「チョウセンゴヨウ(朝鮮五葉)」

マツ科  マツ属の樹木。
令和2年2020年9月27日収穫。

食べれる松ぼっくりもあるんです
大型で長さ15cm前後
中国からの輸入が多いそうですが、ここ北海道でも植林され自生。

落ちた「松ぼっくり」の中に種子が入っており、種子は食用として販売もしている。
球果は、落ちて乾燥しても種子は放出されず、空になっていればエゾリスの仕業だそう。


山ぶどう同様、種子と胚乳を取り出すのは、大変な作業である

食べ方:イタリア料理ではジェノベーゼの材料として使われたり、中華料理では薬膳料理、日本ではナッツなどとして利用。
写真は旭川上川神社にいる
エゾリス君
こちらはエゾリスに食べられたあとでした。
チョウセンゴヨウの樹木。
幹と葉
松ヤニがべっとり付いており、
種を取り出すには軍手が必要。

このように下側から
1個で大きさにもよるけど70〜80粒位取れた。


種子を取り出しペンチなどで割り胚乳を取り出す。
取り出した胚乳の薄皮を剥いて完成。
つまようじで剥くとやりやすかった。

こりゃ大変な苦労だなぁ〜

後日、新兵器登場。
「ウォーターポンププライヤー」
ペンチだと力が必要で、力加減も難しく
種が粉々に砕けてしまう事がありましたが
これは少しの力で割る事ができ、作業効率が
大幅に上昇しました。

ここまでやったからには
「松の実の調理方法」
・ジェノベーゼソース
・松の実ご飯
・松の実のお粥

「ジェノベーゼソース」の作り方
材料
・バジル  50g
・松の実 40g
・アンチョビ 25g
・ニンニク 10g
・バージンオイル 150g

お好みで
・パルメザンチーズ 15g
①下準備、ニンニクは芽を取り、薄くスライス。
バジルは葉だけにし、松の実は煎る。
②バジル以外の材料をミキサーに入れ短時間で仕上げる。
ミキサーは熱を持つので使用前に冷蔵庫もしくは冷凍庫で十分冷やしてから使うと、きれいな緑色のソースが出来上がる。
完成〜

保存は冷凍庫で1週間
冷凍庫で1ヶ月
「牡蠣ジェノベーゼソース」

旭川高砂酒造の日本酒で
こりゃ〜うんま〜い。
「海老とジェノベーゼソースのパスタ」

以下追加レシピ
そのうち作りたいと思います。

「松の実ご飯」
材料
・米
・松の実 大さじ3
・塩 小さじ1

①松の実を油を入れないでフライパンで乾煎りする
②煎った松の実を炊飯器に入れ、塩を追加し炊いて終了

煎った松の実はサラダなどにトッピングしても良いでしょう。


韓国友からの情報
「松の実のお粥」
材料
・炊いたご飯
・お塩
・お水

①全部一緒にミキサーで回し

②それをもう一度、火にかけてお粥の完成。

韓国では高級食材だそうである。