◆ビル・ゲイツとマイクロチップ:人類支配のキーワード | タマちゃんの暇つぶし

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トカナ:【ビル・ゲイツとマイクロチップ】人類支配のキーワード「ID2020」「量子ドットタトゥー」「バイオメトリク」「サテライト監視」をケロッピー前田が完全解説! 2020.10.29 10:00より転載します。
 
貼り付け開始、

https://tocana.jp/2020/10/post_180069_entry.html

「パンデミック到来に備えよ!」と、2015年にビル・ゲイツは予言した。


 そして、それは現実となり、人類は新型コロナウイルスの猛威に侵され続けている。ワクチンこそが唯一の解決策と喧伝され、世界各国は巨額を投じて開発競争は加熱するばかりだ。だが、それさえもゲイツのシナリオ通りではないか?

 そもそも医学の専門家でもない、マイクロソフトのウィンドウズで世界トップの億万長者となったビル・ゲイツが、なぜこれほどにパンデミックやワクチン開発に口を挟みたがるのか?

 マイクロチップ、ID2020、人口操作、人類の健康支配、ネットで増殖し続ける陰謀論の源泉となってきたビル・ゲイツの正体に迫る!

 ケロッピー前田氏がカウンター視点で巷のニュースを相対化、いまを生き抜くためのヒントやアイディアをお届けしたい。合言葉はひとつ、ただひたすらに生き残れ!

 大好評だった「新型コロナウイルスの時代」の第3部を今後数回にわたって連載する。

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<過去の記事> 

・集中連載(3)

【第1回】ビル・ゲイツとワクチン

・集中連載(2)

【第1回】ディープステートの正体
【第2回】2016年大統領選ヒラリーの私用メール
【第3回】ヒラリーの私用メール問題がトランプを勝たせた
【第4回】セス・リッチ射殺事件とロシアゲート
【第5回】拡大するQアノン運動
【緊急特報】米中戦争勃発!亡命学者の大暴露!
【対談編・前編】ヒラリーの逮捕
【対談編・後編】パンデミックの収束はいつ?


・集中連載(1)

【第1回】ビル・ゲイツの予言
【第2回】パンデミック演習「イベント201」
【第3回】武漢ウイルス研究所とは何か?
【第4回】「プランデミック」の賛否
【第5回】武漢フレンチコネクション
【対談編・前編】トランプが陰謀を挫いた
【対談編・後編】ディープステートvsトランプ
 


画像は「Getty Images」より引用
 

【集中連載(3)第2回】ビル・ゲイツとマイクロチップ


 2020年10月は、新型コロナウイルスに対するワクチン開発競争における、ひとつの分岐点となっていることについては、前回に書いた。

 ともあれ、一般的には開発に10年以上はかかると言われるワクチンをいくら潤沢な研究費があるからと言って、1、2年で完成しようというのだから尋常ではない。ビル・ゲイツの過剰なワクチン・キャンペーンがあらゆる不信を生み、彼はいまや陰謀論の“ブードゥー人形”と言われ、ネット上の攻撃の対象にされている。

 そんなゲイツの正体を見極めてやろうというのが、6月13日にネット上で展開された「#ExposeBillGates(ビルゲイツを暴け!) の日」運動であった。その発案者であるデヴィッド・ブローズジェームズ・コーベットはともに、ビル・ゲイツに絡むお金の流れからワクチン開発の闇を暴いている。

 今回は、ジェームズ・コーベットがネット投稿したビル・ゲイツ4部作を具体的に見ていきたい。

 コーベットは、インディペンデントなジャーナリストで日本の岡山に住むカナダ人。2007年からネット配信を始め、911に関する陰謀論の検証作業から独自のジャーナリズムのスタイルを築き、TEDトークにも登壇している。とはいえ、彼は「あなたも自分の考えをどんどん発信すればいい」という独立独歩のスタイルを奨励かつ実践している。




 ビル・ゲイツ4部作は、第1部「どのようにグローバルヘルスを独占したのか?(How Bill Gates Monopolized Global Health)」、第2部「世界ワクチン計画(Bill Gates’ Plan to Vaccinate the World)」、第3部「人口コントロールグリッド(Bill Gates and the Population Control Grid)」、第4部「ビル・ゲイツに接近せよ(Meet Bill Gates)」からなる。

