日に日に驕り顔になっていく人がいるので、数ヵ月前の話を蒸し返します。
一躍、有名になった言葉「忖度」。
これを読めない人、意味が分からない人は多かったと思います。
しかし・・・「云々」 をでんでんと誤読する人は珍しい。
それを誤読とも気づかずに、原稿を読み続けた。
「云々」は、見た目が「伝々」に似ている? 確かにまあ、似ているかも知れないですね。
しかし、「伝々」という言葉は日本語にあるのかなあ
あったとしたら、どういう意味なんだろう・・・
いくらなんでも、いい大人が、「云々」を「うんぬん」と読めなかったわけはないだろうけど、
つい、「伝々」(でんでん)と読んじゃって、”もとい”の訂正もなく原稿を読み続けたってことは、
この人にとっては、「伝々」には意味があり、前後がつながる言葉と思っているか、
或いは原稿棒読みで、誤読に気がつかないか、どちらかだと思う。
美しい日本、日本の伝統・・・
漢字は日本独自のものとは言えないけれど、
十分、大昔から、”日本の伝統”の一部だと思いますけどね。
美しい日本の日本国の国語にとって、
漢字は一語一語が意味を持つ日本独自の伝統だと思います。