紅すずらんの伝説/ラブリーズ | うまうまセブンのブログ

うまうまセブンのブログ

ブログの説明を入力します。

★紅すずらんの伝説/ラブリーズ  

うまうまセブンのブログ

                           ●作詞 茜まさお ●作曲 平尾昌晃  (昭和53年発売)



平尾昌晃音楽学校出身のラブリーズ。デビュー曲としては、出色の出来栄えである。
いかに期待されていたかが伺われる名曲だ。
特にサビの ♫白鳥が舞う夜に~ の箇所がいい、二人のハーモニーも見事だ。
さすがは平尾昌晃と言わざるを得ない。

が、詩がどうにもいただけない。
「湖水祭り」だの、「支笏湖」だの、なぜ固有名詞なのか?
歌詞カードがなければ、〝こすいまつり〟は意味不明だったろう。
しかし、これくらいは何とか許せるにしても、最後の最期に〝しこつこ〟は無いだろう。
興醒めである。。。
(これが無ければ、満点の楽曲であった。)

作詞家の茜まさお氏にお伺いするしかないのではあるが、おそらくは、支笏湖周辺の観光客誘致に一役買わされたのではあるまいか?
一説には「紅鈴蘭伝説」は、支笏湖ではなく、オコタンペ湖の伝説ともいわれている。それを支笏湖と限定するあたり、そういう臭いがプンプンとしてくるのである。

話しが脱線してしまったが、ラブリーズは、当時19才の伊原好恵(ヨッコ)と、15才の青木房恵(メグ)のデュオであった。
この年頃での4つの年齢差には、若干違和感を覚えるが、歌が上手かった二人を無理矢理くっ付けた感は拭えない。事務所サイドの苦心が伺われるところだ。

私的には、年下のメグの方に断然男心をそそられるのであるが、どっちがタイプか?などと話題になるまでもなく、早々にブラウン管から姿を消してしまった…

歌も上手く、ルックスもそこそこだった二人が売れなかったことは、何とも不運ではあるが、雨後の筍のように、アイドルがデビューしては消えていった時代。
一曲でも後世に残る名曲に出会えた二人は、幸せだったと言えるかもしれない。

いつか素敵に年を重ねた二人のデュオをもう一度拝見したい。。。

と、書きたいのであるが、この項を記すにあたり、ネットでいろいろ調べたところによると、メグこと青木房恵さんは、30代半ばにして亡くなられたという。
これが本当だとすれば、残念でならない。
心から御冥福をお祈りしたいと思う。

合掌



♫ 紅すずらんの伝説

山の辺に咲く紅すずらんは
初恋の花でした
幼ごころに覚えています
思い出 追いかけて

燃える夕陽が沈む
湖にひとり
なぜか あの日とおなじなのに
あなたはいない

白鳥が舞う夜に
人知れず 花びらを
湖に流したら
夢が叶うという…

紅すずらんの伝説は
やるせない 愛の物語



しあわせを呼ぶ紅すずらんは
初恋の花でした
そっと乙女の胸に抱きます
どこかで逢えたなら

今も結ばれたくて
浮雲にかかる
虹をたどれば
この指にも あなたが浮かぶ

湖水まつりの夜に
人知れず花びらを
湖に返したら
恋が叶うという…

紅すずらんの伝説は
永遠に住む 愛の物語


白鳥が舞う夜に
人知れず 花びらを
湖に流したら
夢が叶うという…

紅すずらんの伝説は
支笏湖の 愛の物語