 第1部「どのようにグローバルヘルスを独占したのか?」の冒頭、コーベットは「ビル・ゲイツは想像を絶する富を使って、公衆衛生、医療研究、ワクチン開発の領域の隅々まで支配してきた」と指摘し、「何十億もの人々の運命を意のままに操っている」と警告する。



 ウィンドウズで億万長者となったゲイツが、2000年にビル&メリンダ・ゲイツ財団を作って慈善家を名乗り始めたのは、アメリカの石油王ジョン・ロックフェラーが社会的な成功を収めたのち、1913年に財団を作って慈善家となったことに学んでいるという。

 第2部「世界ワクチン計画」に詳しいが、2010年、ビル・ゲイツが「ワクチンの10年(Decade of Vaccines)」計画をスタートしている。その年、ダボスで開かれた国際経済フォーラムでゲイツ財団の資産100億ドル(1兆円)以上を投じて、世界のワクチン問題を解決するという公約を発表している。

「ワクチンの10年」計画以前から、ゲイツ財団の資産は世界の製薬会社13社を始め、2000年にゲイツ自身が設立した資金供給団体Gavi(ワクチンと予防接種のための世界同盟)、2017年にゲイツが設立に関わったワクチン開発団体CEPI(感染症流行対策イノベーション連合)、アメリカ政府内の緊急時のワクチン開発組織BARDA(アメリカ生物医学先端研究開発局)などにばら撒かれてきた。同様に、ゲイツが関わるThe Global Fund(to Fight AIDS, Tuberculosis and Malaria)やGlobal Finacing Facility などにも資金が分配された。

 また、イギリスのBBCやガーディアンなどの大手メディアにも多額の出資をしており、ビル・ゲイツは自身の慈善活動のプロモーションにも余念がない。


 実際、ゲイツ財団から寄付する先はゲイツの関連企業がほとんどだ。それなのに大々的に宣伝することで、各国政府や企業、富裕層からのさらなる出資を集めている。膨大な資金を使って、ワクチン開発や製造に関する研究機関や政府機関、企業に多額の出資をして、徹底的に囲い込んでいるのだ。

 コーベットによれば、「ワクチンの10年」でゲイツの総資産は、540億ドルから1031億ドルへと、なんと2倍になっているという。

 2010年、ビル・ゲイツが「ワクチンの10年」計画を宣言した段階で、医学雑誌ランセットがゲイツ財団の多額の支援を歓迎すると同時に、実際のワクチン需要を超えて財団が及ぼすワクチン研究や供給に及ぼす影響について言及している。つまり、求められていないワクチンを過剰に提供することのないように注意を促している。

 奇しくも「ワクチンの10年」計画の最後の年となる2020年にパンデミックが起こった。

 ビル・ゲイツが関わるワクチン開発の最新情報は、前回報告しているが、ここで重要なのが、新型コロナワクチンを早期供給するための裏技として、副作用に対する製薬会社への法的免責を各国政府に合意させているという事実である。


 例えば、日本政府はアストラゼネカ社から1億2000万回分のワクチンを供給してもらうことで合意を取り付けているが、同時に法的免責も確約している。ご存知の通り、アストラゼネカ社のワクチンは臨床試験で問題が起こり、9月6日に試験を一時中断していたが、10月2日から日本での試験も再開されている。


 そればかりか、10月12日、ジョンソン&ジョンソン(ヤンセンファーマ)社は自社のワクチン臨床試験で原因不明の症状が出たため試験を中断することを発表した。アストラゼネカ社と同じ、アデノウイルスを素材にしていることから、ワクチン開発で先頭を走っていた2社がつまづいたことで、ワクチンの安全性に関する信頼が揺らいでいる。それでも日本政府は、ワクチン接種の無償提供を声高にアピールする。まるで人体実験のモルモットのようではないか。

