ZooRacingの新作ボディ、『BWOAH!』をテストしました。

 

このボディ、ブウァーと呼びます。

Zooボディは動物の名前が多いですが、これはF1ドライバーのキミ・ライコネンの口癖のようです。

特に大きな意味はなく、驚いた時に思わず口から出る言葉のようです。

日本語だと、『うわっ!?』とか『うげっ!?』って感じで口から出る言葉のような感じです。

それでこのボディを走らせましたが、まさにそんな驚きの言葉が出ます。

ツーリング用レースボディと比較すると、性能が別次元です。

超強力なダウンフォースがあり、安定感が桁違いです。

このボディはUSGT用と思われがちですが、USGTのレギュレーションには適合していません。

0.7ミリ厚ですが重量が軽く、あとリアのカットラインも適合しません。

つまり現状ではこのボディで出られるレースがありません。

 

そんなボディですが、これはZooの新たな提案では?と思っています。

最近のレース用4ドアセダンボディはとことん空力を追求して、とても4ドアセダンには見えないほどの奇形になっています。

個人的にはお世辞にもカッコいいとは言えません。

そんなボディが多数を占める中、Zooからこのカッコいいボディが出ました。

レース用ではないですが、性能はレース用を上回ります。

レースに出ない人であれば、このボディでいいのではないでしょうか?

カッコ良くて速く走れるボディです。

これはこれで魅力があると思います。

 

ただこのボディですが、載せられるシャーシがかなり限られます。

ダンパーステーがタイヤより低いボディでないと厳しいです。

私のT4 2021は前後ローマウントダンパーステー仕様ですが、それでもギリギリです。

A800やMTC2はOK。T4 2021は条件付きでOK、BD10はLCならOKですが旧型は恐らくダメ。

IF14-2だと怪しい、タミヤ系ならTC-01なら載りそうですが他のハイエンド系はダメ。

コスパは高く人気のサクラやXPRESS系も載らいないと思います。

ダンパーステーがかなり低くないと載らないので、そこは注意が必要です。

私はサクラのS64も持っていますが、これには載らないと思います。