蛮の活躍もあり1973年度日本シリーズは、巨人が4戦目で
王手をかけV9達成は目前に迫っていた
しかしそんな中主砲の王選手が謎の不調
周りからは三冠王を獲ったため気が抜けたのではないか
と噂された
だが王さんは実は腰を痛めていたのだ
そこを攻められ窮地に追い込まれた王さんだったが
蛮の決死の分身魔球連投により、それに奮起した
王さんのサヨナラホームランにより
巨人軍は悲願のV9を達成したのであった
というわけで今回は第44話
「大リーガーの凄い奴」を解説していく
1973年度の巨人軍ファン感謝デー
そのイベントのひとつとして、川上監督対蛮の
分身魔球対決が行われようとしていた
だが川上監督は何故か姿を現さない(-_\)(/_-)三( ゚Д゚)
「あれっ、川上のおっさんどうしたんだ?」
球場がざわめく
そんな中、大きなニュースが飛び込んできた
なんとその年メジャーのワールドシリーズを制覇した
アスレテックス(予告ではアスレチックスと言ってたのに)と
日本一を成し遂げた巨人軍で、日米ワールドシリーズを
行うかどうかのオーナー会議が開かれているという
オーナー会議の会場にはマスコミが詰めかけていた
どうやらこの日米ワールドシリーズ案は巨人から持ちかけられ
アスレテックスがそれを了承したらしい
あとはオーナー会議でそれが正式な日米ワールドシリーズ
として承認するかしないかが注目されていたのだ
ファン感謝デーを途中退席した川上監督が姿を現す
川上監督も結果はまだ知らないようだ
会議室から出てきた巨人軍の正力亨オーナー(当時)
「川上君、やったよ!他の球団のオーナーも快く
日米ワールドシリーズを公式なものと賛成してくれた」
ついに念願の日米ワールドシリーズが正式決定!
そのニュースは瞬く間に日本中に伝えられた
日米ワールドシリーズに向けて檄を飛ばす正力オーナー
対アスレテックス戦に向けての特訓が始まった
そしてついに来日したアスレテックスの面々
巨人の選手全員で花束を持って出迎え
そんな中最後に現れたヒゲの大男
「う・・うえるかむとぅじゃぱん(*^o^*)」
おぼつかない英語で話しかける蛮
「オー、リトルジャイアンツ」
なんだかやけに上から目線のやつだが一応
握手をする蛮
ムギュッ(>_<)
思いっきり握り返すヒゲ
「な・・なんだコノヤロー」
「おい、ちょっと待てよ!」
「今度は左手で握手しようぜ、なっ( ̄ー☆」
「お・・おい蛮、左手で握手は礼儀として失礼だぞ」
咎める八幡先輩
硬球ですら握りつぶす自然借力法で握手w
ムギュッ、ムギュギュ
「むふふふ、ユーとグラウンドで対決するのが楽しみだ」
「あ・・・あのヤロー・・・ボールさえ潰す俺の握力にも
平気な顔してやがった・・・何者だあいつ」
そこに突然現れたウルフチーフ
「ヘイ番場、ユーは大変なやつに喧嘩を売ったな」
ウルフの話によると、今のヒゲはロジー・ジャックス
この年のシーズンで52本塁打177打点を上げた
アスレテックスの四番らしい
このジャックスにはモデルがいる
当時アスレチックスに在籍していた、レジー・ジャクソン
という選手だ
日本で言えば、落合と江夏を足して2で割ったような選手か
当時自他共に認めるこの世に存在する最強の打者
そのビッグマウスもハンパなかった事から
結構嫌われてもいた(苦笑)
「へへっ、そいつはおもしれーぜ」
萎縮するどころか逆に闘志を燃やす蛮ちゃん
第1戦前の練習に打席に入ったジャックス
軽く打った打球はピンポン玉のように柵越え連発
「なんじゃあいつは・・・ホンモノの怪物だ(゜д゜;)」
さすがの蛮もONもジャックスの打棒にため息しか出ない( ̄_ ̄ i)
「こんなやつ相手に、蛮の分身魔球は通用するん
じゃろうか・・・・」不安を隠せない八幡先輩
いよいよ日米ワールドシリーズ第1戦がプレーボール
巨人の先発は久々登場の堀内(^▽^;)
1,2番は難なく抑えたが、3番にヒットを打たれ
4番のジャックスに回してしまう
そしてお約束通りの噛ませ犬扱い(´・ω・`)
もはや笑うしかない(^~^)
いきなり2点を奪われる巨人
更にベンチに戻った森捕手のミットを見て
川上監督も絶句する
ジャックスのあまりに鋭く速いスイングで真空状態が起き
ミットが切れてしまったという(んなバカな・・・)
