叔父が生きていたら | Добро пожаловать!

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ありがとう、Dima
あなたの歌は永遠です

うちの父は10人兄弟でしたが、その半分は、早くに亡くなっており、私が会ったこともない人達もいます。

その中で、一人、会いたかった・・・と思っているのが、父の10歳下の弟である、叔父です。


私と兄は9歳離れているのですが、兄はこの叔父と、よく遊んでもらったらしく、時々話をしてくれました。


叔父は、腎臓を患い、20代後半の若さで亡くなりました。

そして、その丸一年後、私が生まれたので、私は叔父の生まれ変わりだと、みんな言っていたそうです。

そのせいか、叔父と私は、趣味が似ているところがあるんです。


叔父の買ったものが、いくつか我が家にもあるのですが、西洋絵画の画集だったり、日本文学全集だったり・・と、芸術に興味がある人だったみたいで、文楽も好きだったらしいので、歌舞伎に興味がある私と似ています。

父の家系に、西洋絵画が好きな人なんて、誰もいないし^_^;

生きていたら、私と話が合ったかも。


そして、今日、また、叔父の残したものが見つかりました。

世界のいろんな国の写真や解説が載っている全集本で、アメリカ、アフリカ、朝鮮・モンゴル(なぜか一つにまとめられていた)・・・そして、ソビエトがあるではありませんか!\(゜□゜)/


今から40年以上前の本らしく、とても古い写真なのですが、モスクワ・ペテルブルグ(当時はまだ、レニングラードだったようです)の写真がたくさん載っていて、大興奮でした!

当たり前かもしれませんが、建物は今と変わっていなくて、昔からあの姿だったんだなーと、すごく嬉しくなってしまいました。


でも、スパス・ナ・クラヴィー聖堂の写真↓が、ちょっと違っていました。

血の上の教会 ←この写真は、今年の夏、私が撮ってきたものですが、写真集では、こんなにきれいじゃないんです!

この教会は、今回の旅行中、もっとも印象に残った外観だったのですが、全体にもっと暗い感じで、色がほとんどなくて、排気ガスで汚れたような感じでした。

修復前の写真なんでしょうかね?


エルミタージュ美術館、ボリショイ劇場、クレムリン大会宮殿など、それぞれ内部の写真まで載っていて、旅行前に見たかったかもーと思ったり(笑)


バイカル湖やシベリアの風景もあって、あーいう何にもない、だだっ広い野原とかにも行ってみたいなーと思いました。

あ・・・また、「ロシアに行きたい病」が復活してきた・・・。


あ~、叔父が生きていたら、この写真集を見ながら、ロシアの話が出来たかもしれないのになー。

きっと、オペラとかクラシックも好きだったと思うなぁ。