね。

 

 

 

スピーカーの位置や角度、会場の広さなどによっても聞こえ方が変わるので、

 

その補正をします。

 

ハウリングが起こる周波数帯を調整することにも使います。

 

 

 

グラフィックEQでは、フェーダーを上げ下げするだけなので、

 

瞬間的な判断で調整が出来ます。

 

 

 

◆パラメトリックEQの使い方


グラフィックEQは、音の補正が主な目的でしたが、

 

パラメトリックEQは、音の補正だけでなく

 

積極的な音の加工もできます。

 

 

 

主に、ミキシングで、

 

1つずつのパート(楽器やヴォーカル)を調整するために使います。

 

 

 

パラメトリックEQでは、図3のように、

 

「周波数帯、ゲイン、Q」という3つのパラメーターを使います。

 

 

 

たとえば、バスドラの重量感を出したいときには、

 

重量感が影響する周波数帯を探し、

 

「Q」によって、調整したい周波数帯の幅を決め、

 

ゲインによって、どのくらい音量を上げるか(下げるか)決めます。

 

 

 

このように、細かい設定が出来るので、

 

パラメトリックEQは、ミキシングによく使われます。

 

 

 

また、「Q」を狭くし、ゲインを大きく下げた状態(または上げた状態)で

 

周波数帯をゆっくりと動かしていくと、

 

自分が調整したい周波数帯を見つけやすいです。

 

 

 

以上のように、EQの特徴を理解して、

 

使い分けてみてくださいね(^◇^)ノ

 

 

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