★ぱいれーつ一家の沖縄滞在記 リバートレッキング編
テーマ:旅・旅行沖縄滞在記 第4弾!
沖縄といえば、サンゴの海。
いやいや 森もすごいです
今回は 小6息子のリクエストで やんばるの森を探検してきました。
沖縄プロデュースカマダ 代表の
新垣さん
ここのツアーに申し込んだのも 前日の夕刻。
「朝8時半に 名護のコンビニ前集合です」
えっ??8時半??8時前には宿を出なくちゃいけないの??
朝食の時間とかぶるじゃない
それに 今宵は酒場で盛り上がるから もう少しゆっくり出がいいなぁ~
ついつい シーカヤックでお世話になった蒼空堂さん
(前回のブログで紹介してます)の
一組限定のノリで
出発時間を遅くしてもらえないか・・・・
と交渉するも、他のグループの方もいるので・・・・
とあっさり断られ
宿のオーナーさんに相談し
朝ごはんを早めることで 参加を決めたこのツアー
団体行動が苦手な我ら (いや私)
正直 ツアー参加を決めたことを ギリギリまで後悔する気持ちがあったのも事実。
いやぁ~
でも キャンセルせず 心から参加してよかった
集合場所の名護北部のコンビニ。
スタッフ3名と 2組のファミリーと合流。
しばらく走り 山道。
細い細い山道をひたすら走り 9時。車を停めトレッキング準備。
ここで マリンシューズやライフジャケットを貸してもらう。
『カメラ持って~
日焼けは避けたいから 帽子かぶって~
川を歩くから濡れちゃう・・・ そうそう タオルも用意して~
タオル入れるバッグも~』
いきなり参加を決めたので 予備知識ゼロ
水着にラッシュガード
一応 川に入る服装はしてきたものの
軽いトレッキング感覚しか持ち合わせていなかったのが大間違い
帽子もタオルも バッグも
全身びっちょり濡れるので 極力何も持たない方がいい
カメラも防水
荒い動きをするので 壊れるのも覚悟の上!! との言葉で ハッとした。
ン?? もしかして 舐めてかかってた!??
そうそう
完全に舐めてかかっておりました
参加家族3組。
まだまだ小さな幼児の男の子ファミリーとは別チーム。
やんちゃそうな小1の男の子。 恥ずかしがりやの小4の女の子ファミリーと
新垣さん&若手スタッフの 10人のリバートレッキング。
いきなり ガードレール下の崖路を下り
あとは ひたすら岩場 川 そして崖のぼり・・・
やんばるの森に正面から向かい合わなければ 一歩も先に進めない。
「ママ・・・手つないで・・・・」
慎重な小1娘は ビビりながら
私の手を求めてくる。
ひとつ気を抜くと
川の流れに足をとられ滑って転んでしまう
今回 山奥の3つの滝を1時間かけてめざすという。
3つ周れれば良し。
前日は 小学4年の男の子があまりの恐怖で泣きっぱなし。
すべてのコースを周れず 途中引き返したという。
確かに怖い。
川の流れは早く 岩は滑りやすい。
そして あちこちに台風で倒れた樹木やら 足場が少ししかない崖やら・・・・
岩を探り 木の枝をつかみ 滝への道なき道を進む
まさに
水曜スペシャル
川口浩たんけん隊!! (アラフォー
)
「お母さん 手つないじゃダメですよ~ かえって危険ですよ!!」
「みーちゃんね!!
みーちゃん 手をつなぐとかえって転んじゃうよ。
自分の足でしっかり立って 一歩一歩歩いてごらん!!」
ガイドの新垣さん
子供達に 名前でピシッと呼びかける。
でもあとは ずっとずっと
私たちの心をほぐすトーク
そして
子供達がクスッと笑ってしまうような 悪戯を あっちこっちでしかけてくる。
安全ラインをしっかり押さえた上で わざと滝に落とすふりをしてみせたり
休憩ポイントで 手品のようなことをしてくれたり・・・・
慎重に一歩一歩進むも とにかく彼の言動に心は解れまくっていた。
3分に一回は 笑わせてもらった気がするわ~
お蔭で
当初ビビりまくっていた娘も 気づくと チビ探検家に・・・
岩場を自らグイグイ進み
ちょっぴり深い川も喜んで泳ぐ

全身ずぶ濡れになって
はちきれんばかりの笑顔
もちろんこの人も・・・・
落差のある岩場の天然スライダーや
滝壺で 大はしゃぎ!!