 第3部「人口コントロールグリッド」では、最も注目すべき「デジタルID」などが登場する。そして、医療領域であるワクチン接種に、「バイオメトリック(生体認証)」のタグ付けや新開発の「量子ドットタトゥー」などを結びつけることで、ゲイツが得意とする最新のITテクノロジーを活かせるようになっていく。そのことで、彼のモチベーションがますますヒートアップしてきたのだ。

「億万長者がいかに生きるべきか」について、ビル・ゲイツはロックフェラーから多くを学んでいるが、その問題意識もそっくりを引き継いでいる。つまり、貧しい国々で増加し続ける人口をどのように抑制するのかという問題である。

 ロックフェラー財団は直接的な避妊による人口抑制の計画を進めており、1988年には「NORPLANT(ノープラント)」という5年間有効な女性の腕に埋め込むインプラント避妊薬を開発実用化している。


 ゲイツも2014年、マイクロチップ・バイオテック社が開発した16年間有効なインプラント避妊薬に出資している。MITラボのロバート・ランガーが開発したもので、こちらはリモートでスイッチのオンオフができるという。

 だが、ゲイツはロックフェラーから一歩進んで、出産の抑制だけでなく、包括的な人口制御を目指すようになる。それのための手段がワクチンであったが、ゲイツが思ったようにはワクチンは普及しなかった。


 2017年、ゲイツが出資するGaviのCEOセス・バークレイは、「予防接種には技術革新が必要だ」と訴え、「子どもに予防接種すると同時にデジタルIDを与える」というアイディアをぶち上げた。


 デジタルIDというもうひとつの課題が浮上したことで、ワクチン計画にマイクロソフト社が深く関わっていくことになる。

 そのことが具体化したのが、ロックフェラー財団や官民の創立メンバーも加わって、2018年に始動した「ID2020」である。

「ID2020」とは、グローバルなデジタル生体認証IDを開発普及させるためのパートナーシップである。具体的には、世界に約10億人いると言われる身分証明書を持たない人たちに、瞳の虹彩や指紋の情報を利用した「バイオメトリック(生体認証)」によって、「デジタルID(身分証明書)」を取得できるようにするというものである。同時に、そのIDで公共の支援を受けるなど、実用的な運用ができるように社会システムを構築していくことにあった。

 もちろん、このような「デジタルID」はワクチン計画と巧妙に結びついている。つまり、途上国においては、ワクチン接種を提供すると同時に生体情報情報を収集することで、登録の効率化を測り、実用実験を経たのち、将来的にはすべての国や地域で運用することを目指している。

 2019年末、ここに「量子ドットタトゥー」という新しい技術が登場する。MITラボのロバート・ランガーの協力のもと、ケビン・マクヒューが開発したもので、皮膚下に蛍光の量子ドット染料を注入することでタトゥーとして痕跡を残すことができる。ワクチン接種に応用するなら、接種の証を量子ドットタトゥーとして皮膚上に残ることができる。肉眼ではよく見えないがスマホのアプリなどで読み取ることができ、ワクチン接種のデジタル証明書として実用的に運用可能なものだという。

 さっそく、ゲイツは「量子ドットタトゥー」を新型コロナワクチンにも組み合わせることを計画している。ポリオワクチン発見で知られるピッツバーグ大学の研究室が、ワクチン接種と同時に量子ドットタトゥーを施すことができるマイクロニードルアレイが付いた絆創膏のようなパッチを開発中である。そのことが、「日常を取り戻すためには、ワクチン接種のデジタル証明書が必要になる」というゲイツの発言の根拠となっている。

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画像は「Science Alert」より引用


 Gaviのセス・バークレイがワクチン計画に生体認証IDを組み合わせることを提案したとき、その計画がすぐに具体化した背景には、2010年から始められたインド政府による10億人規模の生体認証IDの運用実験「アドハー(AADHAAR)」の成功があった。