「こりゃますます面白くなってきやがったぜ」
第1戦は結局巨人のボロ負け( ´(ェ)`)
「ふふん、日本の野球なんて所詮このレベルね
さーて、スシとかテンプーラ食べに行くか」
「ジャックス、日本の野球舐めない方がいいね」
「お前はウルフチーフ!」
「ビッグマウスは明日投げるバンババンの球を打ってからね」
「そうか、だがユーは明日の試合が終わった後悔やむだろう
何故ならユーのライバルがいなくなるからだ
ミーに打ち崩されてな、フハハハハハ」
そして迎えた第2戦
先発は勿論蛮
「あのピッチャーマジックボール投げるらしいぞ」
「ふん、そんなもの俺様の前では子供騙しね」
余裕を見せるジャックス
初回、先頭打者を四球で出しツーアウト一塁で
いきなりジャックスとの対決
「ヒゲ野郎め、蛮様の分身魔球を見て驚くな」
ここではじめて分身魔球を投げる
「オー、ジャパニーズカラ~テ( ^∀^)ゲラッゲラ」
爆笑するアスレテックスベンチ
いきなり分身魔球タテ分身
「なんだ今のは・・・ミーの見間違いか?」
アスレテックスベンチは、ボールに仕掛けがあるんじゃ
ないかと一応確かめに来る
「うむ・・・ノープレブレムだ・・・」
さすがのジャックスも分身魔球の前になすすべなし
カマイタチスイングで八幡先輩のミットを切り裂くも
タッチされてアウト
「シンジラレナ~イ、あんな変化球が存在するなんて」
ウルフよ、ユーがあのサムライボーイを打つためだけに
日本に残った意味がわかったぜ
試合は巨人が2点リードで終盤に
アスレテックスの攻撃も9回裏ツーアウト
ここでまたまたジャックスに打席が回った
過去の打席も分身魔球で三振に打ち取られたらしい
どんなに分身しても本物の球はひとつのはずだ
ジャックスはまず、ホームベース上でバットを上下に
揺らす戦法
だが球には全くかすらず
「へへっ、何をしても無駄だぜ( ̄ー☆」
次にジャックスが取った策は、ホームベース上に
バットを縦に構えたまま、タテ分身の変化する方向
全てを打とうという方法だ
しかしバットの根元に当たり、バットが折れてしまう
そして最後に取った手段は、タテ分身だと上から見れば
ひとつの球に見えるという観点から、上から叩く
という策だ
狙い通り真上からだとタテ分身はひとつのボールに見えた(=◇=;)
それを叩くジャックス
ボールが当たった瞬間手首を返して
はじき返そうとするが・・
分身魔球の特殊な回転でバットに乗らず、ボールはそのまま
ホームベースに突き刺さる
それを見て必死に一塁に走るジャックスだが
八幡先輩の必死のプレーで、一塁アウト
見事2戦目で完封勝利の蛮
しかし表情は冴えない
「俺の分身魔球を当てやがった・・・・」
「ふっふっふっふ、サムライボーイ、今日のところは
ミーの負けだが、ユーのマジックボール
次に投げてもミーには通用しないね」
不気味に笑うジャックス
第45話につづく
さて、アニメでは日米ワールドシリーズの実現という
展開になるのだが、原作にはそんなものはない
日本シリーズで活躍してV9の達成に貢献した蛮は
有頂天になっていたが、その蛮を地獄に叩き落とす
出来事が・・・(iДi)
八幡先輩からの重大発言
(なんで八幡先輩のとこに理香サマから手紙が
来るのかもわけわからんのだが(^o^;))
なんと理香サマが婚約発表するらしい
当然驚く蛮∑(゚Д゚)
しかも政略結婚かよ
で、相手のやつはどんなやつかと言うとこんなやつ、、、
何このクズ男(-""-;)
理香のこの行動もワケわからん
こんな結婚で幸せなのかねえ・・・( ̄ー ̄;
元々ワケわからん女だったけど、女性読者の皆様方は
どう思われますかね(苦笑)
意外にそんなもんなんですかね。。。(´・ω・`)
まあ男の書いた漫画なんで、現実にそういうのあるのか
どうなのか、俺にはわかりません(^▽^;)
そしてそれを知った蛮ちゃん
結婚式に乗り込みます
おおっ、蛮ちゃん理香サマを略奪か!?
・・・と思いきや、何もできず
ひとり落ち込むのでありました
うーん、なんか蛮ちゃんらしくないぞ
でもこの時蛮ちゃん18くらいか・・・
わからんでもないか(´_`。)
そういやタツノリも同じような目に遭って
その後離婚した憧れの人と結婚
それが今の奥さんだったっけ
しかし蛮はそれもかなわず、破滅へと突き進んじゃうのだ