東京図書館紀行レポート | 和歌山市議会議員 戸田正人 オフィシャルブログ Powered by Ameba

平成25年1月28日29日と今後の和歌山市民図書館の在り方を研究すべく、東京の様々な図書館を訪問してまいりました。

また、28日18時半から櫻井よしこ氏が理事長を務める「国家基本問題研究」の勉強会にも出席し今後の教育問題を研究してまいりました。(この報告は後日いたします)


東京都内図書館視察報告


視察①→TSUTAYA代官山(7図書館でありませんが、武雄市民図書館のモデルとなっており調査してきました。詳細は前回のブログ記事で掲載しておりますのでご参照ください。)


視察②→市政専門図書館(東京都千代田区)

台湾総督府民政長官や東京市長などを歴任した後藤新平氏が地方自治についての調査研究を行なう独立公正の機関として設置した市政会館を現在も利用している。
蔵書数は少なかったが、後藤新平氏の意思を現在も受け継ぎながら全国の地方自治の主な資料が閲覧でき、議員にとって非常に便利で活用しやすい専門的な図書館であると感じました。






視察③→日比谷図書文化館(東京都千代田区)

ビジネスマンが多い土地柄を鑑み平日は夜の10時まで開館(基本的に休館日は月一回)しており、社会人にとっては強い味方の図書館となっている。
僕が訪れた平日の午前中でも、多くのビジネスマンが調べものや研究等で利用しており社会人ムード漂う空間でした。
ここの図書館の特徴は、iPadの貸し出しなどもありビジネスワークを支える他、カフェ、レストラン、ショップも併設されており、日比谷公園を眺め見ながらカフェをし、そして読書ができる空間も兼ね備えているのです。
もちろん、ビジネス書だけではなく、歴史や郷土資料も多くあり元来の図書館機能の役割も十分担っていました。
ちなみに、公共図書館である日比谷図書文化館は民間企業の日比谷ルネッサンスグループが管理委託運営を任されています。








視察④→東京都北区立中央図書館(東京都北区)

元々、陸上自衛隊十条駐屯地の赤レンガ倉庫を改装し図書館となったものです。
通称赤レンガ図書館とも呼ばれており、オシャレな雰囲気の漂う空間にカフェもあり世代を問わず様々な世代の方々が訪れていました。
特に、赤レンガカフェでは若いお母さん達がカフェをしながらママ友会議をしているようで、多面的な図書館の姿を垣間見れることができました。








視察⑤→武蔵野プレイス(東京都武蔵野市)
今回、一番訪れてみたかった武蔵野プレイスに来ましたが休館日でした。
さて、武蔵野プレイスは図書館の機能だけではなく、青少年活動支援、市民活動支援、生涯学習機能などを持った複合施設であり、図書館はもちろんのこと、カフェ、音楽やクラフトスタジオ、託児コーナーなど様々な機能を有しています。

このような四つの異なる事業を一体的に指定管理者で運営管理することにより、運営が円滑に進められ注目される公共施設となっているようです。
訪れた日は、天気も良く、子どもから高齢者の方まで敷地内の公園で日向ぼっこを楽しんでいました。