はいっ!!どうもー!

岩手県奥州市の八百屋(青果卸)・佐々豊青果で働いている

東京生まれ関西育ちのシンタローです。

 

9月ももう24日、もうすぐ10月です。

あと3ヶ月で2016年も終わっちゃいますねーー!!

(はやーーーーーーーっ!!)

 

そんなこんなのこの時期、私が胸を躍らす日々が続いています。

 

私の胸を躍らす要因はコレ!!

 

りんごです。

 

今や「りんご」は年中食べられる果物になりましたが、

りんごの旬、収穫シーズンといえば秋から冬(12月まで)です。

そう、今が収穫シーズンなんですよー!!

 

 

 

 

正直、岩手県にくるまでそんなに「りんご」について興味がありませんでした。

「りんご」は青森県と長野県で多く生産されていて、

人気の「ふじりんご」は蜜が入っていて美味しいなぁ〜

っという考えしか持っていませんでした。

 

 

 

 

 

しかし、岩手県のスーパーで働いていた時、その概念が大きく覆されました。

 

 

 

 

「りんご」って「ふじ」だけじゃないじゃん!!

 

「りんご」っていろんな種類があるじゃん!!

 

「りんご」って時期時期で出てくる品種が違うじゃん!!

 

「りんご」って品種品種で味が食感が全く違うじゃん!!

 

「りんご」って岩手県産のめちゃめちゃ美味しいじゃん!!

 

「りんご」って奥が深いじゃん!!

 

「りんご」って……。

 

 

 

 

 

っという感じに「目から鱗」状態に陥りました(笑)

そして「りんご」の魅力にのめり込んでいきました!

 

 

 

 

 

普通に生活していたら、多分、品種の違いも味の違いも関係なく

過ごしていたと思います。

こんなに美味しい岩手県産「りんご」にも出会わなかったでしょう…。

 

 

 

 

でも、私は出会ってしまいました!!

そして、岩手県に移り住んでしまいました…(笑)

 

 

 

 

 

みなさんにも、岩手県の美味しい「りんご」の存在を知ってもらいたくて、

食べて笑顔に、幸せになってもらいたくて移住しちゃいました〜( ´ ▽ ` )ノ

移住した理由の元をたどれば「りんご」が発端だったんです!!

 

 

っと今日の話題からだいぶズレてしまったので話を戻しますね。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

■ 「早生ふじ」って知ってますか??

 

 

 

 

 

今、近くのスーパーに行くとどんな「りんご」が販売されていますか?

 

もしかして、品種なんて関係なく購入していませんか??

 

 

 

 

 

 

今の時期だと「つがる(サンつがる)」

をメインに販売しているお店が多いと思います。

(産地に近い場所だと「さんさ」や「きおう」など色んな品種を販売しているかも)

 

 

 

 

 

 

そして早い所ではもう販売開始しているかもしれませんが、

「早生ふじ」というリンゴを販売している

お店もあるかもしれません。

これからの時期多く販売されると思います。

 

 

 

 

はいっ、本日の題材の「早生ふじ」が登場しましたね(笑)

 

 

 

 

 

 

 

 

では、ここで問題です。

 

 

 

 

 

・「早生ふじ」ってなんですか?

 

・11月に出てくる「ふじ」と何が違うんですか?

 

 

 

 

 

 

 

あなたはこの問題に答えられますか??

 

 

 

 

 

答えられる人は「りんご」が大好きな人か「りんご農家さん」、勉強熱心な販売員の方でしょう。

ぶっちゃけ、販売している人でも答えられない人がたくさんいると思いますよ!!

 

 

 

 

 

 

では、正解を言うと、

 

 

 

 

「早生ふじ」とは…

 

 

 

 

「ふじ」の血統を受け継ぐ早生のりんごのことです。

もっと詳しく言うと、

「ふじ」の枝変わりで生まれた、「ふじ」よりも早く収穫される「りんご」のことで

「ふじ」ではありません。

 

 

 

 

 


また、早生ふじとは総称」です。

「早生ふじ」という品種名はありません。

 

 

 

(※品種名とは「つがる」「ジョナゴールド」「紅玉」「ふじ」「はるか」などのことを言います)

 

 

 

 

 

 

「早生ふじ」はたくさんの品種が登録されていて、代表的な品種を言うと






「ひろさきふじ」「紅将軍」「昴林」「涼香の季節」「やたか」「ほのか」などです。

 

 

 

 


これらを全てを総称して「早生ふじ」と呼んでいます。

 

(※品種名はと聞かれたら「弘前ふじ」「紅将軍」…などと言います)

 

 

 

 

 

 

 

 

わかってもらえましたか??

 

 

 

 

 

早生ふじ」とは「ふじ」から枝変わりで生まれた、「ふじ」に似た色んな品種の総称で、「ふじ」よりも約1ヶ月程度早く収穫できる「りんご」なんです。

 

 

 

 

 

 

 

そして、「早生ふじ」という名の通り、「ふじ」りんごの味に似ている味がするんです。(あくまでも似ているだけですよー!!)

 

 

 

 

 

 

 

 


「りんご」といえば「ふじ」っという方も多く、

少しでも早い時期から「ふじ」を食べていただきたい、

「ふじ」という名をつけると売れるなどという考えもあって

「早生ふじ」という名で多く販売されています。

 

 

 

 

 

 

ちなみに今朝、市場に出荷された「早生ふじ」は、

 

 

 

 

 

昴林(こうりん)

 

 

 

ズッシリと大きくて、見た目も「ふじ」に似ています!!

 

 

 

 

 

弘前ふじ

 

 

 

昴林と比べると少し小ぶりですが、見た目は「ふじ」に似ています。

 

 

 

 

試しに、1個「弘前ふじ」を試食してみました!

 

 

 

半分に切ると…

 

 

 

 

こーんな感じです。

は入っていませんよー。

(ちょっと茶色の部分は、りんごが落ちてついた打撲痕みたいなものです)

 

 

 

 

ちなみに、肝心な味はというと

 

 

 

 

さっぱりした味のリンゴでした!!

やはり1ヶ月後に出てくる「サンふじ」と比べると糖度は低く、

甘さが足りないなっという感じです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

■ 早生ふじは早生ふじです!!

 

 

これからの時期多くの販売店さんで、「早生ふじ」を販売します。

 

しつこく言いますが、

 

「早生ふじ」は「早生ふじ」であって

 

「ふじ」ではありません!!

 

 

 

 

 

もしも「ふじ」と称して販売しているお店があれば問題です…。

 

 

 

 

 

 

 

皆さんも、「早生ふじ」を「ふじ」だと思って食べないようにしてくださいね!!

 

 

 

そして、「早生ふじ」を販売しているお店があれば

 

 

 

販売員さんに「早生ふじ」のなんていう品種なのって聞いてみてあげてください。

 

 

 

イヂワルかもしれませんが、知ってて当たり前、消費者に教えて、表記して当たり前のことなので試してみてくださいね(笑)

 

 

 

 

以上、本日は「早生ふじ」について書いてみましたぁ〜。

 

 

少しでも「早生ふじ」のことを知っていただけたら、嬉しいです♪( ´θ`)ノ

 

 

 

 

 

 

本物の「ふじ」が登場するまであと1ヶ月ちょっとです!!

 

 

岩手県の美味しい「ふじりんご」をぜひご賞味くださいませ〜。

 

 

また、品種品種で違った美味しさを味わえます。

ぜひいろんなりんごを食べてみてくださいねぇー( ^ ^ )/□