要所要所で遊べるポイントがあり
透明感あふれる水場で泳いだり、虫取りをしたり・・・・
大満足でした。
そしてこの水曜スペシャルの極め付けはコレ
滝を巡った帰り道
一階半建の屋根と同じくらい落差のある崖から 川へ飛び込め命令
みなさん
こんなところから 飛び込めますか!?? (写真はカマダさんのHPより)
ここを飛び込めですよ!!
40年強生きてきて 初めて
下を見るだけで 足がガクガク
まっまさか冗談を言ってるだけでしょう・・・・
と 新垣さんの指令を流してきいてたら
どうやら ここを飛び込まないと この先に進めないらしい
先頭グループの埼玉からやってきた家族4名は
キャーキャー騒ぐでもなく 次々飛び込んでいき
私のひとつ前の小6息子ぴーも すでに滝壺脇へダイブ。
「えっ?? 私!??
ほんとに飛び込まなくちゃいけないんですか??
今まで リタイアした人は いないんですか??」
崖下をみるだけで
高所恐怖症の足がすくむ
みんなを待たせてしまっている・・・・・
飛び込もうと一歩前に進むも
その強烈な落差に足を引っ込め へなへなと座り込む
そんなことの繰り返し
自分の番がくるも根性なしの私は
おばちゃんパワーで騒いでわめけば このダイブを回避できるのでは!?? と悪あがき。
新垣さんは ただただ笑い 喜んで私の背中をつついてくる。
なんて オヤジだ!!
「ほんとにほんとに 今までここを飛び込んで
怪我した人いないんですね!
みんな 飛び込んだんですね!!
ダイジョウブだったんですね!!」
ダイジョウブ ダイジョウブ~
(ほんとかよ!)
帽子をかぶり
バック片手に川沿いを散策する のんきなトレッキングをしにきた私には
桁外れの荒行
昔 数千メートルの高さから スカイダイビングした時よりも
正直怖かった
どうしたかって!??
飛び込みましたよ・・・・・
自分ひとりだったら 絶対にリタイアしてました。
するわけがない
他のご家族に迷惑をかけてしまう・・・・
息子が飛び込んでるのに 私が縮み上がってたら 今後バカにされる・・・・
後ろで待っている ダンナ&みー組が続かない・・・・・
そうした思いで 勇気をかき集め 覚悟を決めてダイブしました。
いやぁ~飛び込み一瞬!
ゴボゴボゴボ~
びっくりするような音とともに 川の深く深くに沈み ライフジャケットのおかげで
すーーーっと水面にあがりました。
顔を水面にだし 一発目
飛び込めちゃったもんね!
はるか上の崖の際に立つ ダンナ&娘に 優越感丸出し
「だいじょうぶ! 全然 余裕よ~」
30秒前まで 騒ぎまくってた自分は何処へ・・・・
私のこの言葉のお蔭か!??
私の10分の1の時間で
あの臆病な娘みーも ぱーたんと一緒に勇気のダイブ 成功しました
あとあと聞くと このダイブ
中には 飛ぶ飛ばないで 30分以上葛藤し 結局はリタイアされてしまう方もいるそう・・・。
そんな方のための 迂回ルートあり。
そういえば スタッフさんは飛び込んじゃいなかったわ
カマダさんのHPで 「参加者の声 」をチェックすると
ダイブを断念した声もちらほら
というと 約5分 騒ぎはしたものの飛び込めた自分に拍手かな!??
新垣さんいはく
いきなり都会のど真ん中から こんな森に連れてこられたら誰もがすくんでしまう。
海とか 他の自然に少し馴染んでからの方が
入りやすい。
ずっと泣き続けて
動けなくなってしまう子は 恐怖心を払しょくできない。
最初は怖くても
それを楽しむ気持ちにシフトしていけるかがカギ。
楽しむ気持ちに変わっていけば
自分からどんどん前に進んでいけるようになる。
子供達に目を細めながら語ってくださいました。
大きく柔らかくあったかく
悪戯ごごろたっぷりの お茶目な島人新垣さん
新垣さんに会うだけでも
このツアーに参加する価値大あり!!
沖縄プロデュースカマダ さんの今回のツアー
若いサブガイドさんがカメラマンとして同行。
決定的瞬間の数々を激写!
CDで送ってくれました。
是非ぜひ 皆さん チャンスがあれば
新垣さんとの冒険を楽しんでくださいね
かなり長くなりましたが 未体験エリアに興奮が蘇ってきたとっティーでした。
最後まで読みました ヤレヤレ のぽちっと一押しよろしくね
おまけ
沖縄プロデュースカマダ
なんで新垣さんなのに 『カマダ』なのかなぁ~ って実は思ってました。
のちのち わかったことなのですが
明治生まれ 久米島で99歳まで生きぬいた新垣さんの尊敬する オバーちゃんの
お名前だそうです。
詳細はこちら 「名前の由来
」