マイ・ブロークン・マリコ 

 

そして

 

センコウガール 完全版

 

 

年末から向こう、年始も休みなく繁忙を極めており2019年のお薦めマンガ集も下書きに入ったまままとめ切れてない有様ですが、毎年選定している2019年に読んだマンガの私的ベスト、「俺マン2019」に選んだ作品が連日発売になっているのでこれだけは紹介しておきたいな、と。

 

まず、『マイ・ブロークン・マリコ』。

1話目がWebで公開された時、Twitter上で初めてこの作品の感想を言えたことが少し誇りです。こういう作品に出逢えるからマンガを読むのは止められません。一見して画力もキャラクターの描き方も突出しており、とんでもないマンガが始まったなと感じました。肌がビリビリ震えるような、魂の咆哮、激情。心の中に焔を焚き付けられ、焦がされます。1巻完結なので手に取り易いですし、間違いなく2020年を代表する一作ですので、読んでみて下さい。作者の平庫ワカさんは恐ろしいことにこれが初連載。今後も非常に楽しみです。

 

そして、『センコウガール』完全版。

こちらに関しては詳細なレビューを書いており、後日公開になるので追記します。一言で言うと「最高」です。2月10日に発売予定の3,4巻で完結する、全4巻の予定です。既に昨年電子だけで発売はされていたのですが、電子版では未収録のおまけが1,2巻併せて20P以上加わった紙版が今回完全版という形で発売になりました。こんなに素晴らしいマンガにはなかなか巡り逢えません。

 

この両作は相関関係にあり、どちらか片方が好きな方はもう片方もきっと好きになると思います。

ぜひ読んでみて下さい。