 インドのバイオメトリックの推進者であるナンダン・ニレカニは、さっそくゲイツとの共同プロジェクトのメンバーに招かれ、ID2020にもおいても重要人物となっている。


 ビル・ゲイツは、インドの「アドハー」のシステムを発展させて、デジタル免許証やデジタル銀行システム、決済のキャッシュレス化などを進めている。一方で、生体認証データの流出によるセクキュリティやプライバシーの問題もある。それでも、ワクチン接種、デジタルID、キャッシュレス社会を組み合わせて、それらをすべての人々に義務付けすることを目論む背景には、人々の行動すべてを監視しようとしてる意図が見える。

 コーベットは、ビル・ゲイツが「サテライト監視システム」を開発するアースナウLLCにも多額の出資を行なっていることを指摘する。


 このシステムは、地球上のほぼすべての場所のリアルタイム連続動画を配信する高度なサテライト運用システムである。

「ビル・ゲイツが求める人類支配の最終目的はなんですか? 改めて、この人物は正体はなんでしょうか?」と、コーベットは自身の動画シリーズ第3部を締めくくっている。

 非常に濃厚なコーベット・リポートはまだ続くが、第4部「ビル・ゲイツに接近せよ」は、次回に検証する。


 ところで、ビル・ゲイツとマイクロチップと言えば、“あの話”はどうなったという声が聞こえてきそうだ。大手メディアのファクトチェックでも筆頭に上がるのは、「ビル・ゲイツは、ワクチン接種と同時にマイクロチップを埋め込もうとしている」というものだ

 コーベットのリサーチに沿って見てきたように、ゲイツがこだわっているのは、「バイオメトリック(生体認証)」を用いたデジタルIDであり、ワクチン接種とともに施そうとしているのは「デジタル証明書」としての「量子ドットタトゥー」のことだった。

 マイクロチップ陰謀論は、ロジャー・ストーンやアレックス・ジョーンズらが広めたものと言われ、「量子ドットタトゥー」と「バイオメトリック」を混同した結果として生まれたと考えられる。

 ここではもう一人、やはりインディペンデントなネットジャーナリストであるスピロ・スコーラス(Spiro Skouras)のファクトチェックを見ておこう。そのテーマはずばり「ビル・ゲイツ、ID2020、ワクチン・マイクロチップ」だ。


 彼の報告は、ある2つの記事を彼自身が再検証する形になっている。ひとつはマイクロチップ陰謀論を信奉する人物がID2020のスタッフに殺害予告をしたので、FBIに通報したというもの。もうひとつは、多くの人々がカプセル型のマイクロチップとバイオメトリックや量子ドットタトゥーを混同しているというものであった。それらのベースとなる事実関係はコーベットのレポートで見てきたきた通りだ。

 スコーラスは「(パンデミックによって)グローバル支配の計画が加速されてしまった」と強調した上で、「彼らは、できるだけ多くの人々にワクチンを接種したいと思っているだけでなく、そのことに異を唱える人を黙らせようとしている」ことこそが危険なことであるとする。

 最初の質問である「ビル・ゲイツは私たちにマイクロチップを埋め込みたいと思っていますか?」を繰り返し、「いいえ、それよりもはるかに悪い事態が待ち受けているでしょう」と結んでいる。

 次回、「ビル・ゲイツと人口コントロール」をテーマにさらなる闇を覗く。(つづく)

(イベント告知)10/29 LIVING TECH 2020 オンライン開催 Session 7 <トランスヒューマニズムがもたらすDXの方向性>モデレーター:津田啓夢 スピーカー:ケロッピー前田 Olga 山下悠一


文=ケロッピー前田氏

ケロッピー前田(けろっぴー・まえだ) 氏

1965年、東京都生まれ。千葉大学工学部卒、白夜書房(のちにコアマガジン)を経てフリーに。世界のカウンターカルチャーを現場レポート、若者向けカルチャー誌『BURST』(白夜書房/コアマガジン)などで活躍し、海外の身体改造の最前線を日本に紹介してきた。その活動は地上波の人気テレビ番組でも取り上げられ話題となる。著書に『クレイジートリップ』(三才ブックス)、『クレイジーカルチャー紀行』(KADOKAWA)、責任編集『バースト・ジェネレーション』(東京キララ社)など。新刊本『縄文時代にタトゥーはあったのか』(国書刊行会)絶賛発売中!

公式twitter:@keroppymaeda


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